西日本ではもう桜吹雪ですが、東北では開花ラッシュが始まり春爛漫であります。里山では新緑が萌えて、この世のものとは思えないほどです。
パフォーマンスは七ヶ浜町国際村・NaNa5931のみなさんです。
西日本ではもう桜吹雪ですが、東北では開花ラッシュが始まり春爛漫であります。里山では新緑が萌えて、この世のものとは思えないほどです。
パフォーマンスは七ヶ浜町国際村・NaNa5931のみなさんです。
日本全国、桜の風が駆け抜けていますね。
宇宙桜が、どうして「きぼうの桜」になったのか、多くの皆さんに訊かれますので。簡単な動画で御説明いたします。
桜の根が広く大地を結ぶように、きぼうの桜が世界を繋いでいきますように。。。
1年前(2021年3月11日)、野口聡一宇宙飛行士によって国際宇宙ステーションから発信された「世界中に、ありがとう」メッセージを含む動画の超Short版を作りましたので是非ご覧ください。
東日本大震災発災から11年。風化への懸念が随所で語られていますが、風化は自然現象なので止めることは出来ません。
しかし、大自然を観察しますと、ときに風化によって顕著なモニュメントが残されることがあります。私たちも、次世代に残していくモノや、その方法を峻別しなければならない時期に来ていると考えられます。
復興は確かに次のステージに進んでいます。もちろん第一に「地域再生」がありますが、同時に、次世代とともに「世界への恩返し」にも注力すべきなのではないでしょうか。
ワンアースはこの2本柱を掲げ、12年目の復興に参画します。
3月11日を忘れないために・・・福島で生まれた大切な歌を、福混×音楽堂という至高の響きで、どうぞ。(2018年4月収録)
2022年1月13日、宮城県七ヶ浜町・国際村にて『復興宇宙祭り』が開催されました。
東北復興宇宙ミッション2021の一環で各地から宇宙フライトした記念品(花や野菜の種など)を活用したポスト10年の復興活動を推進し、内外にアピールすることが目的です。
松島湾岸二市三町の首長や住民代表、そして東北復興宇宙ミッションの実行委員長・山崎直子宇宙飛行士らが集まり、宇宙ミッションの成果をポスト10年の復興にどう活かすかを発表し合い、意見交換し合う貴重な時間になりました。
五つの自治体のトップから、それぞれ宇宙ミッション成果に対する熱い思いが語られました。
その後、市民代表の方々から、宇宙記念品の活用についての発表がなされました。
七ヶ浜町はルバーブの渡来地として、宇宙ルバーブを育てます。在来のルバーブは緑色ですが、宇宙ルバーブは衝撃の赤色(クリムゾンレッドという種類)
二色のルバーブが夢のように美味しいジャムになること間違いなし・・・楽しみですね♪
塩竈市では、日本の白菜のルーツである「浦戸の白菜」復活に向けて、仙台大学附属明成高校が長年取り組んでいる事業とのコラボで宇宙フライトしました。宇宙へ行った白菜は、宮沢賢治「下ノ畑ニ居リマス」の物語にジョインして仙台や花巻ともコラボ・・・
さらに塩竈の名店「蜂屋」の美味しい餃子にも採用されるそうです♪
多賀城市では、小学生が毎年取り組んでいる「古代米の栽培学習」とのコラボで宇宙フライトしました。1300年の歴史を誇る多賀城址に隣接した城南小学校の生徒代表は、大人顔負けの具体的な宇宙古代米の活用プランを披露してくれました。
・宇宙古代米に新しいブランド名を
・博物館に展示して広く告知
・スイーツやお弁当を開発(有名アイスクリームメーカーとのコラボなど!)
