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復興宇宙祭り2023リモート開催

2023年1月25日【復興宇宙祭り2023リモート】を開催いたしました。コロナ第8波のさなか、東北復興宇宙ミッション2021の継続的成果発表と情報共有、議論ができたのは意義有ることと思います。

七ヶ浜町・寺澤薫町長からの開会のご挨拶

多賀城市ではNPOみそらの郷(加藤真崇さん)と城南小学校の協力で宇宙古代米が順調に増え、有名カレー店とのコラボの話も具体化しており、間もなく市場投入も可能に!

NPOみそらの郷の加藤真崇代表・・・宇宙古代米の増殖はこの人の手にかかっています

塩竈市では、仙台大学附属明成高校の協力を得て、宇宙白菜の市場展開と地域交流のストーリーが出来ており、蜂屋食品ではすでに宇宙白菜を使った餃子を「星めぐりの白菜餃子」と命名して製品化に成功、間もなく市場投入!

すでに商品化・販売寸前! 宇宙餃子を説明する蜂屋食品の蜂屋和彦社長

仙台市では韓国総領事館、宮城県と連携して昨年12月に宇宙キムチ造りイベントを開催した!

七ヶ浜町では宮城県農業・園芸総合研究所の指導も得て宇宙ルバーブを順調に増やしており、町民参加で栽培講習会や苗植え・収穫・ジャム作り体験会などを実施。今後、ジャムやケーキなどさまざまな加工品に供する準備が着々と進んでいる。

七ヶ浜町で宇宙ルバーブ生産に取り組む渡辺弘さん

宮城県農業高校では、名取市の宇宙コスモスと岩沼市の宇宙ナデシコを育て、復興事業はじめ社会的に波及させる活動を継続中、エシカル甲子園・消費者庁長官賞や、脱炭素チャレンジカップなどで実績を挙げている。

輝かしい実績をあげている宮城県農業高等学校(ミヤノー)の生徒たち

こうしたみなさまの活動は、必ずや未来の地球規模の活動につながっていきます!

そして山崎直子委員長(宇宙飛行士)からの特別講演では、最近のめまぐるしく展開する宇宙開発の前線や、地球の大切さが、いつものように優しい言葉で語られました。

特に「宇宙が特別なのではない、地球が特別な場所」という言葉は、参加した青少年たちの心に刻まれたようでした。

講演の後は子どもたち中心に宇宙飛行士への質問コーナーが続き、和やかに終演を迎えました。

動画リストはコチラ

参加者

  • 復興庁 被災者支援班・濱田陸太郎様
  • 七ヶ浜町・寺澤薫町長
  • 東北復興宇宙ミッション実行委員会・山崎直子委員長(宇宙飛行士)
  • 東北復興宇宙ミッション実行委員会・長谷川洋一事務局長
  • 松島町・宇宙ミッション担当・総務課・大久保哲也様
  • 利府町・宇宙ミッション担当・秘書政策室・成田奈穂美様
  • 七ヶ浜町・宇宙ミッション担当・政策課・青木ゆかり様、植杉淳一様、宇宙ルバーブ生産者・渡辺弘様および町産業課・佐藤篤史様、荻野繁樹様
  • 多賀城市・宇宙古代米生産者・加藤真崇様(NPOみそらの郷)
  • 塩竈市・宇宙ミッション担当・政策課・鶴家千尋様
  • 塩竈市&仙台市の宇宙白菜関係・仙台大学附属明成高等学校・月本麻美子先生、宇宙白菜餃子開発者・蜂屋和彦社長(蜂屋食品)
  • 一般客(七ヶ浜国際村ホールに迎えた)10名程度
  • 宮城県農業高等学校・教諭2、生徒10名程度

気仙沼市立条南中学校・教諭2、生徒8名

宇宙キムチ誕生(仙台市、塩竈市)

12月10日
駐仙台大韓民国総領事館&宮城県が主催する「光州‐仙台姉妹都市提携20周年記念☆仙台白菜で作る Kimchi Festival 2022」が開催されました。

会場は仙台大学附属明成高等学校と塩竈市の二会場で、リモート中継で結ばれ、100名を超える市民が集まりました。

主催側からは韓国の林熙順総領事や仙台市の郡和子市長も出席。

郡市長は挨拶の中で、この日の食材が宇宙白菜であることにも言及してくださいました。

緊張して来客を迎える生徒さんたち

明成高校食文化創志科の生徒さんたちが本当によく頑張って準備をしてくださったおかげで、参加者たちは至れり尽くせりの環境の中で「マイ宇宙キムチ」作りを楽しんでいました。

