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きぼうの桜 第1号、気仙沼で満開

宇宙を旅した日本の名桜の子孫を植え、東日本大震災の記憶と教訓を後世に伝える「きぼうの桜」計画は、おかげさまで着々と進展しています。
この春には東北の5箇所で植樹祭が行われました。

ところで、この事業の第1号とも言える植樹は実は2012年2月に行われています。
まだワンアースが出来る前、現代表・長谷川洋一の呼びかけに応じて高知県仁淀川町(大石弘秋町長、大野敏光教育長、金尾大蔵桜守)が、宮城県気仙沼市に宇宙ひょうたん桜を贈呈してくれたのです(ひょうたん桜は樹高約30メートルという、四国最大の巨桜です)。

その後、この名桜の苗は、気仙沼市立大島中学校に植えられて、驚異的な速さで成長し、樹齢6にして遂に満開になったのです。

きぼうの桜の物語
すでに31世紀に向けて、はじまっているのです。

☆大島中学校の桜の成長ぶりは、2017年4月29日付け 河北新報「リアスの風」紙の1面トップでとりあげていただきました。

福島に咲け! きぼうの桜

植樹祭の動画はこちら

2017年4月2日
福島市にも きぼうの桜がやってきました。


凜とした早春の空気がみなぎる標高400メートルの「ふくしまスカイパーク」に、ブルースーツに身をつつんだ宇宙少年少女たちが集まってきました。


ワンアースと福島の出会いのきっかけは、この少年たちでした。
2016年秋、ワンアース台湾文化訪問の際、山崎直子さんの宇宙アサガオの種をたくさん増やして、台湾へのプレゼントにしてくれたのが、この福島の、宇宙少年団福島分団「きぼう」なのでした。


ワンアースと福島市は、きぼうの桜計画の一環で宇宙桜を植樹する適地はないか協議を重ね、この天空の飛行場「ふくしまスカイパーク」に宇宙ひょうたん桜(高知県仁淀川町)を植えることになったのです。


 石碑にはこう刻みました。

地球(ここ)に命輝きて、
宇宙(そら)から見ゆる きぼうの桜

 福島飛行協会の斎藤理事長の朗読は、すでにきぼうの桜が伝説になっていきそうな、心にしみる壮大な物語でした。

 そして、やっぱり来てくれました! 宇宙桜大使ソラちゃん
 こどもたちに大人気で、ソラちゃんも大満足の様子でした。

宇宙少年団「きぼう」のみなさんが、明るい大きな声で「きぼうの桜」を合唱してくれました。
動画はこちら

子どもたちの声を聞きながら、きぼうの桜はこの地を見守ってくれることでしょう。

きぼうの桜の植樹場所は、津波到達点だけではありません。
原発事故など、東日本大震災で受けた大きな被害から復興していく町にも、今後お贈りしたいと思います。

この春の、きぼうの桜植樹はこれで終了いたしました。
来春は、各地で植樹ラッシュになりそうですね。

きぼうの桜植樹! 宮城県七ヶ浜町

2017年3月30日
♪♪♪動画はコチラ♪♪♪

 うららかなこの日は、七ヶ浜町にとって、復興の大きな区切りの記念日となりました。
 6年前の東日本大震災の日、12メートルの大津波に襲われたこの町では、住民の一割が家を失い、仮設住まいを余儀なくされていましたが、この日、最後の仮設住宅が、その役割を終えたのです。

 記念すべきこの日、ワンアースは宇宙ひょうたん桜(苗元・高知県仁淀川町、桜守・金尾大蔵先生)を贈りました。この、きぼうの桜は仮設住宅跡地に根を張り、後世に震災の記憶と教訓を伝えてくれるでしょう。

 山崎直子宇宙飛行士(ワンアース名誉顧問)もビデオメッセージを寄せてくれました。

山崎直子宇宙飛行士のビデオレターはコチラ


フライト証明書を寺澤薫町長に贈呈する長谷川代表理事


同じく、紲石(きずないし)を町長に贈呈


土かけは大人の役目?


