素晴らしい展開がありました。
東北復興宇宙ミッション2021で、特産の「古代米」種をフライトさせた多賀城市(宮城県)では、生産者・みそらの郷(加藤真崇代表)と城南小学校の生徒らにより、この2年間で着々と宇宙米の苗を増やしてきました。
2023年5月31日、市内3小学校(城南小、八幡小、東小)の生徒232名の手により、古代米の大規模な田植えイベントが行われました(このうち「宇宙古代米」は城南小の108名が田植えを担当し、八幡小と東小は「地球古代米」を植えた)。
【写真】みずから裸足で田んぼに踏み込み挨拶する多賀城市教育長・麻生川敦さん。左は文化財課・乗上英隆さん、右は生産者の加藤真崇さん
加藤真崇さんの「田植え方法」のレクチャのあと、子どもたちは裸足になって田んぼに足を踏み入れます。ムニュムニュした感触の泥に、足は30センチぐらい潜り込みます。
子どもたちは、はじめはおっかなびっくりでしたが、やがて歓声をあげながら田植えを楽しんでいました。
絶好の青空のもと、復元された遺跡・多賀城南門も微笑んでいるように見えました。
【写真・南門】
「古代米の活用について、(小学生の)みんなでアイデアを出してほしい」と多賀城市長の深谷晃祐さん
子どもたちが植えた宇宙古代米は、10月頃収穫され、様々な活用が予定されています。
また、来年度は田んぼ1枚がまるまる宇宙古代米になるかもしれないそうです。
また、ワンアースが用意した樽に小学生代表2名が宇宙古代米9株を植え付けてくれました。
この樽は早速、仙台の全国都市緑化フェア・メイン会場に搬送し、展示・公開を開始しました。
☆全国都市緑化仙台フェアは2023年6月18日までです。
会場案内は以下のリンクをご覧ください。
https://sendai-feelgreen.jp/