第1回 復興宇宙サミット、楢葉町で開催(2023年8月5日)

2023年8月5日(+前後)
福島県楢葉町で「第1回 復興宇宙サミット2023 in NARAHA」が開催されました。

 東日本大震災など大災害からの復興を目指して各地の自治体とともに一般財団法人ワンアースが進めてきた「東北復興宇宙ミッション2021」および「きぼうの桜計画」に参画している全国の自治体代表や、次世代を担う少年少女らが楢葉町に集結して意見交換と交流のリユニオンを行う真夏の祭典です。


 宇宙規模の紲(きずな)で結ばれた地域交流の力を、大震災の記憶・教訓とともに次世代に伝承する大きなムーブメントの第一歩になるかもしれません。

 今回は、東北復興宇宙ミッション実行委員長である山崎直子宇宙飛行士(ワンアース名誉顧問)を迎え、青少年向けに講演「地球は特別な場所」をしていただいたほか、たっぷり30分も質問タイムを取り、子どもたちと直接対話していただきました。

参加20自治体の首長らと各地の中高生代表らが対等の立場で意見を交わす「交流トーク」を行いました。

 フィナーレでは、歌手のしゅうさえこ先生(14代目NHKうたのおねえさん)の指導により会場全体で心を合わせて宇宙の歌「きぼうの桜」を合唱しました。

 コロナの長い長いトンネルを経て、前身の「きぼうの桜サミット」を宇宙経由で進化発展させたイベントになったことを、関係者の皆さまに感謝申し上げます。特に、開催地楢葉町の行政&学校&住民のみなさま、そして多忙なスケジュールをギリギリやりくりして駆けつけてくださった山崎直子委員長、歌の魔法で会場をひとまとめにしてくださった、しゅうさえこ先生に重ねて感謝申し上げます。

 また、今回はワンアース青年部(過去のサミットに参加した現大学生)が運営の前面に出たため、中高生の心を効果的に惹き付けられたようです。

 6日のフェアウェルランチでは、参加した北杜市や糸魚川市の高校生たちから「来年も参加したい」との意見が圧倒的に多く出ました。そのためにも、サミットの例年開催に向けて知恵を絞っていきたいと思いますし、すでに青年部でも、今後のサミットについて議論が始まっております。

【交流トークに登壇した各地代表】

 今後ともワンアースともども、このサミットを進化&深化させていくために、御指導ご参画ほど、よろしくお願い申し上げます

宇宙的視点から、この星の、いのちの美しさを体感しつつ、ひとつの星で共生するという新しい価値観に基づいた文化交流で、世界を一つに繋いでゆきます。