きぼうの桜事業とは、

 2011年3月の震災、謹んでお見舞い申し上げます。 その後の復興に向けたご尽力の中で生まれた国内外との新たなご縁を鑑みるに、この未曾有の不幸は、この星がひとつに結びつく、史上稀な機会であるのかもしれません。 幾万の御魂のためにも、私たちはもう嘆くことをやめ、再生のための行動を起こさなければならないと信じております。

 ここに、遙か宇宙を旅して、なお健気に生き抜く日本の花たちがおります。 2008年、日本各地一万人規模の少年少女の手で集められた、桜、ゆり、すみれの種が、国際宇宙ステーション「きぼう」へ旅しました。若田光一さんとともに宇宙を旅した花のいのち(種)たちは、地上へ帰還後、各地で芽吹き、花咲き、いのちの美しさを私たちに伝えてくれます。

 このきぼうの花を、日本の復興のシンボルとして各地に贈り、再生日本の夢と勇気のシンボルとするプロジェクト「きぼうの桜」が始動しました。

 それでは、本ホームページで、計画内容をじっくりとご覧ください


宮城県七ヶ浜町での植樹祭にて 2017年3月30日

宇宙的視点から、この星の、いのちの美しさを体感しつつ、ひとつの星で共生するという新しい価値観に基づいた文化交流で、世界を一つに繋いでゆきます。