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【概要】 東日本大震災の記憶と教訓、そして復興に関わる中学生主体のユニークな取り組みを伝えるために、復興庁の「新しい東北」連携セミナー制度を活用し、宮城県気仙沼市立大島中学校の生徒3名が、高知県仁淀川町でセミナーと、よさこい演舞などの交流を行う。仁淀川町内の全中学生が参加する予定。
【背景】 東日本大震災当時、島が二つに分断するほどの大津波を受けた気仙沼大島は、2019年4月9日、本土との間に島民の念願であった橋が架かり、復興の新たなステージを迎えた。
一般財団法人ワンアースは、津波到達点上に長命で巨大化する特殊な桜(宇宙桜・注)を植え、復興と伝承のシンボルとする「きぼうの桜」事業を東北全域で進めているが、気仙沼市立大島中学校には「きぼうの桜第一号」として2012年3月に宇宙ひょうたん桜(苗元・高知県仁淀川町)が植樹され、すでに樹高7mほどに成長している。
大島中学生たちは、きぼうの桜をシンボルとした島の新しい景観デザインを考案し、文化祭や、きぼうの桜サミット(2019年7月・岩手県洋野町)で発表してきた。このデザインは宮城県が整備する島の防潮堤緑地に正式に採用され、明るいニュースとなっている。
本事業では、復興庁の「新しい東北」連携セミナー制度を活用し、中学生自身が、このユニークな取り組みを発表する。今回大島中学生たちは、恩義ある苗元・高知県仁淀川町を訪問し、同町の全面協力のもと、町内中学校の全生徒が参加するセミナーを開催し、郷土芸能競演や町内視察などの交流を行う。さらに、自分たちが提案した島の景観デザインを完成させるために「宇宙ひょうたん桜」の新しい苗を仁淀川町から贈呈してもらうための交渉を行う。
【セミナー概要】
(1)日時 令和元年8月6日(火) 9時から12時
(2)場所 高知県仁淀川町中央公民館
(3)中学生発表者
吉野 桃愛(大島中学校3年 生徒会長)
村上 琉斗(大島中学校3年 生徒会副会長)
水上 風花(大島中学校2年 生徒会副会長)
(4)参加者 仁淀川町三役、同町内の中学生全員(68名)、教職員、住民 計100名程度
長谷川 洋一(一般財団法人ワンアース代表理事)
宮崎 明雄(大島中学校長) 高橋 理絵(大島中教諭 3学年主任)
【主催・お問い合わせ】
一般財団法人ワンアース 代表理事 長谷川洋一