「News」カテゴリーアーカイブ

ヤングサミット、気炎高々!

きぼうの桜サミット2019in洋野(2019.7/27)の開催が近づいてきました。大人数で参加する宮城県・気仙沼市立大島中学校と山梨県・北杜市立甲陵高等学校のみなさんは、準備に燃えています。ご覧ください、若い力を!

気仙沼市から参加する大島中学校のみなさん
山梨県北杜市から参加する甲陵高校の皆さん

プレスリリース「きぼうの桜サミット2019 in 洋野」の開催について

 岩手県洋野町では、東日本大震災の被災地に「宇宙桜」を植えることにより、震災の記憶と教訓を後世に伝える「きぼうの桜事業」に取り組む市町村との交流を深めるため、「きぼうの桜サミット2019in洋野」を開催します。  この事業は、「三陸防災復興プロジェクト2019関連事業」として実施されるものです。

1 日 時  令和元年7月27日(土) 10時から17時

2 場 所  洋野町民文化会館「セシリアホール」(洋野町種市24-124-3)

3 主 催  洋野町

共 催  一般財団法人ワンアース

後 援  岩手県、JAXA(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構)

4 参加者

⑴ 一般住民(入場無料)

⑵ きぼうの桜事業関係者(各地代表者または中高生含む住民代表)

岩手県洋野町/釜石市、宮城県気仙沼市/石巻市/七ヶ浜町/名取市、福島県楢 葉町/福島市/浪江町/富岡町/川俣町/飯舘村/南相馬市、埼玉県吉川市、山梨県北杜市、兵庫県淡路市/南あわじ市、高知県仁淀川町、鳥取県湯梨浜町ほか(予定)

 ⑶ スペシャルゲスト 金井宣茂宇宙飛行士、しゅうさえこ

5 プログラム 別添チラシのとおり

6 行事概要

 ⑴ 「宇宙桜」及び「きぼうの桜事業」とは

「宇宙桜」とは、2008年、若田光一宇宙飛行士とともに国際宇宙ステーション「きぼう」に旅し、地球を4,100周した日本各地の名桜の種から発芽した桜

「きぼうの桜事業」とは、この宇宙桜を東日本大震災の津波到達点等に植え、千年風化しない避難の目印に、そして宇宙からも見える復興のシンボルとなるよう、次代へ残す取り組みで東北被災三県を中心に現在進行中

 ⑵ 「きぼうの桜サミット2019in洋野」の概要

洋野町は、2017年3月19日、岩手県内で最初に宇宙桜を植樹しました。

 本事業は、東日本大震災の記憶と教訓を後世に伝える広域交流コミュニティの醸成を目的として実施するもので、きぼうの桜事業に取り組む東北各地の自治体関係者をはじめ、宇宙桜の苗元である山梨県北杜市、高知県仁淀川町、さらには西日本の震災被災地など(兵庫県淡路市、鳥取県湯梨浜町ほか)からも自治体関係者が参加します。

 さらにJAXA宇宙飛行士・金井宣茂(かないのりしげ)氏は、特別講演の後、中高生を含む各地代表らと「あした宇宙へ!」と題したパネルディスカッションを行います。

【問い合わせ先】洋野町特定政策推進室(番沢) 住所:岩手県九戸郡洋野町種市23-27  Tel:0194-65-2102

一般財団法人ワンアース(長谷川)Tel:090-9230-8586

 hasegawa@the-one-earth.org

きぼうの桜サミット2019 in 洋野 について

きぼうの桜サミット2019 in 洋野(三陸防災復興プロジェクト2019関連事業)

1 概 要

 東日本大震災の記憶と教訓を風化させずに後世に伝える広域交流コミュニティを醸成するために、岩手県洋野町(水上信宏町長)は「きぼうの桜サミット」(第4回)を開催する。きぼうの桜(詳細後述)」事業を進める一般財団法人ワンアース(長谷川洋一代表理事・茨城)が共催。岩手県とJAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)が後援。岩手県三陸防災復興プロジェクト2019関連事業。

【きぼうの桜とは】 若田光一宇宙飛行士とともにその種が宇宙を旅した千年級巨大桜の直系子孫「宇宙桜」を東日本大震災の津波到達点等に植え、千年風化しない避難の目印に、そして宇宙からも見える復興のシンボルとして、この星の子孫たちへ残す社会事業

