2015年12月17日
この日は、洋野町、久慈市、野田村を訪問し、
きぼうの桜計画の調整を行いました。
どの街も、最良の場所を探そうと、検討を続けています。
31世紀の子孫たちへ、最高の遺産を残したい。
そんな思いが、共有できていると思います。
2015年12月16日
三陸鉄道さん(宮古駅)を訪問し、
総合企画アドバイザーの草野悟さん、宮古駅長の橋上和司さんと、きぼうの桜に関するコラボレーションの可能性を話し合いました。
左から 橋上駅長、長谷川代表理事、草野アドバイザー
(草野さんは「三陸鉄道を勝手に応援する会」会長として有名な方です)
サンテツの名で親しまれるこの第三セクターの鉄道会社は
なんといっても あまちゃんで大ブレイクしましたね。
三陸鉄道には、南リアス線(盛−釜石)と北リアス線(宮古−久慈)がありますが、
この間(釜石−宮古 55.4km)は現在JR山田線がつないでいます。
ところが、このJR区間も数年後には三陸鉄道に移管され、新しいサンテツが誕生するそうです。楽しみですね。
ワンアースとしては、各市町村への きぼうの桜 植樹と並行して、ぜひ地域の足であるサンテツさんとコラボして、地域に貢献したいと思います。
すべてはこれからですが、ご期待ください。
2015年12月15日
岩手県田野畑村を訪問し、石原弘村長はじめ、職員の方々と懇談しました。
現代、「村」というだけで、魅力的な響きですね。
そしてこの村は、既に きぼうの桜計画への参加が決まっています。
豊かな海の山の幸
たとえばこの村の宿・羅賀荘に泊まれば、
アワビの踊り焼きや鮭の氷頭が、あたりまえのように出てきます。
朝陽に輝く海が目の前いっぱいに広がって、
栄養ぎっしりの濃密ヨーグルトで一日が始まります
カルボナード
カンパネルラ
三陸鉄道の駅には、宮沢賢治にちなんだ幻想的な愛称がついています。
写真は、カルボナード島越駅
洒落た駅舎で、珈琲の香りとたわむれながら、
ゆったり汽車を待つ時間も、
贅沢かもしれません。
2015年12月11日
岩手県陸前高田市にある認定NPO・桜ライン311(岡本翔馬代表理事)を訪問しました。
私たちは、悔しいんです
この一言に凝縮された強い思いが陸前高田の若者たちを立ち上がらせました。
「津波到達ラインに桜を植える」これは震災直後から他の市町村でも試みられてきたことですが、桜ライン311では、市内の津波到達ライン全域に、10メートルおきに桜を植える、という取り組みで、これはたいへんなことです。
陸前高田市の津波到達線は、総延長 170kmにも及び、10メートルごとに植えるとなると、1万7000本になります。
困難なのは、その規模だけではありません。植樹候補地の地権者さんとの話し合い、各種許認可申請などなど、1本植えるだけでもたいへん複雑な準備が必要なのです。しかし若い力は恐れるところを知らず、何年かかっても志を全うすることでしょう。
ワンアースのきぼうの桜計画は、桜ライン311さんとのコラボレーションの中で実現したいと思っています。
宇宙桜は、この町のどこに植えられるのか、どのような人々が係わるのか、スタイリッシュな岡本翔馬さんが、きっと素敵なプランを考えてくださるでしょう。
是非ご覧ください。
2015年12月10日
宮城県女川町を訪問しました。
この町は既に、きぼうの桜計画への参加が決まっています。
この日は、長年、町の桜を育んでいらっしゃる「女川・桜守りの会」の藤中郁生先生を交え、
今後の方針について話し合いました。
もともと女川は桜の町と言われるほどだったのですが、津波で多くが失われてしまいました。
トンネルを抜けると桜の町だった。
そんな世界を蘇えらせようと、町の復興が進められています。
宇宙桜をどこに植えるか、町の景観も考えてじっくり最良のプランを練りましょう、ということになりました。
新生女川の明るい復興プランに宇宙桜が役立つのなら、ワンアースは幸せです。
2015年12月7日
日本を代表する桜守・十六代目佐野藤右衛門先生のもとへ、当財団長谷川代表理事が出向き、ワンアースのきぼうの桜計画について御指導いただきました。
藤右衛門先生は 延々3時間、いろいろな角度から、きぼうの桜を進める上での留意点などを分析してくださいました。
・やろうとしていることは正しいが、急いてはならん
・土作りも大事だし、植えてもらう環境作りが一番大事
このほか、
「東北に持って行くなら、母樹たちの許可を得たか? ちゃんと酒とスルメを持って、元の桜に頭を下げに行かなければだめだよ」と笑って御指摘されました。
酒一献のお話は、あながち冗談ではありません。
偉大な樹木には魂が宿っていますので、きちんと筋を通すような謙虚さがなくては、このような事業はうまくいかない、ということです。
「私どもは、あなたの種を勝手に宇宙旅行させましたが、今度は宇宙のご子息たちを、東北に連れていってもよろしいでしょうか?」
こう言って、母桜たちの全面承諾を得なければならないのかもしれません。