一般財団法人ワンアースの進める「東北復興宇宙ミッション2021」に続々と参加表明が続いているが、福島県の太平洋沿岸全10市町村は揃って参加を決めた(新地町、相馬市、南相馬市、浪江町、双葉町、大熊町、富岡町、楢葉町、広野町、いわき市)。この宇宙ミッションは2021年3月実施を目指しており、復興10年を語る各地の写真を横断幕に印刷して打上げ国際宇宙ステーション内に展示、日本人宇宙飛行士が世界に対する感謝の言葉を述べる。さらに、各地から記念品もフライトさせることになっている。浜通りは、これからが復興の正念場だが、宇宙を目指すことが、ポスト10年の地域振興の起爆剤になる可能性がある。
<お問い合わせ>
一般財団法人ワンアース 代表理事 長谷川洋一
09092308586
hasegawa@the-one-earth.org
http://www.the-one-earth.org/jp/
復興庁「東日本大震災発災10年復興発信事業」に選定されたおかげで、東北三県から宇宙を目指す自治体が続々と名乗りを上げています。
8月25日時点の参加自治体(実行委員=各市町村長)は次の通りです。
委員長 山崎直子宇宙飛行士・一般財団法人ワンアース名誉顧問
委員 水上信宏 岩手県洋野町長
委員 遠藤譲一 岩手県久慈市長
委員 戸羽 太 岩手県陸前高田市長
委員 亀山 紘 宮城県石巻市長
委員 渥美 巖 宮城県東松島市長
委員 櫻井公一 宮城県松島町長
委員 寺澤 薫 宮城県七ヶ浜町長
委員 山田司郎 宮城県名取市長
委員 菊地啓夫 宮城県岩沼市長
委員 山田周伸 宮城県亘理町長
委員 大堀 武 福島県新地町長
委員 立谷秀淸 福島県相馬市長
委員 門馬和夫 福島県南相馬市長
委員 吉田数博 福島県浪江町長
委員 伊澤史朗 福島県双葉町長
委員 吉田 淳 福島県大熊町長
委員 宮本皓一 福島県富岡町長
委員 松本幸英 福島県楢葉町長
委員 遠藤 智 福島県広野町長
委員 清水敏男 福島県いわき市長
委員 木幡 浩 福島県福島市長
委員 菅野典雄 福島県飯舘村長
委員 佐藤金正 福島県川俣町長
委員 橋本克也 福島県須賀川市長
特別委員 渡辺英子 山梨県北杜市長(きぼうの桜苗元)
特別委員 大石弘秋 高知県仁淀川町長(きぼうの桜苗元)
特別委員 坂本浩之 福島県三春町長(きぼうの桜苗元)
特別委員 守本憲弘 兵庫県南あわじ市長
2020年8月13日、福島県須賀川市の牡丹園で、宇宙へいく牡丹の種の採集が行われました。
夏空のもと、須賀川市立第三小学校と第三中学校の生徒および父兄が主役となり、広大な牡丹園の中で選び抜かれた種を採集し、専門家・橋本公助先生(須賀川牡丹園保勝会)に託しました。
種はこの秋、ワンアースからJAXAに委ねられ、2021年3月頃、NASAのロケット(ファルコン)で国際宇宙ステーションに旅立ちます。
宇宙を旅した牡丹はどんな夢を持ち帰り、どんな花を咲かせてくれるのでしょうか。楽しみですね。
ワンアースの計画推進する「東北復興宇宙ミッション」が、復興庁「東日本大震災発災10年復興発信事業」に選定されました。
現在、山崎直子宇宙飛行士(一般財団法人ワンアース名誉顧問)を委員長とする実行委員会から被災三県の自治体に呼びかけており、続々と参加表明をいただいております。
東北復興10年の節目に向け、これまでの世界中からの支援に対する感謝の気持ちを発信するため、ワンアースは各自治体と協働しながら多くの地球市民の皆さまの参画を得つつ、この前例のない宇宙ミッションを遂行します。
宇宙的視点から、この星の、いのちの美しさを体感しつつ、ひとつの星で共生するという新しい価値観に基づいた文化交流で、世界を一つに繋いでゆきます。