 今回のサミットには、きぼうの桜計画に参加する東北各地の自治体代表はじめ、宇宙桜の苗元である山梨県北杜市、高知県仁淀川町、さらには西日本の震災被災地そのほかからも代表が参加し、防災協力など次世代へ繋ぐ広域コミュニティ醸成を目指す。

 さらに今回は、JAXAから金井宣茂宇宙飛行士に登壇して戴き、宇宙的視点での地球観を提示してもらい、これをふまえてパネルディスカッションを行う。

 また、県内外から未来社会を担う多くの若者(小中高生等・目標100名)に参加してもらい、意見発表してもらうほか、市町村長や宇宙飛行士らと対等に意見交換できる場面を創出することにより、未来への希望と若いエネルギーあふれる祭典とする。

2 日 時  2019年7月27日(土) 10時から17時

3 場 所  洋野町民文化会館(セシリア)大ホール

4 主催者  岩手県洋野町(共催:一般財団法人ワンアース 後援:岩手県、JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構))

5 参加予定地域(首長級または中高生含む住民代表)

岩手県洋野町/釜石市、宮城県気仙沼市/七ヶ浜町/名取市、福島県楢葉町/福島市/浪江町/富岡町/川俣町/飯舘村/南相馬市、埼玉県吉川市、山梨県北杜市、兵庫県淡路市/南あわじ市、高知県仁淀川町、鳥取県湯梨浜町 ほか

【出演・登壇者】 JAXA金井宣茂宇宙飛行士、しゅうさえこ、洋野町きぼうの桜合唱団、三本木智子 ほか

6 プログラム(調整中)

☆☆☆きぼうの桜の文化祭(7月27日 10:00-12:00)

各地中高生等による研究発表(宇宙を活用した地域活性化)

☆☆☆交流の祭典(7月27日 13:00-17:00)

洋野の歌姫 三本木智子ミニコンサート

山崎直子宇宙飛行士からのビデオメッセージ

JAXA宇宙飛行士による講演

パネルディスカッション「あした宇宙へ!」(各地代表&中高生と宇宙飛行士)

歌のステージ(しゅうさえこ&洋野町きぼうの桜合唱団 ほか)

フィナーレ(共同宣言、全体合唱等)

【連絡先】 洋野町特定政策推進室 0194-65-2102

一般財団法人ワンアース(長谷川)090-9230-8586 hasegawa@the-one-earth.org

公募!きぼうの桜の物語り

きぼうの桜物語り 2019年公募要項

【募集内容】 日本語の文字作品(物語、散文、詩、短歌、俳句など、文字だけで表現出来る作品)

【タイトル】 きぼうの桜 (サブタイトルは自由とします)

【テーマ】 三十一世紀の地球。東北の海岸に巨大な桜の列があることは、世界中の人が知っている。この桜たちはどうやら宇宙から来たらしい。なぜここに宇宙桜が植えられたのかは、先祖代々、ある物語によって伝えられてきた。その物語とは・・・

 このあとに読み聞かせるお話を、創作してください。

  • 東日本大震災の記憶と教訓を伝える内容を織り込みましょう
  • ただ悲しいだけの物語ではなく、希望あふれる内容にしましょう
  • かぐや姫のような、美しく豊かな空想を織り込みましょう

【応募要件】

  • 年齢・性別・国籍・プロアマ不問。長さ制限なし。何作品でも応募できます。
  • 未発表の日本語で書かれた作品に限定(他の公募に応募中の作品は不可)
  • 応募作品は返却できません。必要な方はコピーをお手元に保管ください。
  • 営利を目的としない個人のウェブサイトや同人誌等への掲載は未発表とみなし、応募を受け付けます。
  • 応募作の出版、電子書籍の配信、また、映像化、商品化等二次利用に関する諸権利(著作権法第27条および第28条の権利を含む)は一般財団法人ワンアースに帰属するものとします。
  • 応募された方の個人情報は厳重に管理し、本事業以外の目的に利用することはありません。
  • 第三者の著者権その他の権利を侵害した作品は無効です。権利侵害などの問題を生じ、第三者に損害を与えた場合は、すべて応募者の責任となります。
  • 選考に関する問い合わせにはお答えできません。