水やりは子どもたちから

 植樹祭を彩ってくれたのは、この町のミュージカル劇団NaNa5931(ナナ国際)のみなさん。



 きぼうの桜主題歌を、見事な3部合唱で聴かせてくれました。
♪♪♪NaNaのみなさんの演奏動画はコチラ♪♪♪

 よみがえる七ヶ浜は、きぼうの桜に見守られ、きっと子どもたちが安心して暮らせる町になることでしょう。
 ワンアースはまた、次の町へ向かいます。

ミュージカル劇団 NaNa5931の紹介ビデオ

3月30日、七ヶ浜町にきぼうの桜が!


<写真提供・七ヶ浜町>
七つの浜をもつ美しい七ヶ浜町


<写真提供・七ヶ浜町>
東日本大震災の津波で大きな被害を受けましたが、このたび遂に、最後の仮設住宅を閉所することになり、復興の大きな区切りを迎えました。


この日を記念してワンアースからは、きぼうの桜「宇宙ひょう
たん桜」(苗元・高知県仁淀川町)をお贈りすることになりました。


式典は以下の通りです。ご都合付く方、是非ご参集ください。

日時: 2017年3月30日(木) 10時から
場所: 七ヶ浜町生涯学習センター
  〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜野山5-9
お問い合わせ: 七ヶ浜町地域福祉課(022-357-7449)

記念式典は、生涯学習センター内で、記念植樹は屋外で行います。

きぼうの桜計画の詳細は、リンクをご参照ください。
なお、報道目的の場合、ワンアースHP内の画像はご自由にお使いいただけます(申請無用です)

紲石(きずな)について

 きぼうの桜植樹に際し、ワンアースから紲石(きずないし)を贈呈することになっています。

 紲石は、直径5センチほどの青く輝く瑠璃(ラピスラズリ)の球で、地球そっくりです。ラピスは宝石ではありませんが、宮沢賢治が宇宙をイメージした石です。
 このラピス玉の表面には、ワンアース評議員・赤木一朗の書による「きぼうの桜」の銘と、植樹の日付がレーザーで刻字されています。
 植樹の際、きぼうの桜苗の根元から50-100cm離したところに、深さ50cmほどの穴を掘って埋め、以後、人目に触れません。
 数百年後、天下の名桜となったこの桜の根の治療が行われる際に、子孫たちが紲石を発見し、植樹の日付とこの桜の由来を再認知することになるでしょう。
 ちなみに紲石の「紲」という字は「絆」と同じ意味ですが、世界を繋ぐ願いを込めて、こちらの字を採用しました。

詳しくは、こちらの記事をごらんください

洋野町に、きぼうの桜が! 3月19日植樹祭

 2017年3月19日、岩手県洋野町で、きぼうの桜の植樹祭が挙行されました。岩手県初の宇宙桜お目見えです。植樹場所は、広大な牧場に白銀の天文ドーム輝く「おおのキャンパス」です。

 岩手最北の町である洋野町の3月半ばの気候は寒いと想定し、記念式典は室内のホールで行い、土かけ水やりなどの植樹のみ屋外の現場で行われました。

 最強の生命力を持つ「宇宙神代桜」を贈呈してくださった桜守・三枝基治先生ほか、山梨県北杜市からは政策秘書課長の丸茂和彦さんが駆けつけてくれました。

 記念式典では、来賓挨拶にひきつづき、宇宙飛行士・山崎直子さん(ワンアース名誉顧問)から寄せられたビデオメッセージが上映されました。
山崎宇宙飛行士のメッセージはこちら

 さらに、ワンアース評議員・赤木一朗より水上信宏町長に、紲石(きずないし)が贈呈されました。紲石に関しては別の記事で説明いたします。

 さて、今回のメインである歌の時間です。
 種市小学校・中学校、大野小学校・中学校から、総勢43人の生徒たちが登場し、村田さち子さんの朗読を受けて、しゅうさえこさんとともに「きぼうの桜」を大合唱しました。

