岩手県洋野町から、震災復興10年を期して宇宙フライトした特産物のしいたけ。


公募により、洋野町宇宙シイタケ『宇宙ん子(そらんこ)』と名付けられ、小学生がデザインしたキャラまで誕生しています。

そらんこは、洋野町立宿戸小学校3年生が体験授業で植菌し、3年の育成期間を経て6年生になった時に収穫と試食体験をすることになっています。

2025年10月23日 清々しく晴れ渡ったイーハトーブの空の下、6年生9名が、山のほだ場にやって来ました。

生産者の高屋敷幸雄さんのハウスの中には、見渡す限りの原木が並んでいます。




子どもたちは、歓声をあげながら、しいたけ狩りをし、採った大きさを競い合っていました。テレビのインタビューも入り、みんな『獲物』を自慢げに見せていました。

さて、試食は、宇宙しいたけの天ぷら+源タレGold(甘口)という組み合わせで、これが絶妙。

そらんこは、肉厚で歯ごたえがしっかりしているので、ずっしりとお腹に溜まります。


じつは子どもたちの中には、しいたけが苦手な子もいましたが、今日のレシピをたいそう気に入ってくれていました。

洋野町では、宇宙フライトのレガシーを、子どもたちとともに伝えていくそうです。
さらに、この「宇宙ん子」の大きな増産計画もあり、今後が期待されます。