【選考・表彰】

  • 作品に優劣は付けません。選考委員によりいくつかの作品が「注目作品」として選ばれ、2019年7月中に一般財団法人ワンアースHPで発表、2019年7月27日、岩手県洋野町で開催される「きぼうの桜サミット」で表彰されます。
  • 注目作品はAmazon Kindleより電子出版されます。

<参考> 2018年夏に発行された物語集 https://www.amazon.co.jp/dp/B07FB53L7L/

【〆切】 2019年6月15日(土)(消印有効)

【応募方法】 郵便番号、住所、電話番号、氏名(ふりがな)、性別、年齢を原稿の末尾に書いて下記にお送りください。

<郵便の場合>

 〒301-0003 茨城県龍ヶ崎市平台4-20-6  一般財団法人ワンアース「伝説」係宛

<電子メール添付の場合・送り先>  info@the-one-earth.org

電子メール添付で応募できるデータ形式は、MS Word(doc, docx)、PDF(pdf)、text(txt)、JPEG(jpg)、PNG(png)のみとなります。これら以外のデータ形式でのご応募は不可とします。応募できるファイルサイズは10MBまでとなります。

【ご参考】 昨年度(2017年度)の最注目作品は、13歳の被災地の少女が書いた物語りでした。

希望の桜、あの丘の向こうの道(桜庭美夜作)

☆多数の御応募をお待ち申し上げております。
☆昨年の公募における注目作品含め、Amazon Kindleより電子出版予定です。

以上です。
きぼうの桜計画の詳細はコチラ

きぼうの桜、各地で開花

各地に植樹された復興のシンボル「きぼうの桜」が次々に開花しています。嬉しい季節ですね。

今回は、2019年春に初開花した福島県浪江町と富岡町から、開花した宇宙神代桜の様子をご覧に入れます

すでにGoogleMapに登録されています

吉川市、未来の災害警世のための、きぼうの桜を植える

2019年4月6日、埼玉県吉川市に、きぼうの桜が植えられました。

吉川市のゆるキャラ、なまりん(ナマズだそうです)
ていねいに子どもたちの質問に答える金井宇宙飛行士

この日の植樹祭は、なんとJAXAの金井宜茂宇宙飛行士の市民講演とセットで開催されました。
金井さんは関小学校の体育館で熱狂的に迎えられ、多くのちびっ子からの質問にも丁寧に答えてくれました。山崎直子宇宙飛行士からもビデオレターをいただきました。

ビデオレターを贈ってくれた山崎直子宇宙飛行士

雲一つ無い空のもと、宇宙飛行士といっしょに植樹した桜は、市民のみなさんの記憶に残る名桜となるにちがいありません。

恒例になった紲石(きずないし)の贈呈  左・中原恵人市長 右・長谷川代表理事
紲石を手から手へ、回す子どもたち

フィナーレは紙飛行機発射! 金井宇宙飛行士がカウントダウンしてくれました。

そしてソラちゃん、今日もやってきました。各地で市長さんたちとすぐ仲良しになるのは、ソラちゃんの天性なのかもしれませんね。

ソラちゃんはすぐに懐く??? 中原恵人・吉川市長と
ソラちゃんと金井さんのツーショット撮影会になってしまいました。。。
ご多忙な中、飯舘村から菅野典雄村長がかけつけてくださいました(ソラちゃんの右)苗元の北杜市からも、櫻井政策参事と桜守の三枝先生が

ところで、なぜ被災地でないこの街に、きぼうの桜が植えられたのでしょうか?
吉川市の一帯は過去に大水害が起こった地域です。近年の異常気象や自然の猛威に鑑み、警世のためのシンボルが必要と街の人々が考えたこと、自治体としても東日本大震災の、特に飯舘村(福島県)の復興に寄り添うことを決めたことなどから、きぼうの桜植樹が熱望されました。この思いは中原恵人市長自ら、2018年8月、楢葉町での きぼうの桜サミットでも熱く語られました。そして3年ほどかけて慎重に計画を練り、この日を迎えたわけです。

ハートマークに未来への伝承を誓う!

きぼうの桜は第2フェーズへ。復興のみならず、未来の命を守るために。ワンアースは活動を続けます。

宇宙神代桜、6弁花の謎?

