思いもかけず、花見がままならない2020年の春ですが、桜たちは人が観ようが観まいが咲き乱れ、次の世代に命を繋いでいるのです。今日は、ワンアースがご縁をいただいている各地の名桜たちにご登壇戴きましょう
山高神代桜。世界の桜の頂点に君臨する樹齢2000年の巨木は別格。山梨県北杜市の実相寺にあります。実は昨年、根元が割れて関係者を心配させましたが、今年も元気に咲き誇ってくれました。この生命力の源は、いったいどこから来るのでしょうか・・・もはやその根は地球と一体なのかもしれませんね。同じ境内で宇宙神代桜も公開されています。
三春滝桜。日本最大の枝垂れ桜、樹齢は1060年。おそらく京都からお嫁さんが持参したのでしょう。優美な紅色の枝垂れ桜は、この地方のあちこちに育っています。春風をはらんで花枝が揺れ動く様は、さながら神代の歌姫。宇宙桜も何本か立派に育っており、いつの日か多くの人に公開できることでしょう。
ひょうたん桜。四国一の巨桜で、樹齢は500年ぐらいでしょうか。高知県仁淀川町の仙境に佇むこの名桜は間違いなく日本一スタイリッシュな桜です。このポーズに対抗できるのは宝塚のトップスターか羽生結弦くんか・・・その子孫の宇宙ひょうたん桜は、宇宙神代桜とともに、きぼうの桜の主力として全国各地に嫁入りし、元気に咲き誇っています。
醍醐桜。西の横綱として中国山地を鎮める千年桜。その昔、後醍醐天皇が隠岐に流される道すがら、向こうの尾根からこの桜を愛でられたことから、醍醐の冠名を頂戴したのです。山上に唯独り佇むその姿は、まるで宇宙と語り合っているかのよう。NHK新日本風土記のオープニングにも登場します。
いかがでしょうか?
来年こそは平安な春が迎えられますように
私たちはただ祈るだけでなく、知恵を絞りましょう。
そして、行動しませんか。