紲石(きずないし)について

 きぼうの桜植樹に際し、ワンアースから紲石(きずないし)を贈呈することになっています。
 紲石は、直径5センチほどの青く輝く瑠璃(ラピスラズリ)の球で、地球そっくりです。ラピスは宝石ではありませんが、宮沢賢治が宇宙をイメージした石です。

 このラピス玉の表面には、ワンアース評議員・赤木一朗の書による「きぼうの桜」の銘と、植樹の日付がレーザーで刻字されています。
 植樹の際、きぼうの桜苗の根元から50-100cm離したところに、深さ50cmほどの穴を掘って埋め、以後、人目に触れません。
 数百年後、天下の名桜となったこの桜の根の治療が行われる際に、子孫たちが紲石を発見し、植樹の日付とこの桜の由来を再認知することになるでしょう。

 ちなみに紲石の「紲」という字は「絆」と同じ意味ですが、世界を繋ぐ願いを込めて、こちらの字を採用しました。

宇宙的視点から、この星の、いのちの美しさを体感しつつ、ひとつの星で共生するという新しい価値観に基づいた文化交流で、世界を一つに繋いでゆきます。