東日本大震災から12年を前に、東北復興宇宙ミッションで2021年に宇宙フライトした白菜の種を市民の力で育て増やした「宇宙白菜」を使った餃子が塩竈市の名店・蜂屋食品さんから発売されました。
この素晴らしい商品を企画をしたのは、仙台大学附属明成高校・食文化創志科の皆さんです。
商品名は「シオーモの月・星めぐりの餃子」・・・宮沢賢治の匂いがしますね。それもそのはず、シオーモとは、賢治の名作「ポラーノの広場」に出てくる塩竈市のことなのです(ちなみに仙台市はセンダードとして作品に登場します)。
明成高校では、若い知恵を集めて、この宇宙白菜を地域を繋ぐ物語に発展させようと計画中。すでに岩手県花巻市にある賢治ゆかりの「下の畑」にも植えられ、地元との交流が根付いているそうですよ。
さて、肝心な餃子のお味は???
とてもジューシーでヘルシーで、いくらでも食べられそうです。
<*>宇宙の香りがするかどうかは、あなたの感性次第です
ワンアースでは今後も、宇宙ミッションの成果物を地域産業に実装するお手伝いをいたします。引き続き、どうかよろしくお願いいたします。