2015年8月20日
宮城県利府町を訪問し、きぼうの桜計画を説明いたしました。

利府町は仙台の大ベッドタウンでもあり、遠方からも目立つ巨大なスポーツ施設「グランディ21」などもありますが、森に恵まれた自然豊かな町です。
このあたりで作られていた菅の敷物は、十符の菅薦(トフノスゲコモ)として、歌枕にもなっていたそうです。
現在は、菅ではなく、梨の名産地になっています。

盛夏の隙間に初秋アリ 岩の狭間にコメススキ
夏雲のその奥に目を凝らせば
あまりにも深い次の季節が待っている
コメススキ
どこにでもありそうな雑草に見えますが、これも高山植物。
早池峰山の岩場で撮ったものです
by 谷山稜

弾ける喜びのような その姿
イブキジャコウソウ
高山から低山まで
実は日本中の山々に広く分布する
とってもタフな子
そう思って見ると、
ますます笑顔が弾ける
あ、伝染した。。。

イブキジャコウソウ(シソ科)
早池峰山(岩手県)5合目あたり
by 谷山稜
2015年8月19日
宮城県女川町を訪問し、きぼうの桜計画を説明しました。

この町は、ビルに突き刺さった車等々で有名になった感がありますが、名物は秋のサンマや養殖の銀鮭です。
ところでこの町にも原発がありますが、あまり話題になりませんでしたね。理由は、事故が起こらなかったからです。
それではなぜ女川原発は無事だったのでしょうか?
理由は明らかです。
女川町原発は、14.8メートル嵩上げされていました。
今回の津波は13メートルでしたが、地震による地盤沈下が1メートルありましたので、80センチの僅差で耐えたのです。それでも引き波で取水口が露出して、かなりピンチだったそうです。
このような教訓を、電力会社の枠を越えて共有(水平展開)すべきですね。

2015年8月13日
仙台市役所を訪問し、きぼうの桜計画を説明しました。

100万都市である仙台市にも海岸線があり、3.11の津波では、若林区、宮城野区などに大きな被害が出てしまいました。
今後、津波に負けない町作りをするために、まず海岸沿いに7.2mの堤防を築き、その内側に6mの嵩上げ道路(堤防相当)を通す二重防護の計画です。
二つの堤防の間は非居住区とし、緑地化する予定だそうです。
ここに桜の名所が誕生する可能性がありますね。
宇宙桜を採用するかどうかは今後の検討次第です。
2015年8月11日

30年を迎える日航機墜落事故(1985年8月12日)ですが
ワンアースは、空の安全を願い、御巣鷹山に慰霊登山するとともに、8月11日に行われた灯籠流しにも参加させていただきました。
ご遺族の方々も、支える地域やボランティアの方々も、日航機事故だけでなく全世界で起こっている災害や事故を悼み、また、そのような不幸が繰り返されぬよう祈りを込めて灯籠を流しました。

尾根の上の昇魂の碑には、
人々の願いを込めた短冊が揺れていました

30年経っても消えないU字溝(機長の墓標付近から)
ジャンボ機はあそこでバウンドし、この尾根に激突したのです

30年前、焦土と化した墜落現場の山腹
時を経て、みずみずしい森が蘇っています
2015年8月9日
淡路島夢舞台の国際会議場で開催された『Mother Nature 母なる自然と癒し』というシンポジウム(主催:関西看護医療大学、日本健康・環境セラピー学会)が開催され、このイベントの中で、ワンアース代表理事・長谷川洋一が、『宇宙桜、千年の癒し』と題する講演をさせていただきました。

日本の宝物である宇宙桜の、特に命みなぎる夏の姿にフォーカスしてお話し、会場に集まった百数十名の方々は熱心に聴いてくださいました。
ここ淡路島、夢舞台には、すでに宇宙ひょうたん桜が植樹され、
誰でも見ることができます。

この宇宙ひょうたん桜は、2015年4月、阪神淡路大震災復興20年を期して、高知県仁淀川町から贈呈されたものです。
夢舞台の広大な緑地で、宇宙桜は、今日も猛暑にめげることなく、力強く立っていました。

この山の頂稜では
天地が融合しているから
太陽の波に洗われて
真昼の花火が炸裂するのを
どうすることもできない

ミヤマアキノキリンソウ
高山のお花畑の常連
アップで見ると、笑顔がいっぱい並んでいるようだ
by 谷山稜

隔絶の地に 数ミリの花弁
あまりにも短い夏が通り過ぎてゆく
振り返る暇なんて、ない
ホソバツメクサ
これもナデシコ
高山の岩場でしか会えない

by 谷山稜

祭りの後
花のあと
咲き誇ったチングルマの
羽毛煌めく
これは、次への種
もう 助走が始まっている

by 谷山稜
宇宙的視点から、この星の、いのちの美しさを体感しつつ、ひとつの星で共生するという新しい価値観に基づいた文化交流で、世界を一つに繋いでゆきます。