宇宙白菜の立役者・明成高校食文化創志科・高橋信壮教諭が宇宙キムチの由来を詳しく講釈

12月10日<参加者・約150名>
 一般市民120名(仙台70名、塩竈50名)
 明成高校 高橋先生以下生徒・教諭20名程度
 仙台市長以下市職員、宮城県職員
 在仙台大韓民国総領事館 林熙順総領事ほか関係者、マスコミ等

宇宙白菜が収穫されました(仙台市、塩竈市)

東北復興宇宙ミッションで誕生した仙台市と塩竈市の「宇宙白菜」の活用が爆速で進んでいます。

2022年12月5日 宮城県仙台市・せんだい農業園芸センター
一気に冷え込み冬の様相を呈した仙台平野で、宇宙白菜の収穫が行われました。

中心になったのは仙台大学附属明成高等学校・食文化創志科で、生徒の皆さんが宇宙白菜を数百株育ててくれています。
参加した市民の皆さまは、ずっしり重い宇宙白菜の立派さに歓声をあげていました。収穫された白菜は、12月10日のキムチフェスティバルに供されることになりました。

12月5日<参加者・約15名>
 明成高校高橋先生以下生徒3名、仙台市職員、宮城県職員
 在仙台大韓民国総領事館 南京美副領事ほか関係者
 在日本大韓民国民団宮城県地方本部 李純午団長

MS&ADゆにぞんスマイルクラブ助成団体2022に採択されました

地球環境が、そして人類の国際社会の環境がめまぐるしく変化する中、ワンアースは今年度もMS&ADゆにぞんスマイルクラブ助成団体に採択されました。推薦してくださった方、そして関係者のみなさまに、篤く御礼申し上げます。

この助成金は、この助成金はMS&ADインシュアランス グループホールデングスのグループ各社の社員の皆さまお一人お一人の御意志による社会貢献活動として、毎月のお給料から拠出し、ワンアースの「きぼうの桜」のような社会事業への助成などにあてられています。

これまでも きぼうの桜のほか、数々の団体を支援し、世界中の子どもたちに絵本や手編み作品を贈る活動を支援していらっしゃいます。

ワンアースでは2018年以来、5年連続で選定され、身が引き締まる思いですが、戴いた助成金を、きぼうの桜事業で使用する「紲石」(きずないし)の製作費に充てさせて戴きます。

ECC国際外語専門学校様のカフェ・ラポールと連携します

福島復興支援 カフェ・ラポール Café Rapport〜キセキ〜
https://kokusai.ecc.ac.jp/hotel_report/generation12/

日時:2022年12月4日(日)から8日(木)5日間限定
開催時間:11:00~17:00
☆新型コロナウィルス感染症の感染状況推移により、変更または中止になる場合がございます。ご注意ください

会場:ECC国際外語専門学校1号館9階 ホテル実習室
〒530-0015 大阪市北区中崎西2丁目1番6号

【特報】12月4日(日曜)限定ですが、福島県大阪事務所さんのご尽力により「東北復興宇宙酒」が数量限定で販売されます。売り切れの際はご容赦ください!!!

ECC国際外語専門学校様(大阪)では、主にホテルマンを目指して若い皆さんが語学や技能を磨いています。2011年から毎年、福島の復興を応援するためのチャリティカフェを開催し、これまでの11回で総額7,167,039円を福島県へ寄附してくださっています(これは凄いです)。

ワンアースは10月に同校を訪れ、復興ワークショップを開く機会を戴きました。東北復興宇宙ミッションの経緯説明の後、生徒の皆さんの豊かな発想力で『宇宙カフェ』のアイデアが次々に出てきました。

<SNS>
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福島県「令和4年度ふるさと・きずな維持・再生支援事業」の補助金の交付を受けた活動です。

以下、お願い事項です。
↓↓↓
コロナウィルス感染対策
ECC Hotel International Café Rapportは、お客様に安心してご利用いただけるよう、新型コロナウィルス感染対策の取り組みを行っております。
●アルコール消毒の設置 ●検温器の設置 ●カフェ内、パブリックスペース、待合室のアルコール消毒 ●従業員のマスク着用、健康状態の確認 ●従業員の手洗い、手指の消毒徹底●座席数を減らし、密接しないようにテーブルを配置 ●アクリル板の設置 

〇お客様へ〇
来店時のマスク着用、検温、アルコール消毒にご協力くださいますよう、お願い申し上げます。ご来店中に、体調がすぐれないと感じられた際は、速やかに、スタッフまでお申し出くださいませ。上記対策により、ご案内に待ち時間が発生する可能性がございますが、ご理解・ご協力を、よろしくお願い申し上げます。また、テイクアウトメニューも用意しております。スタッフまで、お気軽にお尋ねくださいませ。

