小学生550人が宇宙古代米の田植え! 多賀城市の全小学校が参加

田植えに好適とされる二十四節気の芒種、今年は6月5日。
この日、多賀城1300年の遺跡にある特別な田んぼに、市内の全ての小学校から5年生が集まってきました。その数550人以上!

清冽な風に乗って、子どもたちの歓声はどこまでも響きます。

最初は長靴でこわごわ田んぼに向かっていた子どもたち
やがて裸足になり、ふくらはぎまで埋もれる柔らかな土とたわむれつつ
それでも上手く稲を植えていきました。

3年前の2021年6月4日
わずか10gで宇宙へ旅立った多賀城の古代米は
2022年、2023年と、小学生たちが育て、ついには田んぼ3枚に植えられるほどに増えました。

宇宙古代米で何を作る?
子どもたち中心に意見を聴くと、圧倒的に多かったのが、スイーツ開発でした。大人たちは、お酒やカレー、おにぎりなど。

世界でひとつだけの「宇宙古代米」で1300年の節目の年に、新しい産業が生まれるかもしれませんね。

左から 深谷晃祐市長、麻生川敦教育長、生産者の加藤真崇さん(みそらの郷)