2019年3月21日 宮城県名取市で、きぼうの桜植樹祭が行われました。
この日植えられた きぼうの桜は宇宙神代桜2世で、2008年にその種が宇宙飛行した山高神代桜(樹齢2000年)の直系子孫樹です
東日本大震災で千名近い犠牲者が出た名取市。特に被害が大きかった閖上(ゆりあげ)地区では、2018年4月にようやく学校が再開を果たし、今月、閖上小中学校から初めての卒業生が巣立ちました。
植樹祭の主役は、この卒業生たちです。この日もみんなで制服を着て駆けつけてくれました。
きぼうの桜が植えられた丘は、海岸に近いのに奇跡的に津波をかぶらなかった特別な場所
ここはまもなく震災の犠牲者のための墓地公園に生まれ変わります。
きぼうの桜であることの証明、紲石(きずないし)。ラピスラズリの珠に赤木一朗翁揮毫の「きぼうの桜」銘と日付が刻印されています。
この日、紲石は、丘の上に集まった卒業生の手から手へと回され、埋設されました
土掛けのあと、卒業生全員で水遣り儀式をし、きぼうの桜の生育を祈ってもらいました
そして、やっぱり来てくれました! 宇宙桜大使のソラちゃん。
今日も子どもたちにモテモテです
この奇跡の丘で、きぼうの桜は復興と再生のシンボルに成長することでしょう。
苗元・山梨県北杜市を代表して出席された浅川知海課長、激務の中、植樹祭を主催してくださった山田司郎名取市長、おつかれさまでした。