きぼうの桜の第1号は、東日本震災の翌年、2012年春に気仙沼大島にある大島中学校に贈られ、かわいい島っ子たちに見守られ、すくすく育っています。
2018年4月16日、本校の開校記念日に合わせてワンアース長谷川洋一代表が訪れ、「きぼうの桜プロジェクトの目指すもの」と題してお話しいたしました。
お話しのあと、大島中学の全校生徒が、きぼうの桜を合唱してくれました ♪動画はコチラ♪
東北最大の有人島・大島には来春橋が架かり「島が島でなくなる日」がやって来ます。この橋は島人の長年の悲願だったわけですが、さまざまな変化をもたらします。より多くの観光客がやってくるでしょうし、急病人が出ても速やかに本土の病院に運べます。しかし一方、観光客は島に泊まらなくても日帰りしやすくなりますし、小中学校も本土に統合されるかもしれません。こうした変化をチャンスと捉え、ワンアースからは、中学生が主体となって島の伝説を創ることを提案しました。
きぼうの桜は単なる桜の木ではなく、地域と地域、そして現在と未来をつなぐ文化遺産となることでしょう。