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あたりまえが、ありがたい・・・3.11 飯舘村

ワンアースは3.11のこの日、福島県飯舘村に来ていました。
日本一美しい村 とも言われたこの村に津波は来ませんでしたが、原発事故の影響で、一時は全村が避難していました。
2018年に飯舘中学校が復活再開したとき、22名の中学三年生たちが全員帰ってきました。こどもたちで話し合って決めたことなのです

学校から見上げる丘の上に、巨大ハートが見える
丘の上の、きぼうの桜と学校

この日、きぼうの桜は学校を見下ろす丘に植えられ、彼ら22名の卒業記念樹になりました。

学校で生徒に語りかける菅野典雄村長
門馬伸市副村長。までい、は土地の言葉で「ていねいに」という意味だそうです
14:46に全員で黙祷しました

「あたりまえが、ありがたい」と思って生きること

大震災の、これまでと、これから。

ワンアースは、地域の皆様とともに「これから」を考えていきます。

東日本大震災から8年、ワンアースは、きぼうの桜計画を進めます

東日本大震災で犠牲になられた皆様に、そして今も避難生活や不自由な生活を余儀なくされている多くの皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。

きぼうの桜とは・・・若田光一宇宙飛行士とともにその種が宇宙を旅した日本各地の巨大桜の直系子孫(宇宙桜)を津波到達点上に植え、千年風化しない避難の目印として、そして宇宙からも見える復興のシンボルとして、この星の子孫たちに残す事業です

甲府、開府500年記念、きぼうの桜植樹祭挙行

2019年3月10日、甲府市の円光院で、こうふ開府500年記念事業として、きぼうの桜植樹祭が行われました。円光院は、武田信玄公の正室「三条の方」の菩提所として多くの人に今でも慕われています。

うららかな春の朝、多くの地域住民が集まりました。

激務の中、甲府市長・樋口雄一さんも駆けつけてくださいました

円光院・武田住職みずから米、酒で場を清めてくださり、読経される中、みなさんで献花しました。

参加した子どもたちは、タイムカプセルも埋設しました

そして、やって来ました! 宇宙桜大使のソラちゃん

もちろん今日も大活躍です。樋口雄一・甲府市長とすっかり仲良くなりました(そしてペロペロつき

午後からは小学校に場所をかえ、ワンアース代表・長谷川洋一による記念講演が行われました。その講演のために、地元の中学生たちが、こんな素敵なポスターを作ってくれました!涙・涙・・・

森楓恋さんの作品
齊藤千佳さんの作品

この桜は南アルプスに見守られ、きっと甲府駅からも見えるような大桜に育つことでしょう。

こうふ開府500年記念事業に参加します!

ワンアースは、山梨県で行われる「こうふ開府500年記念事業」の一環として実施される、宇宙神代桜記念植樹、および記念講演会 に参加します。

【宇宙神代桜記念植樹】

日時 平成31年3月10日(日) 11時~12時30分

場所 円光院境内 甲府市岩窪町500

【宇宙神代桜植樹記念講演】 つなぐ、かがやく、宇宙の桜(ワンアース代表 長谷川洋一の講演です)

日時 平成31年3月10日(日) 13時30分

場所 相川小学校体育館

きぼうの桜が学校に! 北杜市立甲陵高校

きぼうの桜(宇宙桜)が学校にやってきたら・・・ちょっとした事件かもしれませんね。2019年3月1日 北杜市立甲陵高校の卒業式でそれは起こりました。

「楢葉へ、Go」と叫ぶ高校生たち

この学校は、2018年8月「きぼうの桜サミット・楢葉の夏」で大活躍してくれた生徒たちが通う学校です。

甲陵高校のエントランスには、あの賢人たちが、

爽やかに晴れ上がった3月の空の下

渡辺英子・北杜市長、桜守の三枝基治先生、そしてワンアース代表・長谷川洋一がお祝いの言葉を述べ、生徒代表らの手によっておごそかに、きぼうの桜(宇宙神代桜)が植樹されました。

ワンアース長谷川代表は「この宇宙桜は、社会という大海原に船出するみなさんの、志の帆柱です。風を感じたら、いつでも帆を張って進んでいってください」と若者たちにエールを贈りました。


北杜市の名峰、甲斐駒ヶ岳(2967m 南アルプス)と赤岳(2899m 八ヶ岳の最高峰)

八ヶ岳や南アルプスに見守られながら、
旅だってゆく生徒たちの顔は、希望に輝いて見えました。

きぼうの桜も、この子たちと共に、立派に成長しますように!

卒業生のみなさん

宇宙ひょうたん桜、桜守たち

桜守・・・って、どんな人? ということで、高知県仁淀川町に、宇宙桜の生産現場を直撃してみました!

遙か遙か山奥の、文字通り仙境で、宇宙桜は生産されています

この秘密の桜畑で、宇宙ひょうたん桜は生まれます。

宇宙ひょうたん桜の桜守は、二人でひとつ

大野敏光さん(左・元仁淀川町教育長)は渉外、金尾大蔵名人(右)は苗の生産担当。さて、この苗は、どの町に行くのでしょうね ^o^

そして、宇宙ひょうたん桜の原木「ひょうたん桜」はこの威容。30メートル級でしょうか・・・誰もが認める日本の宝物ですよね!

南あわじ市、きぼうの桜(宇宙桜)を植樹

2019年2月18日、南あわじ市に、きぼうの桜(宇宙桜)が植樹されました。防災のための初めての植樹です。

守本憲弘・南あわじ市長、苗元の仁淀川町からは片岡廣秋副町長&桜守の大野敏光先生参加のもと、福良小学校全校生徒が校内に、きぼうの桜を植樹しました。

淡路島最南端のこの町には、もしも南海トラフ地震が起こった場合、8メートルを超える津波が押し寄せると予想されます。いつ来るか分からない災害に備え、千年先までの子孫たちに安全圏を示し伝えること。それこそ現代に生きる私たちの使命ですね!

エンデバー号の立派な石碑も!

きぼうの桜贈呈式 2019春

2019年2月1日、きぼうの桜の贈呈式が、苗元・山梨県北杜市で行われ、
渡辺英子・北杜市長から門馬伸市・飯舘村副村長と、中原恵人・吉川市長に、約2メートルの宇宙神代桜の苗木が贈られました。

渡辺英子・北杜市長から苗の贈呈を受ける両首長
左)埼玉県吉川市   右)福島県飯舘村

飯舘村は、日本一美しい村、とまで謳われた風光明媚な山峡にあります。しかし2011年3月、福島第一原発事故で放出された放射性物質が南東の風に乗ってこの村を襲ったため、全村避難という前代未聞の大被害を受けました。
その後の地道な除染活動などにより徐々に避難指示区域が解除され、昨年春、ようやく学校の再開にこぎつけました。
この3月、飯舘村の中学校は、再生後初めての卒業生を送り出します。
きぼうの桜はその卒業記念樹として、そしてやがては再生飯舘村のシンボルツリーとして成長していくことになるでしょう。

飯舘村に再生した小中学校と、きぼうの桜(数百年後)の想像図

埼玉県吉川市は、東日本大震災の大きな被災地ではありませんが、飯舘村の復興にずっと寄り添ってきており、今回アベック贈呈となりました。吉川市の計画は、別途御紹介いたします。

雪の中に雄々しく立つ二千年の大樹・山高神代桜(樹齢2000年 伝・日本武尊御手植)
宇宙桜1世。この若木から採取した種から、贈呈用の2世苗が生まれる

きぼうの桜計画とは・・・