若い世代の誘致による「心の復興」の新たな試み♪洋野町×盛岡第四高校

岩手三陸海岸最北端の洋野町に、高校合唱界の至宝・盛岡第四高校音楽部の新歓合宿を誘致しました(同校は、毎年秋に行われる全日本合唱コンクールにて、直近4回連続「全国金賞」を獲得しています)

四高のみなさんには、洋野町の大自然の中でパークゴルフや木工クラフト体験、津波から復興した食堂での朝食会、海岸散歩などを満喫しながら、町の人々と交流をしていただきました。そして日曜日の午後に町民を招いて無料のコンサートを開催してもらいました。


♪ 洋野町の皆さんは→最高のハーモニーに心癒されつつ盛岡の若者たちと交流できる
♬ 盛岡四高のみなさんは→被災地の復興を学びつつ最高の自然の中で仲間の紲を深める
というWinWinの構図で、復興そして町の交流人口獲得のモデル事業とも言えるでしょう。

翼をください(会場のみなさんと一緒に歌う)
気球に乗ってどこまでも
Circle of Life(ライオンキングより)

参加した生徒は27名(男10女17)、顧問の先生2名の総勢29名でした、
顧問の佐藤文子先生からは
・自然体験も良かったが、町長から子どもまで、町の人々とふれあえた「社会体験」が高校生にとって得難く有意義であった
・パークゴルフや、大部屋での「雑魚寝」で、新入生を含め部員たちの結束が一気に高まった。 という感想と感謝の言葉をもらいました。
生徒全27名からアンケートを採ったところ
・町の人とふれあえた
・パークゴルフや動物とのふれ合いをもっとやりたい
・海で遊んだりBBQをやりたい
など、滞在時間が足りなかったようです。全員が「またこの町に来たい」と書いてくれました。生徒たちにはInstagram等での情報発信を特にお願いしてありますので、若者たちのコミュニティの中でもこの町での体験が語られていくことでしょう。

コンサートのフィナーレでは ふるさと を会場一体となって大合唱し、ロビーでお見送りをしました。さっそくこの学校のファンになって部員たちといっしょに写真を撮る家族もあり、多くの町の人からは、涙が出たという感想をいただきました。

*告知用のチラシやポスターの印刷費に復興庁R5「心の復興」補助金を適用しました。