宇宙神代桜、爆発する生命力

2016年4月7日
山梨県北杜市の実相寺で、宇宙神代桜と母樹・山高神代桜に会ってきました。

宇宙桜は、2010年に発芽して樹齢6年、すでに5メートルを超える堂々たる若木になっています。

今年から看板も出来、多くの花見客に楽しんでいただいています。

母樹に較べて、花はピンクが濃く、ややうつむき気味に咲きます。
花軸の付け根のところが、ひょうたんのようにくびれているのがエドヒガン系に共通した特徴です。

また、この宇宙桜は稀に六弁花をつけることがあります。
写真は、実相寺の住職さんが撮影したものです。

ちなみに仏教の世界観では、六という数字は特別な意味を持ちます。
すなわち、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上という六つの世界を現しています。
もちろん宇宙桜と仏教の関係は分かりませんが、この桜が寺から天上に旅立ち、また寺に還ってきたことを考えると、なにかの巡り合わせがあるのかもしれませんね。
みなさんも、六弁花を探してみてはいかがでしょうか?

実相寺のHPは
http://park8.wakwak.com/~matsunaga/

宇宙桜の案内図は
http://www.hokuto-kanko.jp/hkk_core/wp-content/uploads/2016/02/Jindai_sakura_map.jpg