気仙沼の港からフェリーに乗って30分、沖に浮かぶ大島に到着します。
そこには物語りのような、島人たちの生活があり、
島の真ん中には、大島小学校と中学校が並んで建っています。
2012年春、この中学校に、高知県仁淀川町から、宇宙ひょうたん桜の苗が贈られました。
その後、ぐんぐん伸びた宇宙桜は、もう4メートルを超える勢いで、枠からはみ出しそう。この春、初開花も見たそうです。
すでに巨樹の片鱗を見せる、太くがっしりとした幹に、
復興への雄叫びを感じました。
この宇宙桜贈呈は、きぼうの桜計画に先だって、仁淀川町と気仙沼市の教育委員会が中心になって進めたものです。