能登半島復興に歌でエールを♪奇跡のコンサート

能登半島地震で大きな被害を受けた石川県から名門児童合唱団「コマツHAPPYMELODY(ハピメロ)」が石川県を代表して「声楽アンサンブルコンテスト全国大会」出場のため福島市を訪れた機会に、古関裕而記念館で復興祈念チャリティコンサートを開催しました。

ワンアースがプロデュースするコマツハピメロの同館でのコンサートは3回目

今回は同団の声掛けに賛同した名門
♪ 岩手県立不来方高等学校音楽部さん
♪ 山口県下関市立熊野小学校合唱クラブさん
 そして会場で飛び入りしてくれた
♪ 山形県立山形西高等学校合唱団さん が夢の共演♪

遠く離れた地域の子どもたちが福島で出会い、思いをひとつに歌い、交流する稀有な機会となりました。
来年も必ず会おうね♪

コマツHAPPYMELODYさん、不来方高校さん、熊野小学校さん、山形西高さん、会場の福島市古関裕而記念館さん、
そしてご来場の皆さま、ありがとうございます♪

小中学生にとっては高校生といっしょに歌い、交流した時間が宝物になったそうです。

ワンアースは、青少年の音楽交流を全力応援いたします!

【報道】
福島民報「復興の願い歌声に 福島市で能登半島地震の復興祈念チャリティーコンサート 石川県の団体出演」 3/24

毎日新聞(全国)「能登半島の復興願う歌声 被災児童ら、福島でチャリティー公演」3/24

渋谷の宇宙桜、ついに一般公開

2024年3月22日
うららかな春の日射しにつつまれた渋谷の新名所・Shibuya Sakura Stage(SSS)で、宇宙桜が御披露目されました。

宇宙高桑星桜は、生まれ変わった渋谷の、ビルの谷間に開けた緑地「はぐくみStage」で3月22日、御披露目されました。

この日は渋谷区長ほか、岐阜の苗元「高桑桜保存会」から加藤詞伯会長はじめ4名のVIPをお迎えし、子ども合唱も交えてたいへん和やかな御披露目になりました。

ワンアース名誉顧問の山崎直子宇宙飛行士からビデオレターをいただきました

宇宙桜大使のルルちゃんも駆けつけ、大人気!

苗元・岐阜市からご来場の高桑桜保存会の皆さま

渋谷のみなさんは、次の、またその次の世代へと、この桜を大切に受け継いでいってくださるそうです。

被災地以外への宇宙桜贈呈は通常行われていませんが、今回のケースは、渋谷のみなさんからの7年越しの熱いラブコールに応え、特別な配慮で贈呈していただけたものです。

宇宙桜、渋谷に降臨。2024年3月22日

再開発により100年越しに生まれ変わった渋谷・桜丘に宇宙桜が植樹され、3月22日(金)に公開されます


街の再生の喜びを長く後世に伝えたい、という渋谷・桜丘の住民のみなさまの熱意を受け、ワンアースが企画しました。
今回植樹される宇宙桜は『宇宙高桑星桜』。岐阜県岐阜市・高桑桜保存会(加藤詞伯(かとうつぐのり)会長)の特別な協力を得て実現したものです。


宇宙飛行士の山崎直子さん(ワンアース名誉顧問)からもビデオレターが寄せられるほか、宇宙桜大使犬ルル(サモエド)も出席する予定です。

日時:2024年3月22日(金)11:45-12:30ごろまで
場所:渋谷サクラステージ『にぎわい Stage』及び『はぐくみStage』
【にぎわいStage】にて
・宇宙桜の説明
・児童合唱「きぼうの桜」
【はぐくみStage】に移動
・宇宙桜御披露目
・土掛け&水遣り
・紲石およびフライト証明書授与
・記念撮影
主催: 渋谷再開発組合
協力: 高桑桜保存会、一般財団法人ワンアース

星桜とは?