宇宙神代桜満開の図

宇宙桜も開花の季節を迎えていますね。TVなどでもときどきとりあげられる『宇宙神代桜』をご紹介しましょう。

宇宙神代桜は、2008年、山高神代桜の種が、全国各地の名桜の種とともに国際宇宙ステーション・日本実験棟「きぼう」に旅した結果生まれました。当時このプロジェクトを企画したのは、有人宇宙システム株式会社(JAMSS)で、『花伝説・宙へ!』という社会貢献事業でした。8ヶ月半宇宙に滞在した種(花のいのち)は、若田光一宇宙飛行士が2009年7月に地上へ持ち帰り、そのごく一部で発芽が見られ、成長して『宇宙桜』と呼ばれるようになったのです。

現在、宇宙神代桜は、その母樹・山高神代桜(樹齢2000年、我国最古の桜)と同じ山梨県北杜市の実相寺境内にあります。

宇宙桜は、2010年5月に発芽、2019年現在、すでに7メートル級の堂々たる若木に成長しています。

宇宙桜の由来を示す看板

母樹に較べて、花はピンクが濃く、ややうつむき気味に咲きます。
花軸の付け根のところが、ひょうたんのようにくびれているのがエドヒガン系に共通した特徴です。

また、この宇宙桜は稀に六弁花をつけることがあります。
写真は、実相寺の住職さんが撮影したものです。

宇宙神代桜に稀に現れる6枚はなびら

何故この宇宙桜に6弁花が現れるのかは、わかっていません。宇宙飛行の影響なのかもしれませんが、実相寺の和尚さんは、もっと素敵な説明をしてくれます。

仏教の世界観では、六という数字は特別な意味を持ちます。
すなわち、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上という六つの世界を現しています。
もちろん宇宙桜と仏教の関係は分かりませんが、この桜がお寺から天上に旅立ち、またお寺に還ってきたことを考えると、なにかの巡り合わせがあるのかもしれませんね。
みなさんも、六弁花を探してみてはいかがでしょうか?

究極の7弁花?

宇宙桜守の三枝基治先生によると、さらに上をゆく(?)7弁花も見つかっているそうです。

ご参考に下記のサイトもご覧ください

北杜市観光ナビのサイト

実相寺のHP

母樹、山高神代桜は樹齢2000年と言われる我が国最古の桜で、その生命力は観る者を圧倒します。

渋谷!宇宙桜祭り

あの渋谷で、宇宙桜をテーマとしたイベントが開催されました
宇宙桜グランプリ

宇宙・桜・夢、、、そんな連相を自由にふくらませて「何でもあり」の作品公募が行われ、数百点の作品が寄せられました。絵画、漫画、音楽、舞踊、動画・・・これはもう貴重な平成文化遺産ともいえますね。

3月29日 渋谷区民文化ホール大和田さくらホールで表彰式&作品お披露目ステージが開催されました。

表彰式の様子
こどもたちも参加した素敵な紙芝居&演奏
イベント主催 KATSU佐藤さん(ラジオパーソナリティ)&すぎやまゆうこさん(漫画家)

渋谷の宇宙桜は、高知県佐川町から多摩商工会議所経由でやってきた「宇宙稚木の桜」(ワカキノサクラ)。昨年3月に植樹した時は高さ30cmでしたが、現在1.5mほどに育っています。

2018年3月の植樹祭の様子

地上最先端の情報発信地ともいえるSHIBUYA、
ここから宇宙桜は世界にその存在をアピールしてくれそうですね。

福島県知事を訪問しました

左から 長谷川洋一代表、三枝基治顧問(桜守)、内堀雅雄福島県知事、甚野源次郎顧問

2019年3月28日、ワンアースは内堀雅雄・福島県知事を表敬訪問し、きぼうの桜計画の進捗などを報告しました。

ワンアースの桜守である三枝基治顧問から福島県にと、南殿(なでん)桜の20年木の盆栽が贈呈されました。

また、きぼうの桜(宇宙桜)の主要な苗元である山梨県北杜市の渡辺英子市長からの親書も手渡されました。

ワンアースは福島、宮城、岩手三県を中心に、復興のための広域事業「きぼうの桜」を進めてまいります。

これまでの福島県関係の、きぼうの桜の主な進捗の様子