・ガレットやピザにも♪
多賀城市の小学生たちは、休憩時間にもホワイエの展示パネルで、山崎宇宙飛行士に堂々と古代米活用計画を説明し、これには首長さんたちも感服していました。
5自治体の首長と山崎宇宙飛行士を交えたパネルディスカッションでは、「二市三町の地域で生まれる宇宙素材から、未来のカレーを創造しよう♪」など、地域連携による復興と未来創造の議論が大いに盛り上がりました。
第二部は、山崎直子宇宙飛行士の特別公演です。
「宇宙が特別なのではなく、地球こそが特別な場所なのです」
宇宙からこの星を見た人でなければ語ることの出来ない言葉は、参加者の心に響いたはずです。
フィナーレを締めてくれたのは七ヶ浜国際村のパフォーマンスカンパニー「NaNa5931」のみなさん
震災以来歌い継がれた復興ソングなど5曲を、華麗な踊りを交えて披露してくれました。
東北復興宇宙ミッション2021により、各自治体は宇宙の記念品(花や農産物の種等)を手に入れ、新しい地域自慢を創出する絶好の機会を手に入れました。
ワンアースは各地のみなさんとともに、これ宇宙記念品を活用した新しいオール東北の復興イメージを発信します。これまでの『被災地東北』というレッテルをいったん剥がし、再生する東北・挑戦する東北、のような新イメージで上書きしていきましょう。
今年度はコロナの終息が見通せないため、近隣地域での宇宙祭り試行ですが、コロナ明けの次年度には、オール東北で「復興宇宙サミット」としての開催を目指していきます。
【参加者】
山崎直子宇宙飛行士(東北復興宇宙ミッション実行委員長)
塩竈市 佐藤光樹市長、宇宙白菜を育てる仙台大学附属明成高校のみなさん
多賀城市 深谷晃祐市長、多賀城市立城南小学校の生徒&教諭
松島町 櫻井公一町長ほか
利府町 熊谷大町長ほか
七ヶ浜町 寺澤薫町長、宇宙ルバーブの生産者ほか
復興庁(本庁)被災者支援班 佐藤茂宗企画官、濱田陸太郎参事官補佐
復興庁宮城復興局 佐藤猛参事官、佐藤崇広参事官補佐
NaNa5931(ミュージカル劇団)のみなさん
主催:一般財団法人ワンアース
共催:塩竈市、多賀城市、松島町、利府町、七ヶ浜町、多賀城市教育委員会
助成:復興庁「令和3年度 心の復興」
影アナ 杉野瑠美夏(ワンアース青年部)
ホールスタッフ 緑川琴音&佐々木健人(ワンアース青年部)
20220113 東北復興宇宙ミッション事務局・一般財団法人ワンアースは、無事にミッションが完了したことを報告するために村井嘉浩宮城県知事を表敬訪問し、フライト証明書を手渡しました。
この日の朝、実行委員長の山崎直子宇宙飛行士が宮城県庁に向かっていたのですが、思いもかけぬ新幹線の大遅延に遭い、予定時刻に間に合わないというトラブルに見舞われました。しかし宇宙飛行士はあきらめません。山崎さんは新幹線から会場に電話をかけて参加、村井知事はじめ、集まった報道のみなさんにメッセージを伝えてくれました。
宮城県から宇宙フライトしたパプリカは、石巻市の農園【デ・リーフデ北上】で栽培中で早春に収穫され、一般の目に触れるようになる予定です。楽しみですね!
