岩手県野田村に、きぼうの桜が!

2016年2月1日
岩手県野田村を訪問し、
小田祐士村長はじめ、主だった方々と、きぼうの桜計画の進め方について話し合いました。


(右)小田祐士村長

この村では、現在大堤防の工事中です。
従来も、コンクリートの堤防がありましたが、3.11の津波の第一波でいともあっさり破壊されてしまいました。それを村人たちはまざまざと見ています。

そこで復興計画では、コンクリートの第一防壁と第二防壁の国道だけでなく、第三防壁の嵩上げ緑地を、土盛りで作り上げ、人はその内側に住むことにしたそうです。第三防壁になる緑地は、広大な都市公園として、豊かな緑の景観を作り出すことでしょう。

野田村の産業としては、釜炊きで作る海の塩「のだじお」が大昔から有名ですが、これからは新しい特産物の開発も重要と考え、山葡萄のワイナリー建設などにも意欲的に取り組んでいます。

自然との共生の中で育まれた人情あふれる北の村。
あの西行も、この地を愛し、長期滞在したそうです(この土地の才女と歌合戦をして敗れ、逃げ出した、というオチがありますが)。

さあ、宇宙桜はどこに植えましょうか?