キヌガサソウの大輪・東北地方最高峰の夏

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稚児の風車(チングルマ)を見ていただいたあとは
大人の風車といきましょう

どこの山でも
頂上を目指す道は、登り一辺倒ではなく
時折ほんのちょっとの下りや巻きを織り交ぜて
うまく変化がつけられている

稜線近くの亜高山帯で巻き道に出くわしたら
きっとキヌガサソウが待っている
ちょっと湿った涼しい南斜面の樹下
7センチはあろうかという巨大な花
園芸植物を思わせる、惜しげない姿

花びらに見えるのは、実はがく
本来の花びらは、白い紐状のもの
中心のめしべはパイナップルのよう
巨大でユーモラスな花
これでもユリの仲間

それにしても、
キヌガサソウとは分かりやすい名だ

by 谷山稜

稀種ヒダカエンレイソウ・東北地方最高峰の夏

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あぁなんとあでやかな
香り立つイイオンナ

紫の艶麗草
この人には
もう一生会えないかも

ヒダカエンレイソウ
エンレイソウとシロバナエンレイソウの雑種と言われ、ごく稀に現れる
種がつかないので一代限り。

撮ったときは普通のエンレイソウかと思って、あとで拡大してみてビックリ
今思えば、一期一会だったのかも。

by 谷山稜

マイヅルソウ・東北地方最高峰の夏

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ひそやかに
秘めやかに
光の粒を頂いて
口数少なきその娘
マイヅルソウと
呼ばれたり

マイヅルソウ

ゴゼンタチバナといつもセット
樹下の目立たぬ小さな花も
近づいて見てあげると
本当の美しさを惜しげなく晒してくれる

元気だったかい?

by 谷山稜

チングルマ・東北地方最高峰の夏

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不思議な名前のこの花は
姿なき山の稚児たちの風車

山わらし 山わろ とも言う
ちいさな精霊たちが、
飛び回っているかも知れない 山の草原

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はろばろと 空に向き合う 風車

回れ回れ 稚児車

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チングルマ バラ科
登り着いた草原を埋め尽くすその様は、高山植物のナンバーワン
私の大好きな花
花も可愛いが、種になると毛が伸びて風車のようになる

by 谷山稜

岩手県 大槌町、山田町、宮古市を訪問しました

大槌町役場
大槌町役場

2015年7月14日
岩手県中部太平洋沿岸の、大槌町、山田町、および宮古市を順に訪ね、
きぼうの桜計画をご説明いたしました。

各市町村とも今回が初めての訪問ですので、
まずは構想を詳しくお話しし、植樹受け入れについて検討していただくことになりました。

どの地域も、現在、嵩上げ工事がたけなわで、多量の土砂がダンプカーで運ばれてきています。3年ほどかけて10メートルほど地盤を上げながら、新しい町が創られていくのです。

宇宙桜はどの町に、どのような場所に植えられるのでしょうか。
新しい町の完成形が、楽しみですね。

浄土浜(宮古市)
浄土浜(宮古市)

このあたりの海岸線は美しい地形が多く、写真は浄土浜というところですが、海猫の天国になっています。
鳴き交わす海猫の声を聞いていると、他の惑星に降り立ったかのような、そんな気持ちになれますよ。

ぜひ皆さん、岩手県を訪れてみてください。

秋田県仙北市(宇宙桜)を訪問しました

2015年7月13日
秋田県仙北市を訪問しました。
ここには宇宙・角館武家屋敷枝垂桜があります。

すでに枝垂れ始めている若い宇宙桜は8本あり、いずれも樹高3メートルに達しています。
早ければ来年早春にも、東北沿岸の街に寄贈できるかもしれません。
仙北市は合併してから来年2016年で10周年、良いことがありそうな予感がします。

下の写真は花の時期、だいたい4月下旬ですが、もう夢のような世界です。花の中に街がある、と世に言われる通りですね。東京から新幹線一本ですから、皆様ぜひこの時期に訪問してみて下さい。

釜石市(岩手県)を訪問しました

東日本大震災で1000人以上が犠牲になった釜石市にも、きぼうの桜計画が始動します。

ワンアースは、かねてより釜石市と、きぼうの桜計画の実現に向けて協議して参りましたが、
2015年7月3日、釜石市を訪問し、植樹候補地の視察を行いました。
植樹時期、場所とも、発表は少し先になりますが、素晴らしい場所が選定される見込みです。
釜石にやってくる宇宙桜はどの種類になるのでしょうか、楽しみですね。

ところで、2015年7月5日、たいへん嬉しいニュースが飛び込んできました。
釜石市の橋野鉄鉱山(橋野鉄鉱炉跡及び関連遺跡)
が『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業』のひとつとして、世界遺産に登録されたのです。
市長の談話「東日本大震災からの復興を目指す当市にとっては、大きな希望の光。市民の皆さまとともに、喜びを分かち合いたい」

鉄鋼の町、ラグビーの町、として栄えた釜石市。
震災の試練を経て、花の町になってほしいものです。

南三陸町を訪問しました

南三陸町の防災対策庁舎
南三陸町の防災対策庁舎

2015年7月1日 宮城県南三陸町役場を訪問し、きぼうの桜計画を説明しました。
これからじっくり時間をかけて、最適な植樹場所を検討しようということになりました。

宇宙桜(きぼうの桜)は、津波の到達点の直上で、桜の生育にも適した地形で、今後も長期的に安定した公共の場所でなければなりません。
ほとんどの市町村では、復興成った学校や、市民公園などが植樹候補地になっています。

ここ、南三陸町では、津波で市街地がほぼ壊滅してしまいました。

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若い職員が最後まで避難を呼びかけて殉職した防災対策庁舎は、鉄骨だけが残り、いまでは多くの人々が祈りに訪れる聖地になっています。

宇宙的視点から、この星の、いのちの美しさを体感しつつ、ひとつの星で共生するという新しい価値観に基づいた文化交流で、世界を一つに繋いでゆきます。