パプリカの花言葉・・・君を忘れない・・・
2021年10月1日11時 福島市内にて「宇宙酵母福島帰還と宇宙酒仕込開始報告会」が開かれました。
この宇宙酒にはすでに県内の31酒蔵が参加を表明していますが、この日はこのうち15蔵の代表が集まり、記者の前で気焔を上げました。
「酒の神」の異名をもつ県ハイテクプラザ会津副所長の鈴木賢二さんから、宇宙帰りの酵母の試験結果報告の後、福島県知事・内堀雅雄さん、県酒造組合・有賀義裕会長により「東北復興宇宙酒」エンブレムの除幕披露が行われました。
今後、県内各蔵で競うように仕込みがなされ、早ければ12月には市場にお目見えしそうです。コロナ明けの年末年始は宇宙の美酒を楽しみたいですね。
東北復興宇宙ミッションの文化遺産である「宇宙横断幕」のリレーが始まりました。
9月13日、スタート地点の川俣町の小学生たちが、隣の飯舘村を訪れ、小学生に手渡しました。
横断幕の絵柄をお互いに説明する様子も写っていますね。子ども同士の交流のきっかけにもなったことでしょう。
宇宙横断幕は、今後約1年かけて、今回の宇宙ミッションに参加した街から街へと巡り、最終的には震災伝承施設など公共の施設に展示する予定です。
2021年8月26日 福島県川俣町
東北復興宇宙ミッション2021で、野口宇宙飛行士が宇宙から発信した動画の背景に使われていた横断幕が地球に帰ってきました。
横断幕作成に関わった福島県川俣町福田小学校の子どもたちに最初に触ってもらいたい、ということで、川俣町役場大会議室にて、帰還式&開封式を行いました。
<参考>横断幕製作物語動画
https://youtu.be/6iO_Y5xVZYA
この日、野口さんが宇宙で畳んで袋詰めしてくれたままの状態で子どもたちの前に出し、初開封してもらいました。
子どもたちは「宇宙ステーション空気だ!」と喜んでいました。
この横断幕は9月2日まで、川俣町役場玄関の展示スペースで公開されたあと、お隣の飯舘村にリレーされます。
報道リンク↓
2021年8月11日
福島浜通り楢葉町に、ギリシャ共和国特命全権大使コンスタンティン・カキュシス閣下と令夫人、そして横山信一復興副大臣をお迎えし、復興の宇宙オリーブ地球返還式が行われました。地球で元気に発芽する祈りを込めて、子どもたちは大使といっしょに宇宙オリーブの種まきをしました。
お迎えする楢葉の子どもたち(よく練習していました)
大使ご夫妻着座
JAXA宇宙教育リーダー猿渡智衛先生の宇宙授業
宇宙オリーブの種返還(長谷川代表から) フライト証明書贈呈(甚野顧問から)
種を播くこどもたち
大使も一緒に種まき
種まきの後は、パラリンピックの聖火を太陽から「採火」するために、みんなで凹面鏡作りをしました。
ジュースのアルミ缶の底をピカピカに研磨します。
横山副大臣も、松本町長も、カキュシス大使も!
最後に聖火を囲んで
NHK報道→https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20210811/6050015497.html
楢葉町は、東京五輪聖火リレーのスタート地点ですが、このたび宇宙フライトしたオリーブの種は、「両国の友好関係を育てましょう」と、昨秋カキュシス大使から直接戴いたものです。この交流の始まりには、復興庁さんはじめ、外務省さんにもお世話になりましたが、なによりも楢葉の皆さまの熱いアプローチがありました。数年後には、楢葉町からギリシャに宇宙オリーブの苗が贈呈されると素晴らしいですね。
1.概要
在日ケニア大使タブ・イリナ閣下を表敬訪問し、ケニアのノーベル賞受賞者ワンガリ・マータイさん由縁のドングリが、福島市から宇宙飛行したことや、マータイさんの「MOTTAINAI」運動を福島の小学生らが受け継いでいることを報告しました。
2.主な出席者
ケニア共和国 タブ・イリナ特命全権大使、セリン・ズガ 二等書記官
日本 横山信一復興副大臣、半谷英里子秘書官、甚野源次郎ワンアース顧問、長谷川洋一同代表理事
3.内容
1)マータイさんドングリの宇宙飛行の経緯説明
2)宇宙ドングリの種まき
宇宙飛行から帰還したばかりのドングリの入った袋をその場で開封し、そのうち3粒を、イリナ大使の手で種まきしていただいた【写真】
3)懇談
ケニア大使:今日、ドングリの種まきをしたことで、私もこの宇宙ミッションに参加できたことを光栄に思う。
日本:リモート技術を活用して両国の子ども同士の交流を試行したいですね
ケニア大使:それは良い。マータイさんも常々「子どもは未来」と言って、子ども教育を大切にしていました。
日本:コロナが落ち着いたら是非福島を訪問してください
大使:絶対(definitely)に行きます。私は2011年の発災当時は職員として在日していましたし、2015年にも大統領の随行で来日しましたが、マータイさんの足跡が各地に残っていることに感銘を受けています。