南三陸町
はからずも、この町の名を全国に知らしめた防災対策庁舎
最後まで住民に避難を呼びかけ、そして流された殉職者たち
想像を絶する津波は
この庁舎の屋上をも越える高さだった
2011年以後、
巡礼者の尽きることない聖地であり、
東日本大震災の記憶を後世に伝えるモニュメントの役割も果たし続けてきたが、
周りの土地の嵩上げが進み、遂に、フェンスで囲われてしまった。
2016年4月以降は当分の間、近づくことも出来なくなるという。
2016年3月9日
宮城県石巻市立住吉小学校に、静岡県浜松市から宇宙スミレ「希望」が贈呈されました。
このスミレは、2008~9年、有人宇宙システム株式会社(本社、東京)が実施した文化事業「花伝説・宙へ!」により、若田光一宇宙飛行士とともに国際宇宙ステーションに旅した日本のコスミレの種から生まれた直系子孫です。
数が少なく現在でも稀少なものですが、浜松市天竜区春野町の市民団体の手で育てられ、東北の子どもたちの元気復活に役立ててもらいたいとの願いを込めて、このたび贈呈されることになりました。
【宇宙スミレを育てる市民団体からのメッセージ】
すみれ草花愛好会・桐澤千鶴会長
「生命力の強い宇宙スミレに負けないぐらい元気にがんばりましょう」
犬居すみれ会・伊藤晋一郎会長
「住吉小学校で増やして、ぜひ他の学校にも届けてください。そして春野町に遊びに来てください」
2016年3月7日
浜松市天竜区春野町を訪問し、宇宙スミレの花かごを受け取りました。
このカゴには3鉢の宇宙スミレ「希望」が入っており、
来る3月9日、石巻市の小学校に贈呈されることになっています。
宇宙スミレは、2008~9年、有人宇宙システム株式会社(本社、東京)が実施した文化事業「花伝説・宙へ!」により、若田光一宇宙飛行士とともに国際宇宙ステーションに旅した日本のコスミレの種から生まれた直系子孫です。数が少なく現在でも稀少なものですが、浜松市天竜区春野町の市民団体の手で育てられ、東北の子どもたちの元気復活に役立ててもらいたいとの願いを込めて、このたび贈呈されることになりました。
宇宙スミレを育てる市民団体「すみれ草花愛好会」の桐澤会長は「この生命力の強い宇宙スミレに負けないぐらい元気にがんばりましょう」、同じく「犬居すみれ会」の伊藤晋一郎会長は「住吉小学校で増やして、ぜひ他の学校にも届けてください。そして春野町に遊びに来てください」と言っています。
東日本大震災で、最大の犠牲者が出てしまった石巻市
この町の学校に、宇宙桜や宇宙スミレを贈呈することが決まっています。
あのとき、
市民が避難して難を逃れた日和山の高台から見下ろす南浜地区
あのときまでは、住宅街でした。
復興への道はまだまだ続いています。
しかし、
高校生たちが立ち上がりました。
石巻中心に、宮城県内の高校生が集まって設立した、カフェ「 」
文字通り、カギカッコ、と読みます
高校生が開発した「親黒カレー」
サンマの栄養たっぷりです
このカフェは、石巻市役所の入る駅前ビルの1階にあります。
運が良ければ、初々しい高校生が接客してくれるかもしれませんよ。
さあ、ガンバレ石巻!
きぼうの桜、そして宇宙スミレ「希望」が、
この町の皆さんの心の復興に、
少しでもお役に立てれば。
2016年2月8日
仙台平野はうららかな小春日です。
この日は、仙台市、利府町、そして多賀城市を訪問し、きぼうの桜計画について話し合いました。
利府町は、すでにこの計画への参加を決めており、来春の植樹を目指し、最適な場所を検討中です。
仙台市、多賀城市ではまだ検討段階ですが、きっと計画実行となるように、ワンアースとしても、精力的に提案していく予定です。
また、利府町の高台には、宮城県総合運動公園グランディ・21があります。
メインスタジアムの「ひとめぼれスタジアム」は、伊達政宗の兜の三日月を象った宇宙的なデザイン。その偉容は、遠方からもよく見えます。
このスタジアム前の広大な広場に宇宙桜を植えたらどんな光景だろう・・・
発想はふくらんでいきます。