2019年2月1日、きぼうの桜の贈呈式が、苗元・山梨県北杜市で行われ、
渡辺英子・北杜市長から門馬伸市・飯舘村副村長と、中原恵人・吉川市長に、約2メートルの宇宙神代桜の苗木が贈られました。
飯舘村は、日本一美しい村、とまで謳われた風光明媚な山峡にあります。しかし2011年3月、福島第一原発事故で放出された放射性物質が南東の風に乗ってこの村を襲ったため、全村避難という前代未聞の大被害を受けました。
その後の地道な除染活動などにより徐々に避難指示区域が解除され、昨年春、ようやく学校の再開にこぎつけました。
この3月、飯舘村の中学校は、再生後初めての卒業生を送り出します。
きぼうの桜はその卒業記念樹として、そしてやがては再生飯舘村のシンボルツリーとして成長していくことになるでしょう。
埼玉県吉川市は、東日本大震災の大きな被災地ではありませんが、飯舘村の復興にずっと寄り添ってきており、今回アベック贈呈となりました。吉川市の計画は、別途御紹介いたします。