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宇宙桜が「きぼうの桜」になった訳は?

きぼうの桜計画とは?
ワンアースが推進する東日本大震災復興・伝承事業です。
若田光一宇宙飛行士とともにその種が宇宙を旅した日本各地の巨大桜の直系子孫(宇宙桜)を、津波到達点上に植え、千年風化しない避難の目印として、そして宇宙からも見える復興のシンボルとして、この星の子孫たちに残します。

東北三県被災地(約 40 都市)を中心に実施が計画されており、全被災都市への植樹を目指しており、2026 年 3 月時点で、被災地 19 都市に植樹が完了しています。

近年は兵庫県南あわじ市(2019.2.18)、埼玉県吉川市(2019.4.6)、山形県米沢市(2019.10.19)、大阪府寝屋川市(2020.2.21)、山形県飯豊町(2020.10.31)、大分県竹田市(2021.2.5)、埼玉県さいたま市(2022.5.1)、新潟県糸魚川市(2023.5.9)など未来の子孫を守る防災減災目的で参加する都市も現れはじめました。

宇宙桜とは?
2008 年に有人宇宙システム株式会社(JAMSS)が行った宇宙文化事業「花伝説・宙へ!」により誕生した宝物のような桜です。
日本各地で少年少女らの手によって集められた千年級の名桜(山高神代桜、三春滝桜、根尾谷淡墨桜、醍醐桜、ひょうたん桜、角館武家屋敷枝垂桜など)の種が、若田光一宇宙飛行士とともに国際宇宙ステーション「きぼう」に8ヶ月半2008.11/15 から 2009.7/31)滞在し、地球帰還後、そのごく一部が発芽して「宇宙桜」が誕生しました。
同宇宙事業を発案した長谷川洋一がJAMSSを退職後、2015 年に一般財団法人ワンアースを設立し、東北復興のような公益事業に限定して、植樹活動を続けています。

きぼうの桜計画には、次のような思いが込められています。

【千年の津波の教訓は、千年の桜で伝承する】
宇宙桜は、樹齢千年級の名桜の直系子孫なので、大切に養育すれば三十一世紀まで生き続け、変わらぬ避難の目印として、大災害の記憶と教訓を伝承できる。

【名桜は風化しない、成長する】
宇宙桜は 30 年で大樹に、100 年で宇宙ステーション軌道から視認出来る巨大さ(高さ・枝張りとも 30 メートル級)に成長する。コンクリート等の人工物よりも風化しにくいモニュメントと言える。巨樹に育て上げるために、20 メートル四方程度の広い公共の土地を確保し、ツツジ等の低木でハート型の柵を作り、その中心に宇宙桜をただ 1 本植える。ハートの先端は、苗元の方角を指す。一本有るだけでツーリストが殺到するような桜は被災地全域を繋ぐスケールの大きな観光資源となろう。

【広域交流こそ再生の切り札】
対外交流は地域再生の起爆剤。本事業に参加する多地域が交流するための「サミット」を毎年持ち回りで開催する。このサミットには首長級が多く参加し、桜とともに末永く息づく交流の礎となる。次世代をになう中高生も楽しみながら参加できるような共通文化として、歌や物語りを創造し、大震災の記憶と教訓を、風化しにくい形で後世に伝承していく。広域交流という水平面、世代交流という垂直軸に未来への時間軸を加えた立体交流文化を創造する。

 

詳細は、こちらをご覧ください

きぼうの桜事業とはpress用20240308ダウンロード

奇跡の交流コンサート〜未来にしあわせの種を〜

2026年3月19日 福島市古関裕而記念館
福島市音楽堂で、毎年3月下旬、声楽アンサンブルコンテスト全国大会が開催されます。各地代表として福島に集まってくる子どもたちの交流の場として、このサロンコンサートを開催しました。

今回出演してくれたのは
コマツHAPPYMELODY
清泉女学院中学校音楽部
出雲市立斐川西中学校合唱部
飛び入りで、中標津の中学生たち、名古屋の中学生たち、

この交流の発案者は”ムッシュ”こと太田英一先生(コマツHAPPYMELODY

ワンアースが企画運営でお手伝いしつつ、古関裕而記念館の1階サロンをお借りして、2021年から毎年3月に開催しています。

最初の年 2021年は、コロナの影響もあり、お客さんは20人程度でしたが・・・

年ごとに輪が広がって、もう会場に収まりきれなくなりました。
会場で聴いているお客さんの中には、飛び入りして歌ってくれる人たちも、もはや恒例になってきました。

ムッシュ太田さんは、「コンテストで競争するだけで帰らないで、もっともっと交流しよう」と呼びかけています。

ワンアースは、これからも「ふくしまで会おう」を合い言葉に、交流イベントをつづけていきます。

東日本大震災から15年

あの日から15年

ワンアースは、きぼうの桜、サミット、そして宇宙ミッションと、独自の視点で東北復興をお手伝いしてきました。

令和8年度は、復興庁からの補助金もなくなりますが、身の丈に合った活動を継続してまいります。

宇宙サミットのような、世代間交流、広域交流の仕組みは、震災復興の枠を越え、より広範に発展させていかなければなりません。

ワンアースは、「宇宙的視点から、この星の、いのちの美しさを体感し、ひとつの星で共生するという新しい価値観に基づいた文化交流で、世界を一つに繋いでゆく」ことを目的として2015年に非営利法人として発足いたしました。