この桜の原木は日本に一本だけ、岐阜市高桑地区の桜堤に生息している「高桑星桜」で、その期限は謎です。<〒501-6122 岐阜県岐阜市柳津町高桑境川右岸堤防>


花は白く花ビラは尖り、しかも透けて見える緑色のガクが見事な星形に見えるところから星桜と名付けられたようです。


2008年、JAMSS(有人宇宙システム株式会社)の社会貢献事業「花伝説・宙へ!」で日本各地の巨大桜や名物桜の宇宙飛行が決まった時、じつはこの桜は選ばれていませんでした。
しかしプロデューサーだった長谷川洋一(現・ワンアース代表)が岐阜市を訪れたところ、すっかり宇宙へ行く気になっていた現地の中学生たちが、健気にも「実験中・宇宙飛行の準備中」と言う立て札を立てて、星桜の種を鳥から護るべく袋掛けを行っていたのです。それを見て断れる大人がいるでしょうか!


こうして高桑星桜の種は、日本各地の有名桜とともに、国際宇宙ステーションへ向かい、8ヶ月半の旅(地球を4100周)をして、若田光一宇宙飛行士とともに地球に帰ってきたのです。
<詳しくはAmazon Kindle「宇宙桜誕生秘話」をお読みください>

ところで、この星桜の種、過去に一度も発芽したことがありません。
このとき200粒の種が宇宙飛行しましたが、その後どうなったでしょうか?


なんと中学生たちが一粒だけ発芽に成功したのです。史上初の宇宙高桑星桜の誕生です。この快挙に対し、生態工学会から特別賞が贈られました(今も学校の中で育っています)。

<里帰り>
また、京都府立植物園にも5粒預けたところ、2粒が発芽し、立派に育ちました。そのひとつが故郷・高桑の善覚寺に里帰りし、いまも境内で大きく育っています。
<map>〒501-6122 岐阜県岐阜市柳津町高桑2丁目205


今回、渋谷に贈呈されるのは、善覚寺の宇宙高桑星桜のクローン(挿し木)です。宇宙桜は商業目的や、単なる観光目的では贈呈されませんが、今回は7年越しの桜丘住民のみなさまの熱意が認められ、例外的に貴重な一本を戴けることになりました。

きぼうの桜、大熊町の学校で記念植樹

2011年3月の東日本大震災・そして原発事故から復興する大熊町にて。
2024年3月8日、甦った学校の初めての卒業生らが「きぼうの桜(宇宙桜)」を植えました。

昨年開校した「学び舎 ゆめの森」の図書ひろばで行われたセレモニーには、全校生徒(約40名)や父兄が参加し、南郷市兵校長のほか、大熊町の三役、ワンアースからは長谷川洋一代表と甚野源次郎顧問が列席しました。

山崎直子宇宙飛行士からのビデオレター

紲石(きずないし)を贈呈(ワンアース甚野顧問から卒園児代表に)。フライト証明書を贈呈(ワンアース長谷川代表から卒業生代表らに)

雪のため、セレモニーは室内で行いましたが、それが終わると、代表生徒三名で、桜のもとへ挨拶しに行き、紲石の埋設と土掛けを行いました。

多くの報道陣からインタビューされた生徒代表の子どもたちは、桜とともに成長していきたい、綺麗な花が咲くところを見守りたい、と語ってくれました。

【報道】

「千年語り継がれるように」宇宙を旅したサクラの子孫 子どもたちが植樹 福島第一原発の地元・大熊町(TBS NEWS DIG 3/8)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tuf/1044466?display=1

大熊町で再開された教育施設で卒業 子どもたちが記念の植樹(NHK福島 3/8)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20240308/6050025525.html

復興のシンボルに 「学び舎ゆめの森」を卒業する生徒がサクラの木を植樹<福島・大熊町> (FNNプライム 3/9)
https://www.fnn.jp/articles/-/668811