【12代目ラポール紹介文】
ECC国際外語専門学校ホテルコース卒業年度生の卒業制作として、2年間及び3年間の専門学校で学んだ接客技術とホスピタリティ精神を活かし、一般のお客様をお迎えするカフェを、5日間限定でオープンします。「ラポール」とは、フランス語で「繋がり」を意味します。2011年東日本大震災発生時「僕たちに出来ることはありませんか?」という先輩の言葉をきっかけに「Café Rapport カフェ・ラポール」が発足し、今年で12回目の開催となります。この12年の歴史は、先輩方が多くの壁を乗り越え繋いでくれた「軌跡」であり、たくさんの方々のご支援が叶えてくれた「奇跡」であると思い、12代目のテーマを「キセキ」としました。コロナ禍を経験し、存在するもの全てが当たり前でない事を知ったからこそ、活動を通じて私たちが経験できる全ての「キセキ」に感謝し、学びのすべてを社会に還元すべく取り組んで参ります。ご来店を、心よりお待ち申し上げております

【総支配人挨拶】
コロナ禍での「Café Rapport カフェ・ラポール」も、今年で3年目です。私たち12代目には、コロナ下での営業を実現した10代目・11代目の実績があります。先代の想い、そして、福島県からエールを送ってくださる皆様のご支援が、私たち12代目の強みです。先代と同様に、私たちも、福島県の正しい知識を学び「Café Rapport カフェ・ラポール」を通し、福島県の魅力を関西に向けて発信することが出来ればと思っております。今年もコロナ対策を徹底し、皆様に安心してお過ごしいただけますよう努めてまいります。12代目スタッフ一同、皆様にお会いできることを楽しみにしております。

宇宙タマネギが結ぶ交流・浪江町と南あわじ市

東北復興宇宙ミッションで、タマネギの種を宇宙飛行させた浪江町と淡路島の間に新たな縁が生まれました。

2022年11月10-12日、浪江町の代表団が南あわじ市を訪れ、生産者の畑やJA、兵庫県農業技術センターなどを視察しました。浪江町の生産者らは多くの情報を学び、今後の生産に活かしていくことになりました。


南あわじ市役所では、守本憲弘市長と1時間にわたり懇談し、今後の「たまねぎ交流」を約束しました。淡路の宇宙タマネギの種は来夏にも浪江町に贈呈され、町ではこれをプロモーションに活用する予定です。 

南あわじ市からは特別に保管されていた「宇宙タマネギ」3玉が贈呈された
返礼として浪江町からは「宇宙コスモス」の種が贈呈された

NHK兵庫

NHK関西

神戸新聞

【訪問者】
松本善郎・たまねぎ生産組合長
阿部仁一・たまねぎ生産組合顧問
金山信一・浪江町農林水産課長
磯貝智也・浪江町企画財政課長補佐
甚野源次郎・ワンアース福島統括プロデューサー
松林眞弘・ワンアース淡路キャンパス学長
長谷川洋一・ワンアース代表理事

☆ 兵庫県淡路農業技術センターでは、2021年7月に宇宙から帰ってきた貴重な種(淡路中甲高黄 5グラム)を増やし、来夏以降、東北の復興のために贈呈できるよう準備しています。
☆ 浪江町では復興ポスト10年の生業(なりわい)創生として、タマネギの新ブランド「浜の輝き」づくりに取り組んでいます。☆ 今回の訪問では、喜田憲和・南あわじ市危機管理部長と松林眞弘・ワンアース顧問に島内のコーディネーションを完璧に構築していただきました。この場をかりて篤く御礼申し上げます。

☆今回の企画は、福島県令和4年度「ふるさと・きずな維持・再生支援事業」補助金を受けて実施しました。

東京笹塚「東北復興宇宙酒」完売御礼

2022年11月3日から7日まで、東京笹塚駅前のショッピングモール21にて開催しました「東北復興宇宙酒」の試飲販売会は、おかげさまで大盛況のうちに完了しました。

展示テーブル組込TVでは、野口さんの「宇宙からの世界にありがとう」発信映像も放映

試飲した方々の多くは福島のお酒の美味さを再評価してくださいましたし、中には故郷や知己が福島にあると懐かしむ方もいらっしゃいました。

また、JAXA/JAMSSや国立天文台など宇宙関係者のネットワークで発信してくださった方々も多く、静かなトレンドが作れたのではないかと感じます。

はじめに用意した約100本はほぼ1日で大半が売れ、緊急追加輸送の連続で綱渡り的でしたが、品切れすることもなく、期間中、用意した約300本が完売いたしました。

ご来場いただきました皆様、SNS等で発信して下さった皆様、誠にありがとうございます。

今後も「ひとつ、ひとつ」復興の階段を歩んで行きますので、東北の復興、そしてワンアースの事業を、今後もどうぞよろしくお願いいたします

東北復興宇宙酒@東京・笹塚販売会が新聞に掲載されました。

おかげさまで、東京・笹塚での販売会(2022.11/3-7)の反響が大きく、福島復興の情報発信としても期待できます。

今後は、都内はもちろん、関西方面での販売会も検討していきます。

福島民報様、福島民友新聞様、いつも報道ありがとうございます!

