2015年8月27日
山梨県北杜市実相寺にある、宇宙神代桜の若木と、その母樹である御本尊・山高神代桜(樹齢二千年)に会ってきました。
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幾多の風雪に耐え抜いてきた偉大な生命体・神代桜
緑生い茂る夏に訪問すると、強い生命のオーラを感じることが出来ます。
幹周り11メートル以上もあるのですが、南面を中心にボロボロに割れ、それでも、幹の上の方から新しい根が伸びて、水を吸い上げ、生き続けているその姿は、まさに生命力の塊。
生きるとは何か?
そんな根源的な問いに対し、この桜は一つの明快な答えを示してくれているようです。
生きるのに疲れた人は、ぜひ会いに行ってみてください。
そしてこれが宇宙桜
すでに5メートルほどの樹高があり、貫禄十分です。
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このペースで成長していくと、いったいどんな巨木になるのでしょうか、想像もつきませんね。
2015年8月27日
山梨県 北杜市で、白倉市長、大芝副市長に面会し、きぼうの桜計画の進捗を報告するとともに、あらためて宇宙桜の苗提供に関する協力要請を行いました。
左から 大芝副市長、長谷川代表理事、三枝先生、白倉市長
この町には、二千年の樹齢を誇る山高神代桜があります。
2008年、有人宇宙システム(株)の花伝説プロジェクトで宇宙を旅した神代桜の種は、北杜市の桜守・三枝基治先生のもとで2010年5月、わずか2粒が発芽しました。この2本の宇宙桜は今も順調に育っています。
そして、この若木から、採り木、挿し木などの方法で苗を増やし、淡路や東北に贈呈していく予定です。
苗の生育状態を説明する桜守・三枝基治さん
さあ、宇宙神代桜はどの町に行くのでしょうか。
宇宙桜の苗。左から、採り木、2015年実生x2、2014年実生
2015年8月25日
福島県 楢葉町を訪問し、きぼうの桜計画を説明いたしました。
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この町は、福島第一原発から一六キロで、住民のほとんどは避難生活を強いられていますが、今年から徐々に避難命令が解除されていきます。
押し寄せる太平洋の荒波
そしてこの町には、あまり知られていない福島第二原発があります。
第二原発もやはり、震災直後、メルトダウンの危機にさらされていましたが、技術者たちの勇気ある働きで、破局のわずか2時間前に冷却停止することが出来たそうです。
そこには町を守るたいへんな努力があったにちがいありません。
この町に、きぼうの桜を咲かせたいと、決意を新たにしました。
楢葉町の海岸、第二原発の突堤が見える
2015年8月25日
福島県 広野町を訪問し、きぼうの桜計画を説明いたしました。
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この町は、福島第一原発から二〇キロ圏内にかかっており、5000人いた住民の半分以上が、避難したまま帰宅できないという、たいへんな状態が続いています。
ふるさと納税を三万円すると、コシヒカリが一俵(60kg)も貰える、ということで話題になりましたが、そうしなければならないほど、風評被害も深刻なのです。
この町に、きぼうの桜が咲くのはいつの日でしょうか。
2015年8月24日
福島県南相馬市を訪問し、きぼうの桜計画を説明いたしました。
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南相馬市は原発20キロ圏に入るため、津波の後も、辛い避難生活が続きました。
しかし千年続いてきた野馬追い祭は2011年にも堂々と開催されたのです。この町の住民は今でもサムライ魂を失っていないのです。
ところで、この町には奇跡の一本松があります。
陸前高田のそれがあまりにも有名ですが、この町の松も同じように、ただ一本、津波に耐えて残り、生き続けたのです。
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なぜか報道のスポットが当たらなかったせいか、あまり有名ではありませんね。
この町にきぼうの桜が咲くのはいつの日でしょうか。
2015年8月24日
福島県新地町を訪問し、きぼうの桜計画を説明いたしました。
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新地町は、福島浜通り最北端の町で、キャラは「しんちゃん」だそうです。
自慢の農産物はイチジクと林檎、ニラなど
伝説によると、町の鎮守・鹿狼山には手長明神が住んでいて、長い手を伸ばして海から貝を捕って食べていたそうです。そのせいか? この町には貝塚があります。なにやら不思議なパワーがありそうな地ですね。
この町にきぼうの桜が咲くのはいつの日でしょうか。
2015年8月21日
宮城県亘理町と山元町を相次いで訪問し、きぼうの桜計画を説明いたしました。
これらの町の名前をご存じの方は、どれくらいいらっしゃるでしょうか? 宮城県南部の海岸の町です。
この二町とも平地が多かったため、庁舎が津波に流され、いまだに仮設庁舎でがんばっています。
住宅の復旧が優先されるため、庁舎が建て直されるのは、平成30年頃の予定だそうです。
いまだに仮設の亘理町役場
こちらも仮設の山元町役場
町の特産物はイチゴ、りんご、ホッキ貝、シャコなど。
ゆるやかに、震災の傷跡から立ち直っています。
これらの町にも、きぼうの桜が咲き誇る日はそう遠くないでしょう。
2015年8月21日
宮城県七ヶ浜を訪問し、きぼうの桜計画を説明いたしました。
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七ヶ浜は松島湾に突き出た半島の町で、面積は、東北一小さいそうです。七つあると言われる砂浜と丘陵の美しい町。
伊達政宗公が、津波から人々を守るために推進した黒松の植樹は、この町から始まって南下していくのです。
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そして平成の大津波。必死に闘った黒松林の姿は、今でも生々しく残されています。
どうでしょう、生き残った松の木の勇ましさ!
2015年8月20日
宮城県岩沼市を訪問し、きぼうの桜計画を説明いたしました。
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岩沼市は、古くから交通の要衝として栄えた町です。
東日本大震災でも大きな被害を受けましたが、
浜辺には、津波に耐えて生き続ける「奇跡のイチョウ」もあります。
宇宙的視点から、この星の、いのちの美しさを体感しつつ、ひとつの星で共生するという新しい価値観に基づいた文化交流で、世界を一つに繋いでゆきます。