これまでも、これからも、次の事業に取り組んでいきます。
(1)宇宙桜等の保護、育成、増殖及び活用
(2)東日本大震災等国内外の災害からの復興支援
(3)青少年等の夢をはぐくむ宇宙文化創造と情報発信、交流ならびに人材育成
(4)地球市民参加型の宇宙ミッションによる地球環境保全と国際相互理解の促進

引き続き、みなさまの熱いご指導ご支援をいただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

宇宙しいたけ、子どもたちが恒例のトンテンカン

三陸も春めいた暖かさになった2月5日の朝
小学生たちが一心に木槌を振るっています
とんてんかんてん とんてんかん

岩手県洋野町の宿戸小学校では、毎年この時期になると、3年生が、2021年の「東北復興宇宙ミッション」で誕生した宇宙しいたけ「宇宙ん子」の種駒を原木に打ち込む植菌体験授業が行われています。

子どもたちは、
・東日本大震災のこと
・世界中が支援してくれたこと
・感謝の気持ちを宇宙から発信したこと
・その一環で、洋野町のしいたけの菌が宇宙飛行したこと
・そらんこ(宇宙ん子)と命名して町の新しい名産物にしたこと

などを学んだ後、具体的な菌の植え方を教わり、木槌を持って植菌に取りかかります。

植菌の方法を教えてくれる、しいたけ産業振興協議会・尾前孝一会長

春は名のみの教室に、軽快な槌音と子どもたちの歓声が響きます。

原木はプロの手により山の圃場で育てられ、食べられるまでに成長するのは3年後。この子たちが6年生になったときです。

毎日新聞に「きぼうの桜」が掲載されました

毎日新聞(2026年1月16日)夕刊のコラム「喜楽帳」に、ワンアースの主幹事業「きぼうの桜」が「命を守る桜」として紹介されました。

https://mainichi.jp/articles/20260116/dde/041/070/013000c

このコラムを書いてくれた同社福島支局長の西川拓さんは、福島の復興に寄り添い、市民や子どもたちの目線も忘れずに報道してくださっています。ありがとうございます。

きぼうの桜事業の概要は、当財団HPで、ぜひじっくりご覧ください。

小学生556名が集結‼宇宙古代米の稲刈り

2025年10月28日
秋空のもと、宮城県多賀城市の遺跡にある特別な田圃に、市内の全6小学校からバス10台で、5年生556名が集結、この町のレガシーである「宇宙古代米」の稲刈り体験を行いました。

ぐにゅぐにゅと潜る田圃の土を踏みしめながら、
子どもたちはすぐに慣れ、鎌を使って器用に稲を刈り、リレーしながら畦に積み重ねていきました。

時折奇声をあげるのは、蛙に遭遇した子。

宇宙古代米は、ワンアースが主催した「東北復興宇宙ミッション」の一環で、2021年に多賀城市から宇宙フライトさせた「古代米(しろのむらさき)」の種籾から育ったもので、この街の宝物です。
国際宇宙ステーションに行ってきたのは僅か10g足らずでしたが、生産者の加藤真崇さん(みそらの郷代表)のご尽力と、地域の子どもの力で、すでに田圃三枚分に増えています。

