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石巻市の中学校でお話ししました

東日本大震災で顕著な被害を受けた宮城県石巻市
市立住吉中学校も、約1メートル浸水してしまい、大打撃を受けました。
ワンアース長谷川洋一代表理事は、2017年3月14日、同校を訪れ、1、2年生約200人に「きぼうの桜」計画の意義と来し方、そして将来像をお話ししました。

同校には2017年3月27日に、宇宙星桜が贈呈されることになっており、生徒たちは、まもなくやってくる希望の使者に興味を示しつつ、静かに真剣に、話を聴いてくれました。


宇宙星桜は、岐阜の中学生たちが育てた特別な桜です。
2008年、日本の名桜の種が宇宙フライトする「花伝説・宙へ!」事業(有人宇宙システム株式会社)に参加した、岐阜大学教育学部附属中学校の生物研究部の生徒たちが熱心に発芽を試み、約200粒中たった一粒だけですが、発芽を成功させ、生態工学会からも表彰を受けたのです。

一連の、きぼうの桜事業では、宇宙桜の中でも基本的に巨大化する品種(エドヒガンの巨木の直系子孫苗)を植えていきますが、宇宙星桜はずっと小さく、通常の公園の桜と同等の成長ぶりと考えられています。このため、学校の校庭に植えても、あとあと巨大化しすぎる心配はないでしょう。

宇宙星桜が遠い地域を結ぶ
そして、ここでは、中学生同士の新たな絆が生まれる
きぼうの桜計画の発展にご注目ください。

なお、3月27日の植樹は、学校関係者のみの行事となっております。

3.11 きぼうの桜・楢葉町植樹祭挙行

 東日本大震災発災から6年が経過し、犠牲になられた多くの方々にお悔やみ申し上げます。そしてご遺族の方々、被災者の方々に謹んでお見舞い申し上げます。

 2017年3月11日、福島県楢葉町におきまして、きぼうの桜の植樹祭が挙行されました。植樹場所は、2000年前の遺跡もある天神岬です。

 地上最強の生命力を持つと考えられる「宇宙神代桜」を贈呈してくださった山梨県北杜市からは、副市長の菊原忍さんと桜守の三枝基治先生が駆けつけてくれました。
 これまで2年にわたり、入念な植樹の準備をしてきた松本幸英・楢葉町長はじめ、同町職員のみなさまに敬意を表します。とりわけ復興推進課長・猪狩充弘さん、同課の鯨岡大輝さんのご活躍は爽やかでした。
 みなさまの情熱と努力のおかげで、宇宙神代桜は滞りなく選ばれた土地に活着し、末永い希望のシンボルになることを誓ったように見えました。


山崎直子さんのビデオレターはこちら

 植樹祭では、来賓挨拶にひきつづき、宇宙飛行士・山崎直子さん(当財団名誉顧問)から寄せられたビデオメッセージが上映され、最後に宇宙桜大使(サモエド犬)ソラちゃんも演壇に立ち、スピーチ(?)して立派に役割を果たしました。


ソラちゃんの動画はこちら

 苗への土かけ&水やりは、大人も子どもも全員で行いました。

 そして迎えた14時46分。全員で黙祷した後、フィナーレは歌声です。歌手のしゅうさえこさん(14代目NHK歌のおねえさん)が登場し、地元の子どもたちとともに「きぼうの桜」を歌って、魔法のような温かな時間を演出くださいました。

 やがて名桜はこの岬に大きく根を張り、この星を代表する壮麗な景観となるでしょう。

 楢葉町の植樹のための造成等には、公益社団法人国土緑化推進機構様の補助金を活用させていただきました。

 きぼうの桜計画、いよいよ本格始動。

 次は3月19日、岩手県洋野町に、同じく宇宙神代桜が植樹されます。
 記念式典は10時からグリーンヒルおおの内多目的ホールで開催されます。
 ご都合つく方、是非ご来場ください。

3.11 きぼうの桜植樹スタート!

2017植樹ご案内公開

 一般財団法人ワンアースは2017年3月11日を皮切りに、きぼうの桜計画の植樹をスタートさせます。当財団が設立された2015年以来2年にわたり、東北三県の沿岸各地を中心に提案を続けてきましたが、このたび、福島市も当計画への参加を決定し、参加市町村は18となりました。今後も参加する市町村はどんどん増える見込みです。

 2017年の3月11日は、福島県楢葉町の植樹祭です。東日本大震災からの復興から三十一世紀に向かっての、歴史的植樹になります。
 お近くの方は是非ご参加くださいませ。
 宇宙桜大使のソラも、会場でお待ちしております!

