北限の海女のいる街、岩手県久慈市

2015年10月6日
岩手県久慈市を訪問しました
久慈市は、あまちゃんの舞台になったことで有名な町ですね。
夏の間は観光客も多く、北限の海女さんたちが目の前で海に潜り、ウニを獲ってきてくれます。

現代の海女さんたちは、若くて可愛い子ばかり
その横では「ずぶん」こと、南部ダイバーたち(イケメンが多いという噂も)も、重厚な装備で海に潜っています

駅の周辺は、どこかほんわりとした雰囲気に包まれていて、随所にあまちゃんのイラスト看板が見えます。

駅前デパート久慈

町に流れる時報のサイレンは、アメ女学園の「暦の上ではディセンバー」
喫茶リアスのモデルになった(らしい)喫茶モカの店内には、色紙がいっぱい。

この町ではまだ、きぼうの桜計画の実行が決定してはいませんが、植えるとしたらどのような場所が良いか、などを念頭において、市役所と話し合いを進めています。
良い場所が見つかるといいですね。

岩手県洋野町の取り組み

2015年10月6日
岩手県洋野町を訪問しました。
同町では、きぼうの桜計画の推進が決まっており、今回は、植樹場所、時期について話し合いました。

洋野町、東日本大震災で一人の犠牲者も出さなかった町。
この町にも巨大津波は襲いかかりましたが、12メートルの大堤防が町を守ったのです。
しかも、河口には水門があり、津波の遡上を食い止めました。
これだけのインフラを作った背景には、明治29年(1896年)と昭和8年(1933年)の三陸大津波で大被害を出した、忘れられない経験があります。

しかし、コンクリートに任せっきりだったわけではありません。
堤防の無い八木地区でも、やはり犠牲者は出ませんでした。
消防団を中心とした、日頃からの徹底的な自主訓練により、あの日も、整然と避難して、怪我人すら出なかったのです。12分以内に水門を閉じる訓練。老人も含め、全員高台へ逃げる経路の検証。こうしたたゆまぬ努力が津波の被害を回避したという事実は、広く手本として知られるべきでしょう。

IMG_2315

町の背後の山間には、広大な牧場が広がっています。
まきば天文台の銀色のドームも光っています。
この町は、きぼうの桜にふさわしい町です。

評議員会、理事会を開催いたしました

2015年9月26日(土) 東京にて、ワンアースの評議員会、理事会および懇談会が開催されました。
懇談会には山崎直子宇宙飛行士(当財団名誉顧問)も参加してくださいました。

今回は、評議員会、理事会とも決議事項は無く、活動の経過報告等が実施されました。
議事録は、下記の通りとなっております。

評議員会議事録サイン版20150926
一般財団法人ワンアース評議員会議事録(2015年度第1回 9月26日)

理事会議事録サイン版20150926
一般財団法人ワンアース理事会議事録(2015年度第1回 9月26日)

なお、一般財団法人ワンアースの年度は10月に始まり9月に終わります。
近い将来、地球規模の財団にしていくために、世界標準的な年度の区切りに合わせてあります。

文化放送ラジオ「大村正樹のサイエンスキッズ」に出演します

左・長谷川代表理事  右・大村正樹さん
左・長谷川代表理事  右・大村正樹さん

10月3日 17:00から放送の、文化放送ラジオ「大村正樹のサイエンスキッズ」に
ワンアース代表理事の長谷川洋一が出演させていただきます。

ワンアースの「きぼうの桜計画」や、最近の宇宙の話題を含め、大村正樹さんとの愉快なトークになる予定です。地上波は関東圏のみですが、ポッドキャストなら全国で聴けるそうですよ☆是非、お子様と御一緒に聴いてくださいませ!

http://www.joqr.net/science-kids/index.html

なお、9月26日放送分も、下記、iTuneから無料で聴くことが出来ます。どうぞ宜しくお願いいたします。
https://itunes.apple.com/jp/podcast/ri-lihaitekupurezentsu-da/id786907005?mt=2

プリンセスと宇宙桜大使

ワンアース設立記念パーティーに、
日本さくらのジュニアプリンセスでもある、鈴木花えでさんが来てくださいました。
さっそく、宇宙桜大使・サモエド犬ソラちゃんの人形とツーショットです。

ワンアース設立記念パーティー開催

2015年9月26日、東京・NHK青山荘にて、一般財団法人ワンアース設立記念パーティーが開催されました。
宇宙に関わる文化活動を志向するさまざまな分野の人々が集まる類のない会になりました。
誰も見たことのない宇宙空間で、アイデアが融合する。
そんな場所を提供できたら・・・

ワンアース 新しい観点が、広がっていきます

美花ヤブガラシ、魅惑の蜜壺

2013.9.28

誰も知らない藪の中

だいだい色の蜜の壺

魅惑の香りは葡萄のように

遠くの虫を呼び寄せる

貧乏かずらの汚名を着せて

誰もが嫌う藪枯らし

夏の茂みを最後に覆うは

葛かススキかヤブガラシ

ヤブガラシ(ブドウ科)

夏の庭の雑草の筆頭格。藪を枯らすほど繁殖力旺盛?

誰もが見たことのある特徴ある5枚葉

嫌われ者ですが、実は花がなかなか美しい

わずか数ミリですが、オレンジの蜜壺は、虫たちの大御馳走!

by 谷山稜

夏の名残のクサノオウ

2013.9.26

野に咲く黄色い花たちの中では

どちらかというと目立たない方

林の縁などで控えめに揺れている

古くから薬草であり毒草でもある

山里の

村の娘が摘みに来る

晩夏の森の静かな夕暮れ

by 谷山稜

宇宙の国際学会での「きぼうの桜」の反響

宇宙はもはや科学者や技術者だけのものではない!
市民や青少年のものでもある!

という主張は受け容れられたという手応えがありました。
ISPS(国際宇宙物理科学会)で、場違い(?)とも思われかねない「きぼうの桜」の計画を説明したところ、科学者たちは、好意的に受け止めてくれました。

そればかりか、先端科学は文化芸術のコミュニティーとコラボしなければならないという風潮が、学会を上げて盛り上がりつつあります。これは一時の風ではなく、時代の必然だと思います。

多くの外国の頭脳が京都に集まったこの学会、バンケットでは舞妓さんが登壇し、がちがちな学の雰囲気をはんなりとした和の空気に変えてくれました。

科学が万能ではないことは、明白です。

宇宙的視点から、この星の、いのちの美しさを体感しつつ、ひとつの星で共生するという新しい価値観に基づいた文化交流で、世界を一つに繋いでゆきます。