2021年4月24日
東北地方第二の巨大都市、福島県いわき市
東日本大震災津波で大きな被害を受けるとともに、近隣からの多くの避難者を受け入れた街としても知られています。
左から 小野茂市議会議員 清水敏男市長 ワンアース長谷川洋一代表 田中伸北杜市企画課長
この日は市民の憩いの庭・フラワーセンターに、清水敏男市長、小野茂市議、ワンアース長谷川代表はじめ、苗元の山梨県北杜市からも田中伸企画課長らが駆けつけてくださり、関係者だけで厳かに植樹祭を行いました。
きぼうの桜のお約束、ハートマーク!
このハートは、すでにGoogle Earthに載っていますが、その早さに関係者一同驚いていました。
フラガールの街としても知られる いわき市。この夏は、ローゼル(ハイビスカス)とネモフィラの種が宇宙飛行します。
宇宙桜ともども、宇宙の花たちが、このフラワーセンターにお目見えする日が楽しみですね。
2021年3月29日
東日本大震災で最大の被害を被ってしまった石巻市。
この日、日和山公園に、山梨県北杜市から戴いた宇宙神代桜を「きぼうの桜」として植えました。
コロナ禍ということもあり、公開の植樹祭は行わず、亀山紘市長と、ワンアースの長谷川代表の二人だけで植樹を行いました。
桜の名所でもある日和山は
多くのみなさんが津波から逃れて駆け上がった象徴的な場所です。
震災遺構となった門脇小学校跡
この鳥居から見おろす海はいつも輝いています。
眼下の平地は、かつては大住宅街でした。あの角にもこの角にも、人々の生活が息づいていた場所なのです。
震災の記憶を伝承するためにも、ワンアースは、きぼうの桜を植え続けていきます。
10年間、復興に取り組んでこられた亀山紘市長は4月に御勇退。おつかれさまでした。
この春、ワンアースは「東北復興宇宙ミッション2021」に注力しておりましたが、「きぼうの桜」事業も怠っていません。東日本大震災被災地3箇所で、地域の代表の方々とともに千年の希望と祈りを込めて、宇宙桜を植えました。
その1【宮城県南三陸町】
2021年2月22日
宮城県南三陸町に、宇宙ひょうたん桜を植えました。
この桜は、苗元の仁淀川町の桜守・金尾大蔵さんと大野敏光さん(ワンアース顧問)に生産していただき、昨年、いったん岩手県洋野町に預けておいたものです。
今回の植樹は、津波到達点である戸倉地区公民館(元戸倉中学校)前に植えられました。ここは高台になっていて、はるか眼下の海を見下ろすと、まさかここまで津波がやってくるとは誰にも想像できない場所です。
<佐藤仁町長と三浦清人町議会議長のごあいさつ>
佐藤仁町長、齊藤明教育長、三浦清人町議会議長はじめ、戸倉小学校の6年生全員が出席し、戸倉公民館(旧・戸倉中学校)で式典を行い、黙祷の後、子どもたちの手で恒例の紲石(きずないし)回しと埋設が行われました。
紲石(きずないし)を回しながら願いを込める子どもたち
土掛けは大人の役目、水遣りは子どもたちの役目。
2月とは思えないうららかな小春日のもと、未来への希望が南三陸町に根を下ろしました。
南三陸町は、2011年3月の東日本大震災では16メートルの津波で壊滅的な被害を受け、連日報道されたことで記憶に新しいと思います。
10年経っても、東日本大震災の復興は道半ばです。それでも、この桜を希望のシンボルにしたいと、町民のみなさまはたいへん喜んでくれました。そんなみなさんの気持ちは、このハートに込められていますね。
東北復興宇宙ミッション2021の「宙の主役」野口聡一宇宙飛行士が、168日間にわたる宇宙での任務を終え、無事地上に帰還しました。
野口さんら4人の宇宙飛行士を乗せたドラゴン宇宙船「レジリエンス号」は、日本時間5月2日午後3時57分、メキシコ湾に着水しました。
迎えに来た船上で、野口さんたちは元気な姿を見せてくれました。
リハビリが終わったら、東北にも雄姿を見せて戴きたいですね!
宇宙的視点から、この星の、いのちの美しさを体感しつつ、ひとつの星で共生するという新しい価値観に基づいた文化交流で、世界を一つに繋いでゆきます。