福島市、きぼうの桜計画への参加決定!

 このたび福島市が、きぼうの桜計画への参加を決定しました。

 同市では、「空に近い」つまり飛行場である「ふくしまスカイパーク」の緑地に植樹する方針で、ワンアース側と調整を続けてきましたが、このたび決定に至りました。

 植える苗は、宇宙ひょうたん桜(高知県仁淀川町)、飛行場に植えるということで、高知から飛行機で運び込もうという壮大な計画が持ち上がっています。


 この青龍のモニュメントも、宇宙へ飛び立つ日を夢見ているのかもしれません。

 福島市が加わり、きぼうの桜計画への参加市町村は18となりました。今後も参加する地域はどんどん増える見込みです。

ワンアースたより20170308

 ひきつづき、ワンアースと、きぼうの桜計画を見守っていてくださいませ。

きぼうの桜計画、いよいよ宇宙桜植樹へGo!

春雷過ぎて大地は胎動し、
生き物たちが今まさに地上に躍り出んとしています。

おかげさまで、ワンアースの進める東日本大震災復興支援事業「きぼうの桜」計画は着々と進み、東北三県のうち、これまでに18の市町村で正式に実施が決定されております。その中で、この春にめでたく植樹祭を迎える街が5箇所決まりましたので、ご案内させていただきます。

福島県楢葉町  3月11日(土)14:15- 天神岬スポーツ公園
岩手県洋野町  3月19日(日)10:00- 大野キャンパス
宮城県石巻市  3月27日(月)住吉中学校(注☆関係者のみ)
宮城県七ヶ浜町 3月30日(木)10:00- 生涯学習センター前仮設住宅跡地
福島県福島市  4月2日 (日)10:00- ふくしまスカイパーク

石巻市の学校以外は御参観自由です。

これに先だち、
宇宙神代桜(山梨県北杜市)の贈呈を受ける岩手県洋野町と福島県楢葉町の首長が、そろって2月27日に北杜市を訪問し、渡辺英子市長から宇宙桜苗の贈呈を受けるセレモニー&記者会見が行われます。

会場でのご案内/送迎も出来ませんが、歴史的植樹になりますので、多くの皆さまの御参観を願っております。

ひきつづき、ワンアースと、きぼうの桜事業を、よろしくお願いいたします。

きぼうの桜計画全体の詳細な計画書はコチラ

【メディアのみなさまへ】
当HPの情報、画像等は報道目的に限りご自由にお使いくださいませ。
詳細お問い合わせは
090−9230−8586(長谷川代表理事携帯)
または下記フォームにて、お願いいたします。

エラー: コンタクトフォームが見つかりません。

きぼうの桜計画について

きぼうの桜事業とは】
 東日本大震災で津波や原発事故の被害を受けた地域(各市町村)の津波到達点以上の場所に1本ずつ、数千年生きて超巨大化する遺伝特性を持つ「宇宙桜」(詳細後述)を植樹し、復興のシンボルに、避難の目印に、そして観光資源にする事業。
 既に(2018年4月現在)東北三県で23の市町村が実施を決めている。
 宇宙桜は、樹齢千年級の、日本三大桜を含む名桜の直系子孫なので、適切に養育すれば、西暦三千年以降(次の大津波が来るとき)まで生き続けると考えられている。また、30年で大樹に、100年で雪山のような巨樹(枝張り20から30メートル)になるため、宇宙ステーションからも十分視認出来る。津波到達点上に植えれば風化しない避難の目印として子孫に遺すことができる。また、復興の気運を盛り上げるだけでなく、三春滝桜の例に明らかなように、観光資源として地域に貢献することも期待できる。そして三十一世紀に至るまで、大災害の記憶と教訓を伝えてくれるにちがいない。
 きぼうの桜計画では、植樹だけでなく、この名桜をコアにした市民文化醸成と参加各地の広域交流事業を行い、心の復興、コミュニティ再生に寄与する。日本各地の名桜は、それぞれ数百年におよぶ独特の地域文化を育んでいるが、このような地域の至宝を今、東北に創成し、未来への遺産とする。

