2019年12月22日 15時から、福島駅前(東口)こむこむ館 1階わいわいホールにて、第1回 宇宙を目指す市民ワークショップを開催します。
申し込み不要 自由席 です(お席に限りがありますので、早めにお越しください)
<プログラム>
開式・・・丹治誠(日本宇宙少年団福島分団きぼう)
1.ご挨拶 福島市長 木幡 浩 様
2.ご来賓挨拶 復興副大臣 横山 信一様
3.宇宙プロジェクトの説明 長谷川 洋一(ワンアース)
4.基調講演(1)宇宙ステーション「きぼう」開発秘話
JAXA元理事 長谷川
義幸先生
5.基調講演(2)この宇宙の片隅で
国立天文台副台長 渡部 潤一先生
6.全員ディスカッション
閉式・・・甚野源次郎(ワンアース顧問)
亘理町・山田周伸町長(左)とワンアース・長谷川代表
2019年12月16日、ワンアース長谷川洋一代表は宮城県亘理町で山田周伸町長、三戸部貞雄副町長はじめ主だったみなさまと懇談し、きぼうの桜計画の実施を決定しました。
同町は仙台の南に位置し、海に面した平野地形ゆえ、東日本大震災津波の甚大な被害を受け、300名を超える犠牲者がでてしまいましたが、2020年を期して新庁舎も完成し、復興を加速させていきます。
植樹祭の時期や場所は、今後、同町からの発表を待つことといたします。
2019年秋、ワンアースは宇宙ミッションを始動します。東日本大震災復興に対する世界中からの支援への感謝の気持ちを、国際宇宙ステーションから発信します。具体的内容は次の通りです。
【目的】 東日本大震災発災から10年である2021年3月11日を期し、東北三県を主体に日本から全世界に、復興支援への感謝の気持ちと、震災の記憶と教訓を伝承するためのメッセージを国際宇宙ステーションから発信する
【概要】
福島・宮城・岩手三県を中心とし、震災の記憶と復興のイメージを語る画像、モノ、言葉を国際宇宙ステーション(以下ISS)に打ち上げる。
ISSのキューポラ(地球が展望できる窓施設)や日本実験棟きぼう内に、物品・写真等を展示し、メッセージを宇宙飛行士に読み上げてもらい、映像を全世界に拡散する。 花や農作物の種などの記念品も打ち上げ、地上に回収後、地域活性化や震災の記憶と教訓の伝承に息長く活用する。
【スケジュール】
2019年度:計画発表、搭載物品選定、メッセージ募集、搭載技術調整等
2020年度:物品準備、打上、年度末(2021年3月11日)にミッション実施
2021年度:物品地上回収、各種地上イベント等で利活用
【期待される効果】
・日本から全世界への感謝の気持ちを発信出来る
・東日本大震災の記憶と教訓を世界規模で共有・伝承する構図が作れる
・東北の復興をアピールし、風評払拭に貢献できる
・国際宇宙ステーション(ISS)の社会的利用価値を端的に証明できる
2019年7月 きぼうの桜サミット in 洋野 で行われた宇宙を目指す共同宣言の様子
この宇宙ミッションの準備として、現在ワンアースは東北各地でワークショップ形式の市民討論を始めたところです。2019年度いっぱいは復興庁「心の復興」助成を活用しつつ、多くのみなさまのご意見を集め、歴史的に意義有る市民宇宙ミッション計画に仕上げていきます。
復興庁「心の復興」で採択されたワンアースの令和元年度事業計画概要
宇宙的視点から、この星の、いのちの美しさを体感しつつ、ひとつの星で共生するという新しい価値観に基づいた文化交流で、世界を一つに繋いでゆきます。