宇宙へ行く各地記念品、JAXAに引渡完了

東北復興宇宙ミッションでは、参加するすべての自治体(東北三県被災地42市町村、復興を後押しする「きぼうの桜」苗元等4地域6市町村、及び3県)から10gの記念品を受領し、ワンアース本部に集結させました。記念品は主に花や野菜の種など、町の未来に宇宙の風を吹き込んでくれそうな顔ぶれです。

2021年2月12日、これを宇宙飛行パッケージにまとめ、5月にNASAから打上げるべく、JAXAに託しました。

全パッケージを並べたところです。

アイテム数があまりにも多いので、県別に袋に纏め、さらに全体を一つの袋にまとめました。

お気づきだと思いますが、NASA公認の宇宙フライト用パッケージは、どこででも売っているジップロックバッグ(Ziploc)なのです!

これら記念品は、各地域趣向を凝らして選定しており、ポスト10年の復興(地域再生、次世代への伝承、そして心の復興)に活用されます。

打上は2021年5月半ば NASA/Space-Xの Falcon9ロケット(ドラゴン補給船)に乗って国際宇宙ステーションに旅をします。地球帰還は6月末頃、日本に帰ってくるのは7月の予定です。

宇宙的視点から、この星の、いのちの美しさを体感しつつ、ひとつの星で共生するという新しい価値観に基づいた文化交流で、世界を一つに繋いでゆきます。