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2015年6月21日、富山県富山市で開催された日本櫻学会で、一般財団法人ワンアース代表理事・長谷川洋一が、きぼうの桜計画を発表いたしました。
当学会には日本各地から著名な桜の研究者や、市民活動に取り組む方々が集まり、二日間にわたり熱気あふれる中、貴重な意見交換が行われました。
きぼうの桜計画も、専門家たちにいよいよ認知された、と言えるでしょう。
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フィールドワークでは、残雪深き雄大な黒部立山の山中でタカネザクラの生育状況を視察しました。
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高山に ひそやかに咲く 岩鏡
梅雨の合間の陽を受けて
涼しき風に身を揺らす
恥じらう乙女はうつむき加減
コイワカガミ 北アルプス 黒部平にて
by 谷山稜
水辺の草地に佇んで
幸せそうに揺れている
青き桔梗の凜として
美空の色をもらったか
ヒナキキョウソウ
小さな花ですが、その青さは微かな紫を帯び
凛々しき飛行士の眼に映る成層圏
by 谷山稜
正午の光に照り映えて
いのちのしぶきを飛び散らす
君の名はイブキジャコウソウ
海辺から高山の岩場まで
風の強い、厳しい環境を選んで咲く
その生き様を見習うのは難しいが、
この表情は、共感を呼ぶ
そして芳しい香りこそ、この花の息吹だ
by 谷山稜
アオボウズ、参上!
あはははは
え? クジラじゃないよ。
俺様は、シソ科の花さ
アカボウズとは、いとこ同士なんだ。
くどいようだけど、
俺様はクジラじゃないぞ
じゃ、夏の海岸で、
by 谷山稜
タイ王国政府 科学技術開発局(NSTDA)のホームページでワンアースが紹介されました。
下記リンクをご覧下さい(タイ語ですが)
http://www.nstda.or.th/jaxa-thailand/?p=731
NSTDAは、宇宙や科学技術の教育普及に非常に熱心に取り組んでいます。
ワンアースが掲げる、宇宙的視点からこの星の命を学ぶ、というポリシーは、
共鳴するものがあるそうです。
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今日も地球のどこかで、
幸せなブランチを楽しむ人たちが・・・
北アルプス、黒部平にて。花はエチゴキジムシロ
Potentilla togasii, in Northern Alps area, Japan.
by 谷山稜
ロシア連邦英雄で、宇宙滞在748日の記録をもつ伝説的宇宙飛行士、セルゲイ・アウデエフ博士が、ワンアースの名誉顧問に就任しました。
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博士(愛称セリョーガさん)も奥様(愛称マーシャ)も、たいへんな親日家で、自宅でも浴衣を着こなし、日本酒もお好きだとか。
二年以上も宇宙から地球を眺めつづけたセリョーガさん。
その一言一言には、この星への熱い思いがあふれています。
ワンアースとしての活動が、楽しみですね。
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梅雨の合間の 森の中
見え隠れする小さな灯り
近づいてみると、それはひと株の
どこにでもあるオニタビラコだった
小さな笑顔が木漏れ日と戯れている
by 谷山 稜
幸せはどこにでもある
ただ気づこうとさえすれば
こんな単純なことが、今やっとわかった
今日、生えていて
明日、引き抜かれるかもしれない
こんな小さな花たちでさえ
世界の謎を解いている
半世紀生きてきても、
まだまだ人間は思慮が足りないのかもしれない
by 谷山 稜
宇宙的視点から、この星の、いのちの美しさを体感しつつ、ひとつの星で共生するという新しい価値観に基づいた文化交流で、世界を一つに繋いでゆきます。