岩手県洋野町を、宇宙神代桜の桜守が訪問

2016年10月
宇宙神代桜の桜守・三枝基治先生(当財団顧問)が岩手県洋野町を訪問し、ワンアースが進める東日本大震災復興支援事業「きぼうの桜計画」の宇宙桜植樹予定地を検分しました。


水上信宏町長 三枝顧問 長谷川代表理事 日當博治副町長

「きぼうの桜」計画とは、数千年生きて超巨大化する桜(宇宙桜)を津波到達点(あるいはそれより上)に植え、超長期的な避難目標、希望のシンボル、そして観光資源として未来に残す事業です。


この町には、海成段丘の上に広大な日当たり抜群の牧場が広がっており、まさに宇宙桜にふさわしい風景です。
桜守の三枝先生も、この候補地に太鼓判を押してくれました。


東日本大震災のあの日、この町にも十メートル級の津波が襲いかかりましたが、犠牲者ゼロ。
12メートルの大堤防と、この遠隔操作ゲート、そしてなにより、普段からの念入りな避難訓練が多くの人命を守ったのです。


ドラマ「あまちゃん」には福士蒼汰さん演じる「種市先輩」が登場しますね。
実は種市とは、洋野町内の地名(旧町名)なのです。
種市高校には、海洋開発科があり、精悍な若者たちが、南部ダイバー目指して日々研鑽しています。


潜水プールについているこの窓は、ひょっとすると、あまちゃんとゆいちゃんが南部ダイバーたちの潜水技術をうっとりと眺めていたあの窓かもしれませんね。


ウニの養殖も非常に盛んです。
これは1歳の赤ちゃん。まもなく海に放されます。


宇宙神代桜は、いつこの町に植えられるのでしょうか?
正式発表が待ち遠しいですね。