2015年7月22日
岩手県北部太平洋沿岸の、久慈市と洋野町を順に訪ね、きぼうの桜計画をご説明いたしました。
各市町村とも今回が初めての訪問で、まずは構想を詳しくお話しし、植樹受け入れについて検討していただくことになりました。
久慈市は皆さんご存じ「あまちゃん」の舞台ですが、市役所の中も三陸鉄道の駅舎の中もあまちゃん関係のポスターなどでいっぱいです。
ドラマのロケの中心地、袖ヶ浜海岸は、街中から少し離れたところにあり、震災後に建て直された海女センターでは、夏の間、海女さんのウニ取り実演を見ることができます。運が良ければ、若いあまちゃんがウニを割って差し出してくれるかもしれませんよ。
洋野町は、岩手県沿岸最北端の町ですが、12メートルの防潮堤があったこと、防潮堤が無い地区の住民は速やかに避難したこと、そして住民の避難訓練が日頃から効果的に行われていたことなどから、東日本大震災で死者・行方不明者・負傷者がゼロだったことは有名です(住居の損壊など、被害はありました)。
これらの地域に きぼうの桜が植えられるかどうかは今後の検討次第ですが、巨大な宇宙桜が未来の安全を支えつつ、新しい観光資源になってくれれば嬉しいです。