福島民報様(2022.11.5)

福島民友新聞様(2022.11.5)

東北復興宇宙酒販売会のお知らせ

東北復興宇宙ミッション2021関連事業

福島県令和4年度ふるさと・きずな維持・再生支援事業

福島県酒造組合と一般財団法人ワンアースは、東北復興宇宙酒の販売会を東京・笹塚にて開催する。同宇宙酒は東北復興宇宙ミッション2021の一環で宇宙飛行した「うつくしま夢酵母」から醸された希少品として話題を集めているが、都内ではなかなか入手できないという声に応えるため、今回は13銘柄を一挙に販売。

期間:2022年11月3日(祝)~7日(月)

場所:笹塚ショッピングモール21 1階特別催事場(京王笹塚駅より徒歩約2分)

https://www.mall21.co.jp/access/

期間中、3日(祝)、5日(土)、6日(日)には宇宙酒の試飲も提供する予定です。

(試飲・販売に当たって年齢確認をさせていただくことがありますので、年齢が確認できるものをご持参ください)

<東北復興宇宙酒とは>

2021年、東日本大震災復興10年を期して行われた歴史的イベント「東北復興宇宙ミッション2021」の一環で、福島県の「うつくしま夢酵母」が宇宙フライトした。37日間宇宙を旅して無事帰還した「宇宙酵母」を使い、福島県内の30以上の酒蔵が競うように醸し「東北復興宇宙酒」を誕生させた。まだ生産量が少ないため福島県外ではあまり流通していないが今回の宇宙酒フェアでは13銘柄の宇宙酒が集まる稀少な機会。宇宙のロマンと福島の技が融合した「宇宙酒」を、秋の夜長にぜひご堪能いただきたい。

東北復興宇宙酒フェアのご案内(笹塚ショッピングモール21ウェブサイト)

幻の宇宙蕎麦完成、福島県川俣町で

収穫の秋、福島県川俣町では、宇宙フライトした「幻の山木屋在来蕎麦」の実を山木屋中学校生徒らの手も借りつつ増やしてきましたが、このたび産業化の第一歩として商標登録にこぎつけました。

2022年10月23日、同町山木屋地区で行われた御披露目イベントには地域内外から約50名が駆けつけ、地元生産組合の大内孝雄組合長と川俣町の佐久間裕晴教育長が除幕を行い、商標【高原の宇宙(そら)】を発表しました。

続いてワンアース長谷川から、宇宙ミッションにかかわる物語を延々40分にわたりお話しし、「高原の宇宙」を外へ発信する具体策として、次の7つの提言を行いました。

1)2023年4月の仙台全国都市緑化フェアに展示

2)2023年8月の復興宇宙サミット(楢葉)で試食

3)2023年10月のコスキンなどで模擬店出店

4)2023年秋、山木屋地区への集客イベント

5)全国天女サミットを川俣に招致し、振る舞う

6)他の地域との協演(田村市の宇宙そば、など)

7)宇宙酒とのコラボイベント

その後、全員で宇宙蕎麦を試食しましたが、爽やかな甘い香りを感じる宇宙的逸品になっていたと思います(*個人の感想です)。特筆すべきは喉ごしの滑らかさで、つゆ無しで何杯でも食べられるほどでした。

宇宙そばを試食しながら、大内生産組合長、佐久間教育長はじめ、関係者らと懇談し、この地域へ来なければ食べられないようなレア感も重要なので、まずこの地で増やし、ついで広めていこう、という意見を拝聴しました。

今年は生産量がごく限られる中、10月29日から11月6日まで、川俣町山木屋地区の食堂「やまこや」さんで1日限定50食販売するそうです

この産業化に至るまでには、県北農林事務所経営支援課、ふくしま地域産業6次化サポートセンター、公益社団法人福島相双復興推進機構が連携したチームプレイ体制が出来ており、他の地域にも参考になるモデルと思われます。

ワンアースでは、外との連携や、地域の子どもたちへの宇宙の物語り伝承などの面からも、今後も協力していきたいと思います。