東日本大震災発災から6年が経過し、犠牲になられた多くの方々にお悔やみ申し上げます。そしてご遺族の方々、被災者の方々に謹んでお見舞い申し上げます。
2017年3月11日、福島県楢葉町におきまして、きぼうの桜の植樹祭が挙行されました。植樹場所は、2000年前の遺跡もある天神岬です。
地上最強の生命力を持つと考えられる「宇宙神代桜」を贈呈してくださった山梨県北杜市からは、副市長の菊原忍さんと桜守の三枝基治先生が駆けつけてくれました。
これまで2年にわたり、入念な植樹の準備をしてきた松本幸英・楢葉町長はじめ、同町職員のみなさまに敬意を表します。とりわけ復興推進課長・猪狩充弘さん、同課の鯨岡大輝さんのご活躍は爽やかでした。
みなさまの情熱と努力のおかげで、宇宙神代桜は滞りなく選ばれた土地に活着し、末永い希望のシンボルになることを誓ったように見えました。
植樹祭では、来賓挨拶にひきつづき、宇宙飛行士・山崎直子さん(当財団名誉顧問)から寄せられたビデオメッセージが上映され、最後に宇宙桜大使(サモエド犬)ソラちゃんも演壇に立ち、スピーチ(?)して立派に役割を果たしました。
苗への土かけ&水やりは、大人も子どもも全員で行いました。
そして迎えた14時46分。全員で黙祷した後、フィナーレは歌声です。歌手のしゅうさえこさん(14代目NHK歌のおねえさん)が登場し、地元の子どもたちとともに「きぼうの桜」を歌って、魔法のような温かな時間を演出くださいました。
やがて名桜はこの岬に大きく根を張り、この星を代表する壮麗な景観となるでしょう。
楢葉町の植樹のための造成等には、公益社団法人国土緑化推進機構様の補助金を活用させていただきました。
きぼうの桜計画、いよいよ本格始動。
次は3月19日、岩手県洋野町に、同じく宇宙神代桜が植樹されます。
記念式典は10時からグリーンヒルおおの内多目的ホールで開催されます。
ご都合つく方、是非ご来場ください。