宮城県七ヶ浜町、きぼうの桜に参加決定

2016年12月26日

ワンアース長谷川洋一代表理事は宮城県七ヶ浜町を訪問し、寺澤薫町長以下、主だった方々と協議し、この町への宇宙桜贈呈を決めました。
植樹祭は2017年春になる見込みで、植樹場所や日時、宇宙桜の種類については追って発表される予定です。


東日本大震災の時、七ヶ浜町の人口の一割にあたる約2000人が、家を失い、仮設生活を余儀なくされていました。
あれから6年を数える2017年3月、ようやく皆さんが恒久的な住宅に移り住む目処が立ち、仮設住宅がその役割を終える見込みです。
この復興の大きな節目を記念して、仮設住宅跡地に、きぼうの桜を植樹することになりました。


七ヶ浜町には、その名の通り美しい砂浜があり、明治時代から海水浴場として賑わってきました。それが、あの大津波で破壊され、そればかりか、伊達政宗公以来綿々と育まれてきた海岸の松林も、大半が失われてしまいました。
2016年夏、ようやく海水浴場が(仮)復活し、3万人もの来場者があったそうです。これからも、東北屈指の海水浴場として、賑わいを取り戻してくれるにちがいありません。

この町の復興とともに、きぼうの桜は育ち、やがては地域を代表する巨樹となるでしょう。

<写真提供:七ヶ浜町>

仁淀ブルー、宇宙ひょうたん桜の故郷

2016年12月21日
高知県仁淀川町を訪問し、生産をお願いしている宇宙ひょうたん桜の苗を見せていただきました。


雨上がり 山霧晴れる ひょうたん桜

山岳風景を従えて、堂々たるシルエット。
ひょうたん桜の原木は、樹齢400-500年(正確なところは不明)。
日本を代表する巨桜のひとつで、高知県仁淀川町の「桜地区」にあります。
桜地区は、Googleマップやカーナビにもほとんど記載がない、素晴らしい仙境なのです。


この桜の種が宇宙フライトしたのは2008年、地球に帰還したのが2009年のことです。
宇宙を旅した200粒の種の中から、発芽したのはわずかに4粒。
現在、そのうち2本が現地で「公開」されています。


手前から宇宙ひょうたん桜と、珍しいひょうたん桜の枝垂れ子樹。
宝のような若木が並んでいます。


桜守の金尾大蔵先生
ひょうたん桜母樹の子樹を台木にして、宇宙桜を接ぎ木で育てていただいております。絶好の環境の中、10本あまりの宇宙桜苗は、ぐんぐん伸びて、既に高さは3メートル。嫁入りする日を心待ちにしています。


太陽と森と清流の仁淀川町
この地で育まれた名桜・宇宙ひょうたん桜は、きっと千年先まで希望のシンボルとして東北やその他の地域で咲き誇ることでしょう。


ワンアース長谷川代表 大石弘秋仁淀川町長 大野敏光前教育長

きぼうの桜 テーマソングの収録を行いました

きぼうの桜計画のテーマソングが遂に完成し、
2016年12月11日、キングレコードで収録を行いました。

 作詞・村田さち子
 作曲・しゅうさえこ
 編曲・白石哲也

きぼうの桜事業の意義をふまえ、
三十一世紀まで歌い継がれることを目指した、優しい曲に仕上がりました。
この曲は、ソロと合唱の2バージョンがあり、それぞれカラオケも用意しました。
作曲者しゅうさえこさんのソロも力強く素敵ですし、児童合唱版も伸びやかに明るく仕上がりました。
来年1月末にCDでリリースされます。ご期待ください。

 歌・しゅうさえこ ひまわりキッズ
 ピアノ伴奏・岩波佳代子
 合唱指揮・小林晴美
 制作・早野佳代子(キングレコード)
 デザイン・長谷川洋一
 プロデュース・一般財団法人ワンアース

福島県教育委員会を訪問しました

2016年11月24日

ワンアースの長谷川洋一代表理事は福島県庁を訪問し、鈴木淳一教育長ほか、主だった方々にきぼうの桜計画を御説明。県としてのご理解と今後のご参画をお願いいたしました。

福島県ではすでに、楢葉町、飯舘村などで、きぼうの桜計画の実行が決まっていますが、そのほかの市町村でも御検討中です。
このうち、もっとも早い植樹は楢葉町で、2017年3月上旬頃になる予定です。