2024年からは、多賀城市内の全小学5年生(約560人)が集まり、初夏に田植え体験、秋に稲刈り体験を行っています。

宇宙しいたけ、美味し!子どもたちが太鼓判

岩手県洋野町から、震災復興10年を期して宇宙フライトした特産物のしいたけ。

公募により、洋野町宇宙シイタケ『宇宙ん子(そらんこ)』と名付けられ、小学生がデザインしたキャラまで誕生しています。


そらんこは、洋野町立宿戸小学校3年生が体験授業で植菌し、3年の育成期間を経て6年生になった時に収穫と試食体験をすることになっています。

2025年10月23日 清々しく晴れ渡ったイーハトーブの空の下、6年生9名が、山のほだ場にやって来ました。

生産者の高屋敷幸雄さんのハウスの中には、見渡す限りの原木が並んでいます。

子どもたちは、歓声をあげながら、しいたけ狩りをし、採った大きさを競い合っていました。テレビのインタビューも入り、みんな『獲物』を自慢げに見せていました。

さて、試食は、宇宙しいたけの天ぷら+源タレGold(甘口)という組み合わせで、これが絶妙。


そらんこは、肉厚で歯ごたえがしっかりしているので、ずっしりとお腹に溜まります。


じつは子どもたちの中には、しいたけが苦手な子もいましたが、今日のレシピをたいそう気に入ってくれていました。

洋野町では、宇宙フライトのレガシーを、子どもたちとともに伝えていくそうです。
さらに、この「宇宙ん子」の大きな増産計画もあり、今後が期待されます。

第3回 復興宇宙サミットの開催について

一般財団法人ワンアースは、福島県南相馬市の後援と、多くの宇宙関係企業様の協賛を得て、第3回 復興宇宙サミットを、2025年10月5日に開催いたします。

【要旨】 きぼうの桜計画および東北復興宇宙ミッションで繋がった全国各地の仲間が一堂に会し、各地域の代表らが復興の先にある未来社会を議論し共創する広域交流の祭典。多くの青少年に参加を呼びかけ、東日本大震災の記憶と教訓を千年伝える文化を醸成する。

【背景】 国際宇宙ステーションを利用し、2021年に遂行した『東北復興宇宙ミッション2021』は、空前の規模の復興祈念事業となった(協力自治体を含めて参加自治体数は51)。そして各地から厳選した記念品を宇宙フライトさせた結果、福島県の宇宙酒をはじめとする、稀少な『宇宙特産物』が創成されている。

コロナの終息を待ち、2023年夏に福島県楢葉町で、24年夏には福島県浪江町にて『復興宇宙サミット』が開催され、県外からも多くの高校生らが参加し、宇宙へ行った仲間たちの広域交流プラットフォームが再構築できた。さらに、ワンアースが進める宇宙桜植樹事業「きぼうの桜」が多くの地域で進み、復興と交流の紲(きずな)のシンボルになっている。

楢葉、浪江のサミットでも議論されたように、宇宙ミッションで得られた地域&世代&異分野の交流の紲をさらに育て、次世代に継承することが望まれる。特に、地域別に生まれつつある宇宙特産物を融合させ、次の次元へと進むアイデアが若い世代からも多く提示されており、復興の先にある地域発展に追い風を呼びおこすことが期待できる。

【日時】 令和7年 10月5日(日)・・・4日は関係者のみで前夜祭

【場所】 南相馬市民情報交流センター・マルチメディアホール(〒975-0004 福島県南相馬市原町区旭町2丁目7−1)

【参加想定】

  • きぼうの桜および東北復興宇宙ミッションに参加した岩手・宮城・福島各県自治体
  • 山梨県北杜市、高知県仁淀川町、大阪府寝屋川市、兵庫県南あわじ市、鳥取県湯梨浜町、埼玉県吉川市&さいたま市、山形県米沢市&飯豊町、新潟県糸魚川市 ほか
  • 宇宙業界関係者(協賛企業様、視察企業様:協賛企業はディスカッションに登壇)

地球へのラブレター♪ 福島プチ宇宙ミッション2025

ワンアースは、2025年、福島県中心に、一般市民参加型の宇宙ミッションを設計、世界へ、そしてこの星への感謝の気持ちをこめたメッセージを集め、宇宙から地球に向かって展示しました。

【名称】 福島プチ宇宙ミッション2025「地球へのラブレター」
【主催】 一般財団法人ワンアース
http://www.the-one-earth.org/jp/

・福島県内中心に、メッセージ(地球へのラブレター・日本語40文字)を収集
・集まったメッセージを文字データでA2サイズのポスターに印刷し、「ミウラ折り」に畳む(ミウラ折り・・・宇宙工学に基づく拡げやすい特別な折り方)


・ポスターには、福島県の名産物Mapや、福島県各自治体の市町村章(県も含む)も刷り込んだ。名産物Mapは、公益財団法人福島県観光物産交流協会様のスペシャル作品!

・ポスターは、NASA/スペースX社のファルコン9ロケット/ドラゴン補給船に搭載し、2025年4月21日17時15分(日本時間)、フロリダ州NASAケネディ宇宙センターから国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ち上げられた。
・ミウラ折りポスターは、ISSの「地球の窓(キューポラ)」内で広げられ、地球と対面。この様子は動画と静止画でNASAのNichole Ayers宇宙飛行士により撮影され、地上に電送された。
・展示後のミウラ折りポスターは、ドラゴン補給船に乗り、2025年5月24日 01時05分(日本時間)にISSから離脱し、2025年5月25日 14時44分(日本時間)にカリフォルニア沖へ着水、無事、地球に帰還した。
・同ポスターは日本への輸入手続きを経て、7月、ワンアースの元に返還された。
・今回の宇宙フライトは、株式会社ラグランジェに委託し、遂行した。