島っ子たちとの再会

2018年12月10日

この夏の、きぼうの桜サミットで大活躍してくれた気仙沼市立大島中学校のみなさんが感想文集を作ってくれたという知らせを受け、さっそく学校を訪問いたしました。

サミットの感想を記した壁新聞

この島は東北最大の有人島で、美しい海に囲まれた楽園です。
しかしまもなく本土との間に橋が架かり、大きく環境が変わります。

東日本大震災では、津波が島の中央の峠を乗り越えるなど甚大な被害が出ましたが、復興には当時から子どもたちが大活躍しています。
河北新報などでも報道されていますが、このたび島の新しい景観造りに、中学生たちの意見が取り入れられることになりました。そのデザインの中では、きぼうの桜(宇宙桜)も重要な役割を担うことになりそうです。

夏に出会った時からほんの数ヶ月で、中学生たちは大人に向かって大きく成長していました。

サミットで活躍する島っ子たち 2018年8月17日 福島県楢葉町

きぼうの桜計画は、大災害の記憶と教訓を、千年先まで伝える事業です。そのためにはただ宇宙桜を植えるだけでなく、こうして次世代のみなさんの協力を戴きながら、広域の市民事業に育てていきたいものです。