名取市、きぼうの桜計画参加を決定!

2018年8月24日
ワンアース長谷川洋一代表理事が宮城県名取市を訪れ、山田司郎市長と懇談し、同市の「きぼうの桜」計画への参加が正式に決定いたしました。

左・山田司郎名取市長 右・長谷川洋一ワンアース代表理事

東日本大震災当時、仙台空港を襲う津波の映像を忘れられない方も多いでしょう。
仙台空港は実は名取市にあります。
宮城県南部の海岸はおおむね平坦な地形なので、津波は想定を遙かに超えて内陸まで押し寄せ、名取市でも1000人近い犠牲者を出してしまいました。

ここに、奇跡のように津波をかぶらなかった丘があります。その丘全体が墓地公園として整備されることになっており、きぼうの桜はシンボルツリーの役割を担うことになります。
避難の目標として、震災の記憶と教訓の伝道師として、きぼうの桜はこの地に千年受け継がれていくことでしょう。

20m四方の植樹場所を決める(39度の酷暑の日でした @_@)

きぼうの桜サミット2018「楢葉の夏」開催速報


2018年8月18日 きぼうの桜サミット2018「楢葉の夏」は大盛況のうちに閉幕しました。


前夜祭(8月17日)、現地視察(8月19日)を含めると3日間にわたる交流事業となりましたが、15地域約300人の参加を得て、目的であった広域交流の基礎を盤石にすること、次世代との交流を確立することが、ほぼ達成できたと考えます。


若い世代も「対等」に参加したパネルディスカッション

特に今回は「次世代へ!」というテーマを掲げ、宮城県気仙沼市立大島中学校の生徒さん8名、山梨県北と市立甲陵高等学校の生徒さん18名を迎え、さらに、前夜祭には地元楢葉中学校の生徒さん10名、ふたば未来学園高等学校の生徒さん1名も加え、多くの若人の参加を得ることが出来ました。

福島浜通りの民衆芸能、天神太鼓やよさこいも大いに盛り上がり、復興の意気が高いことを印象づけました。

次回開催は2019年7月下旬、岩手県洋野町と決まりました。

次回の開催宣言をする洋野町・日當博治副町長

今回御参加のみなさま、ありがとうございました。
詳報は追って掲載します。

【参加15地域】岩手県洋野町、宮城県気仙沼市、宮城県七ヶ浜町、福島県福島市、福島県浪江町、福島県富岡町、福島県楢葉町(ホスト)、福島県川俣町、山梨県北杜市、兵庫県淡路市、兵庫県南あわじ市、鳥取県湯梨浜町、高知県仁淀川町、埼玉県吉川市、中国上海
【特別参加】気仙沼市立大島中学校生徒のみなさん、北杜市立甲陵高等学校生徒のみなさん、七ヶ浜婦人会のみなさん、七ヶ浜町の劇団NaNa5931のみなさん、楢葉町天神太鼓のみなさん、浜通りよさこいチームのみなさん
一般観覧のみなさん
総勢300名

主催:一般財団法人ワンアース
http://www.the-one-earth.org/jp/
共催:楢葉町(福島県)

全体合唱

きぼうの桜サミット、始まる

きぼうの桜サミット2018「楢葉の夏」いよいよ開幕!

8月17日 14時 まずは 中高生Welcome Meetingです
新しく完成した楢葉町の交流館CANvasに、福島県外から、北杜市立甲陵高校のみなさん、気仙沼市立大島中学校のみなさんがやってきました。
ふたば未来学園高校と楢葉中学校のみなさんがお出迎え。
NARAHA最高!

北杜市の甲陵高校、楢葉へGo!

宇宙神代桜、そして世界最古の山高神代桜を擁する苗元・山梨県北杜市
ここに、北杜市立甲陵高校があります。


八ヶ岳の清涼な空気に育まれ、少年少女はのびやかに育ちます。
この学校からは18名の生徒が、きぼうの桜サミットに参加します。

サミットでは、お琴の演奏、宇宙アサガオの研究発表、合唱、そして休み時間にはお茶の野点サービスにと大活躍してくれることでしょう。

海のない山梨県。
浜通りの海風に触れて、青春のパワーが爆発するか!?

サミットがますます楽しみですね。
さあ、今年の8月18日は、楢葉へ、Go!

きぼうの桜サミットの詳細はコチラ

【日時】 平成30年8月18日(土) 10時から17時
【場所】 楢葉町コミュニティセンター大ホール
【主催】 一般財団法人ワンアース(共催:福島県楢葉町)
【参加地域】(以下の各地首長級または中高生含む住民代表)
洋野町(岩手)、気仙沼市(宮城)、七ヶ浜町(宮城)、楢葉町(福島)、福島市(福島)、浪江町(福島)、富岡町(福島)、川俣町(福島)、北杜市(山梨)、淡路市(兵庫)、南あわじ市(兵庫)、仁淀川町(高知)、湯梨浜町(鳥取) ほか
【出演】 七ヶ浜町ミュージカル劇団NaNa5931、地域の郷土芸能団体など
【プログラム】
   きぼうの桜の文化祭(10:00-12:00)
天神太鼓(楢葉町)
復興の今を語る(宮城県七ヶ浜町婦人会)
島中ソーラン演舞&復興への想い(宮城県気仙沼市立大島中学校)
お琴の演奏&宇宙アサガオ研究発表(山梨県北杜市立甲陵高等学校)
浜通りよさこい競演
   交流の祭典(13:00-17:00)
ビデオメッセージ(山崎直子宇宙飛行士)
歌のプレゼント(北杜市立甲陵高校)
パネルディスカッション「次世代へつなぐもの」(各地代表)
  歌のステージ(ミュージカル劇団NaNa5931・七ヶ浜町)
全体合唱「きぼうの桜」

島っ子たちがやって来る

2018年8月2日

ワンアース長谷川洋一代表は、気仙沼市立大島中学校を訪問し、8月のサミットに参加する生徒たちと交流しました。

ここには2012年春に植えられた「きぼうの桜第1号」があり、すでに7mの若木に成長しています。

東北最大の有人島である大島。宿願だった本土との架橋は30年度末開通予定となっています。いわゆる「島が島でなくなる日」を目前に控え、少年少女は島の将来をどう考えているのか。サミットでは彼らに発表してもらいます。

今回のサミットのメインテーマは「次世代へ!」