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ひょっこりひょうたん島の町、大槌町

2015年12月14日
岩手県大槌町を訪問しました

この町には、なんと、ひょっこりひょうたん島が存在します。


(C)写真は大槌町HPより

正式名称は「蓬莱島(ほうらいじま)」
島には灯台と弁天さんの祠があったのですが、
東日本大震災の大津波で流されてしまいました。
しかし、弁天様の像だけは、傷つきながらも失われませんでした。

そこで町の人々は、弁天様の祠と灯台を造り直し、復興のシンボルにしようと動き出しました。
灯台のデザインは、公募で決められたもので、震災の翌年に復光しました。
また、灯台と言えば、この島の目の前に、東大の大気海洋研究所附属国際沿岸海洋研究センターもあります。

この町では、きぼうの桜計画への参画が、まだ正式には決まっていませんが、
ワンアースとしては、ぜひ宇宙ひょうたん桜を植えて、町興しに貢献したいと考えています。

二度あることは三度あってはならない。普代村の教訓

2015年10月7日
岩手県普代村を訪問し、きぼうの桜計画について話ました。

この村では、311の大津波の時、死者が一人も出ませんでした(行方不明1)。
海に接しているのは断崖と河口。この川沿いの平地に大部分の住居がある普代村では、河口に大水門を備えることによって街全体を津波から守ったのです。

普代村は、明治29年と昭和8年の大津波で大被害を受けました。
その時の最大波高が15.2mだったため、水門の高さを15.5mにして、昭和37年に着工したのです。

当時、そんな大きな津波は来るわけがない、税金の無駄づかい、とさんざん批判されたそうですが、村長だった和村幸得氏は、「二度あることは、三度あってはならない」と言い切り、断固として譲らなかったそうです。
このようなサムライたちが、後の世を救うのでしょう。

2011年3月11日。想像を絶する津波の高さは23.6mに達し、この高さの水門さえも乗り越えて町に流れ込みました。しかし、水門が大部分の水圧を受け止めてくれたおかげで、人々の命は守られたのでした。

きぼうの桜も、この水門のように、人々の生活を、千年二千年と、護り続けてほしいものです。

文化放送ラジオ「大村正樹のサイエンスキッズ」に出演します

左・長谷川代表理事  右・大村正樹さん
左・長谷川代表理事  右・大村正樹さん

10月3日 17:00から放送の、文化放送ラジオ「大村正樹のサイエンスキッズ」に
ワンアース代表理事の長谷川洋一が出演させていただきます。

ワンアースの「きぼうの桜計画」や、最近の宇宙の話題を含め、大村正樹さんとの愉快なトークになる予定です。地上波は関東圏のみですが、ポッドキャストなら全国で聴けるそうですよ☆是非、お子様と御一緒に聴いてくださいませ!

http://www.joqr.net/science-kids/index.html

なお、9月26日放送分も、下記、iTuneから無料で聴くことが出来ます。どうぞ宜しくお願いいたします。
https://itunes.apple.com/jp/podcast/ri-lihaitekupurezentsu-da/id786907005?mt=2

福島県 相馬市を訪問しました

2015年8月24日
福島県相馬市を訪問し、きぼうの桜計画を説明いたしました。

毎年7月末、三日間にわたって行われる「野馬追」
この神事は、相馬市の中村神社から総大将が出陣するところから始まります。

ここには、旧中村藩の侍魂が今も息づいています。
7月が来るたびに、男たちはそわそわし、血がたぎり立ち、町全体が熱気に包まれるそうです。
神社の境内には馬が居て、参拝客を愛想良く出迎えてくれます。

この町にきぼうの桜が咲くのはいつの日でしょうか。

ヒマラヤの水を湛えて

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水がまわると、
生命のサイクルもまわるだろう。

この惑星では
地も空も、生命さえも、
すべてが水でつながっている

名も無き庭のジャーマンアイリス。
君が湛えたその水は、
エベレストの冠雪と同じだ。

梅雨もまた楽しいかな、
この水は、
ヒマラヤの彼方の空から来たのだから

by 谷山 稜