福島県福島市と飯舘村を訪問しました。


2016年11月4日
福島県福島市と飯舘村を相次いで訪問し、きぼうの桜計画を説明しました。
どちらの町も内陸にあるため津波の直接被害はありませんでしたが、原発事故により放出された放射性物質の影響などで、結果的には大きな被害を受けた町なのです。


福島市には、飯舘村や原発周辺から避難してきた人々が多く暮らしていますし、飯舘村は、2011年に全村避難を余儀なくされた状態から、帰村可能な状態を目指して除染に取り組んでいます。これまでも、これからも、道は険しいと言わざるを得ません。


「風評より、風化が怖い」と言う福島の人もいます。
日本全体は、すでにオリンピックに目が向いているのかもしれません。
しかし福島は、いつ果てるとも知れない除染や風評被害と今も戦っているのです。

ワンアースとしては、そこに故郷がある限り、きぼうの桜を植えます。
たとえ人々がまだ帰還出来なくても、故郷回帰の先遣隊として。

さあ、飯舘村にも福島市にも、桜を植えましょう。
(飯舘村は、きぼうの桜計画への参加を決めています)


きぼうの桜計画は、東日本大震災の復興地全域に、宇宙桜(超長命で巨大化する日本各地の名桜の直系樹)を点々と植え、千年後まで風化しないモニュメントとするワンアースの事業です。さらに、この巨桜群をよりどころに、新たな文化と広域コミュニティを創成していきます。
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