 三十一世紀に想いをめぐらせ・・・

 そんな壮大な歌を、未来を担う子どもたちが力強く合唱し、会場は若い熱気で満たされました。

 みんなで天文台に移動し、苗に土かけ&水やりをしました

 そして最後に・・・やっぱり来ました!
 宇宙桜大使(サモエド犬)ソラちゃん。
 植樹の現場に颯爽と現れ、視線を一身に集めて立派に役割を果たしました。

 村田さち子先生も、しゅうさえこ先生も、ソラとすっかり仲良しです。

 きっとこの地で宇宙神代桜は、東北を代表するような希望のシンボルになることでしょう。
 きぼうの桜計画は今まさに、未来という大海原に船出したところです。

 この町では、水上信宏町長、日當博治副町長、下川原康文副町長はじめ、町役場、そして町民のみなさまの熱い想いを受けながら、2015年以来2年にわたり、慎重に計画を進めて参りました。そして村上昇司・特定政策推進室長を中心に、東山元寿さん、番沢鋭治さん、小田島佑輔さんたち役場の方々が、雪の日も風の日も現地調査に同行し、最良の植樹環境を整えてくださいました。町の皆さまに敬意を表します。

 次の植樹祭は、3月30日午前10時、宮城県七ヶ浜町・生涯学習センターで開催されます。
 こんなに楽しい植樹祭、誰でも参加できます。
 ご都合つく方、是非ご来場ください。

岩手県初!きぼうの桜植樹祭 3月19日 洋野町にて

 岩手県洋野町では、来る2017年3月19日(日) 10時より「きぼうの桜の植樹祭」を行います。
 天文台のある広大な牧草地に、山梨県北杜市から贈呈された日本の至宝・宇宙神代桜(桜守・三枝基治先生)の苗木が植えられます。

 場所:おおのキャンパス・グリーンヒルおおの(多目的ホール)
 〒028-8802 岩手県九戸郡洋野町大野第58地割12−30
 お問い合わせ: 洋野町役場(代表・0194-65-2111)特定政策推進室

(内容)
・来賓挨拶
・山崎直子宇宙飛行士メッセージ
・フライト証明、絆石の贈呈
・詩の朗読(きぼうの桜の作者、村田さち子)
・記念歌唱(きぼうの桜の作曲者、しゅうさえこ&洋野町の子どもたち)
・植樹土かけ&水やり
・記念撮影
 等々、記念歌唱までは室内で行います。

 新しい希望のシンボルの誕生の瞬間にお立ち会いください。
 お近くの方、遠方の方も歓迎です。

 2015年6月にワンアースが設立されてから2年間、東北三県沿岸の各市町村に「きぼうの桜」計画を提案・調整してきましたが、ようやく今春から、3月11日の福島県楢葉町を皮切りに、植樹がスタートしました。
 提案から2年もかかった主な理由は、現在の町にとっても将来の子孫たちのためにも最良の植樹場所を「妥協無く」探し続けてきたからです。

 これまでの、みなさまの温かいご支援に感謝しつつ、ワンアースは きぼうの桜計画を進めていきます。

石巻市の中学校でお話ししました

東日本大震災で顕著な被害を受けた宮城県石巻市
市立住吉中学校も、約1メートル浸水してしまい、大打撃を受けました。
ワンアース長谷川洋一代表理事は、2017年3月14日、同校を訪れ、1、2年生約200人に「きぼうの桜」計画の意義と来し方、そして将来像をお話ししました。

同校には2017年3月27日に、宇宙星桜が贈呈されることになっており、生徒たちは、まもなくやってくる希望の使者に興味を示しつつ、静かに真剣に、話を聴いてくれました。


宇宙星桜は、岐阜の中学生たちが育てた特別な桜です。
2008年、日本の名桜の種が宇宙フライトする「花伝説・宙へ!」事業(有人宇宙システム株式会社)に参加した、岐阜大学教育学部附属中学校の生物研究部の生徒たちが熱心に発芽を試み、約200粒中たった一粒だけですが、発芽を成功させ、生態工学会からも表彰を受けたのです。

一連の、きぼうの桜事業では、宇宙桜の中でも基本的に巨大化する品種(エドヒガンの巨木の直系子孫苗)を植えていきますが、宇宙星桜はずっと小さく、通常の公園の桜と同等の成長ぶりと考えられています。このため、学校の校庭に植えても、あとあと巨大化しすぎる心配はないでしょう。

宇宙星桜が遠い地域を結ぶ
そして、ここでは、中学生同士の新たな絆が生まれる
きぼうの桜計画の発展にご注目ください。

なお、3月27日の植樹は、学校関係者のみの行事となっております。