【宇宙桜とは】2008年に有人宇宙システム株式会社が行った社会貢献事業「花伝説・宙へ!」によって誕生した桜。日本各地で少年少女らの手によって集められた千年級の名桜(日本三大桜を含む)の種が、若田光一宇宙飛行士とともに国際宇宙ステーション「きぼう」に8ヶ月半(2008.11/15-2009.7/31)滞在し、地球帰還後にそのごく一部が発芽して「宇宙桜」が生まれた。同事業を発案した長谷川洋一が、後に同社を辞め、退職金で2015年に一般財団法人ワンアースを設立した。宇宙桜の苗は現在でも稀少な地域の宝物だが、ワンアースの呼びかけに応え、東北復興のためならば、と各地で苗を増やし贈呈準備をしている。


宇宙から帰還後発芽した神代桜(2010年5月撮影)


成長し、開花した宇宙神代桜(2016年春)


成長した宇宙神代桜(2016年夏)


宇宙神代桜の実から育てた宇宙2世苗(2016年夏撮影)


苗の説明をする桜守・三枝基治先生

お問い合わせはこちらへどうぞ

CD「きぼうの桜」のチャリティ販売について


きぼうの桜主題歌のCDが、宇宙桜大使犬ソラちゃんのお店で一般発売されました。
☆☆☆お求めはこちらから☆☆☆


ソラちゃんも、がんばると言っています。
そして、先着五十名様には超絶プレゼントがつくそうです(五十一名様以降、、、あしからず)

みなさま、このCDで、きぼうの桜計画にご参加ください。
どうぞよろしくお願いいたします。


メイキング画像はコチラ

山梨県北杜市を訪問しました

2017年2月1日
ワンアース長谷川代表理事と三枝基治顧問(桜守)は、宇宙神代桜の故郷山梨県北杜市を訪問し、渡辺英子市長、菊原忍副市長に、きぼうの桜計画の全容を説明し、あらためて協力をお願いいたしました。


左から菊原副市長、三枝顧問、渡辺市長、長谷川代表理事


2008-9年、若田さんとともに宇宙を旅した山高神代桜(樹齢二千年・世界最古)の種は、わずか2粒しか発芽しませんでしたが、2本ともぐんぐん成長して大きな若木になっています。その後、桜守三枝先生のご尽力で、採り木、実生などにより、ごく少数の苗が生産され、今春初めて贈呈できるようになりました。


今春、宇宙神代桜の苗が嫁入りするのは
兵庫県淡路市 夢舞台・阪神淡路大震災復興祈念
岩手県洋野町 東日本大震災復興祈念
福島県楢葉町 東日本大震災復興祈念
の3地域です。
2月27日に北杜市役所にて贈呈式が行われる予定です。


きぼうの桜計画はこの春いよいよ、最初のクライマックスを迎えます。

きぼうの桜テーマソング完成 ♪

きぼうの桜計画のテーマソングが完成しました。
【メイキング動画はコチラ】https://youtu.be/mflVGTHjOPA


村田さち子先生の詩は、千年歌い継がれるように、平易な言葉で書かれ、世界各国語にも翻訳しやすいように創られています。


作曲のしゅうさえこ先生は、14代目NHKうたのおねえさん。その優しさと愛らしさがあふれた、忘れられないメロディーに仕上がっています。

この曲を、ソロでも合唱でも歌えるよう編曲してくださったのは白石哲也先生。
ピアノ伴奏は岩波佳代子先生、合唱指揮は小林晴美先生、
歌ったのは、作曲者のしゅうさえこ先生と、ひまわりキッズのみなさま
最後に題字を書いたのは、当財団評議員の赤木一朗です。

初演予定は、2017年3月9日 しゅうさえこビタミンS(コットンクラブ東京)

初披露予定は、
 2017年3月11日 福島県楢葉町 きぼうの桜植樹祭(復興祭)
 2017年3月19日 岩手県洋野町 きぼうの桜植樹祭
 2017年3月30日 宮城県七ヶ浜町 きぼうの桜植樹祭
となっています。


定価1,000円(+税)で一般販売もしますが、
今後、ワンアースに1万円以上ご寄付戴いた方には御礼に差しあげることにいたします。
これからも、ワンアースを、そして、きぼうの桜計画を、どうぞよろしくお願いいたします。