
ついに山陰地方初の、きぼうの桜が誕生しました。
多くの伝説が今なお息づく天女の里、鳥取県湯梨浜町。
この町は、2016年10月の鳥取県中部地震で大きな被害を受けましたが、人々の努力により復興が着々と進んでおります。
2018年3月6日 桜小学校跡地に、高知県仁淀川町から贈呈された宇宙ひょうたん桜が「天女桜」と名を改めて植樹されました。

セレモニーでは東郷小学校6年生のみなさん53名が、テーマ曲きぼうの桜を大合唱してくれました。これまでにない迫力でしたよ♪

これが紲石
こうやって、子どもたちの手から手へと回して

埋めます。



天女桜を見守る東郷湖はふるさとの母なのですね。
新しい天女伝説。
千年後にはどのような物語になっているのでしょうか♪

再生
この単純な言葉には、復興とは違う意味が秘められています。
新たな種から芽が吹き、次世代の名桜が生まれるように
ワンアースは、きぼうの桜計画を通じて、東北の新たな息吹を応援いたします。
復興から再生へ、
2023年までに新しく生まれ変わる渋谷のシンボルに「是非 宇宙桜を!」との渋谷区民の皆様の要望を受け、20メートル四方の緑地の確保を含めた挑戦を始めます。
実現には多くの困難が伴いますが、その過程で新しい物語りが生まれる予感があります。

2018年3月30日、そのキックオフとして、宇宙稚木の桜(原産地は高知県佐川町)を多摩商工会議所から戴き植樹することにいたしました。
→→→ 多摩桜プロジェクト詳細はこちらから
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植樹セレモニーは、3月30日 18時 さくら坂下特設ステージで行います。
5年後に巨桜の苗を迎え入れることを目指して、渋谷のみなさんとともに計画を進めていきます。
→→→渋谷宇宙桜プロジェクトの詳細はこちらから
→→→宇宙桜誕生秘話はこちらから
宇宙稚木の桜(ワカキノサクラ)が渋谷に植えられることになりました。
ここでは、物語を秘めた稚木の桜を紹介します。
→ → → コチラから
2018年2月25日、岩手県大槌町を訪問しました。
東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けたこの町に、復興の槌音が高らかに響いています。

今日は、大槌町名物「鮭」の文化祭。そして町民が楽しみにしていた「大槌バラエティショー」の公演なのです。

町民手作りの「全員主役」舞台。
大人の演劇は十分練り込まれたものでしたし、小学生たちの小劇も郷土愛あふれるものでした。
プロデュースする地元の臺隆明さんはじめ関係者の熱意により、なんと東京の地下鉄にも告知が出るほどの「地方発人気町民ショー」に成長してきました。
しかも次回公演は軽井沢遠征! 2018年3月14日

子どもたちのカーテンコール。立ち去りがたいものがありました。。。
地元、大槌学園の小学6年生たちだそうです。

プロデューサーの臺隆明さん(槌音プロジェクト代表)、実行委員長の平野公三・大槌町長、ご盛況おめでとうございます。
ワンアースは、きぼうの桜を植えるとともに、このような地域文化を応援します。

大槌町には、既に、きぼうの桜の植樹が決定しており、場所、時期などを具体化している段階です。早ければ2019年春にも植樹祭となります。
植樹祭はきっと素敵な演出になることでしょう。

きずな石、紲石と書きます。
このラピスラズリ球には、赤木一朗翁の書で「きぼうの桜」日付、ワンアースの銘が刻まれています。
きぼうの桜 の植樹祭で、木の根元に埋めてしまいます。
そして百年後、子孫たちが掘り出してくれるのを待ちます。
<写真の一品は、釜石市唐丹中学のために製作したもの>

今年もいよいよ春の植樹祭シーズンが近づいてきました。
2018年2月19日
今春きぼうの桜計画で宇宙神代桜を植樹する福島県浪江町と富岡町へ、苗元である山梨県北杜市・渡辺英子市長から、貴重な苗が贈呈されました。

式典の模様はNHKニュースほか、各局各紙でも報道されています。
贈呈された苗は、ワンアース顧問の桜守・三枝基治先生が丹精込めて育てたもので、2008年に若田光一宇宙飛行士とともに国際宇宙ステーションに飛行した山高神代桜(樹齢2000年・国指定天然記念物第1号)の種から発芽した宇宙神代桜の直系2世(実生)です。





ワンアースからはフライト証明書も贈呈いたしました。

浪江町、富岡町とも、東日本大震災の津波と原発事故で大きな被害を受け、いまだ復興途上です。2017年、一部で避難指示が解除され、住民が帰還を始めました。
この春には小中学校も再開します。
しかし町に賑わいが戻るまでの道のりは簡単なものではないでしょう。
それでもそこに故郷がある限り、ワンアースはきぼうの桜を植え続けます。

【富岡町のみなさんと、北杜市の名峰・甲斐駒ヶ岳】

左・野田武則釜石市長 右・鈴木義孝三春町長
岩手県釜石市の野田武則市長とワンアースは、2月8日、福島県三春町を訪れました。
三春町・鈴木義孝町長から、きぼうの桜(宇宙滝桜)目録が贈呈されるとともに、釜石市からは感謝状が贈られ、両町の末永い交流が約束されました。
釜石市長
「世界遺産・橋野鉄鉱山の地区に植えます。植樹祭は4月ですので是非御来釜ください」
三春町長
「娘を嫁に出すようなものですから、是非お伺いしたいです」
なお、実際の宇宙滝桜の苗は、現在4メートル近く。町長室で手渡しするには大きすぎるので、別途、ワンアースが輸送します。

植樹祭は2018年4月14日(土)、世界遺産である橋野鉄鉱山で行われます。
詳細につきましては追って公表させていただきます。
近隣の皆様、是非お越しください。

東日本大震災から400年前の1611年、慶長の大津波が伊達藩を襲いました。
家族を失い、家も田畑も船も流され、民衆は寒空の下にさまよいます。
五千もの領民の命を奪われ、ドン底ともいえる状況の中、伊達政宗は立ち上がります。
彼が示したのは、皆で巨大な船を作りヨーロッパを目指そうという、途方もない夢でした(現代ならば、我が町で宇宙ロケットを作って火星を目指そう、と言うに等しい)。

なぜそんな時に?
そんな時だからこそ、大それた夢を掲げ、民衆の心を奮い立たせ、結果、伊達藩の復興は大いに進んだのです。
この史実をモティーフにした新しいミュージカルが仙台で上演されています。

ジパング青春記
素晴らしい内容です。
このような市民文化の形で東日本大震災の記憶と教訓を残していけば、それは風化することなく、成長しながら子孫たちへ伝わっていくことでしょう。
400年前の先祖たちも、船越、浪分、などの地名を残すことにより、津波の記憶を残してくれました。
ライフラインやインフラは、金とコンクリートで復旧できますが、心を復興させるものは希望。


ワンアースは、希望を安売りすることなく、じっくりと東北に根を張り、復興文化を紡いでいきます。
宇宙的視点から、この星の、いのちの美しさを体感しつつ、ひとつの星で共生するという新しい価値観に基づいた文化交流で、世界を一つに繋いでゆきます。