宇宙シイタケを小学生が収穫して食べた!

東北復興宇宙ミッションで生まれた数ある名産物の中でも異彩を放つ「宇宙シイタケ」

これは、岩手県洋野町から宇宙飛行した記念品です。この町は原木椎茸の栽培が盛んで、名人級の生産者も多くいます。

宿戸小学校の児童は毎年、洋野町しいたけ産業振興協議会の指導を受けながら、原木に宇宙シイタケの種駒を打ち込む植菌作業を手伝ってきました。

そして2024年10月31日、遂に収穫して食べることができるくらい、宇宙シイタケが増えたのです。

小学校から山の中へ入ったところ、深い森の中にホダ場があります。

子どもたちは、原木の立ち並ぶ中を宝探しのように探検しつつ、見つけた椎茸に歓声を上げていました。中には顔ぐらいある巨大なものをゲットした子も。(宇宙へ行った影響で、巨大化したわけではありません)


収穫体験の後は試食です。この日は、天ぷらにして焼肉のタレ(この地方の定番、源たれ)をつけて食べましたが、「ふっくらしていて美味しい!」と子どもたちにも大評判でした。

洋野町は、この宇宙シイタケの生産量を今後6年間で増やしていき、全国に打って出ることを目標にしています。

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NHKさんのニュース報道

世界でひとつだけの宇宙シイタケ