きぼうの桜贈呈、福島県双葉町と大熊町へ

東日本大震災・福島第一原発事故で大きな被害を受け、いまなお多くの困難を乗り越えて復興の歩みを続ける双葉町と大熊町の代表が、2024年2月14日、手を携えて北杜市を訪れ、きぼうの桜(宇宙神代桜)の苗の贈呈を受けました。

<開会の挨拶をする北杜市長の上村英司さん>

<苗を受け取る双葉町副町長・平岩邦弘さん>

<苗を受け取る大熊町副町長・新保隆志さん>

きぼうの桜事業は、東日本大震災以来、ワンアースが北杜市や仁淀川町など宇宙桜苗元の御理解と協力を得て進めている復興祈念事業。

宇宙神代桜は、2008年、北杜市・実相寺にある樹齢二千年の山高神代桜の種約120粒が国際宇宙ステーションへ8ヶ月半旅し、若田光一宇宙飛行士が地上に持ち帰った後、僅か2粒が発芽し育った稀少な「宇宙桜」の2世(実生)。これを東日本大震災復興と希望のシンボルとして自治体レベルで公式に贈呈するもの。

今回の贈呈は、福島第一原発が立地する双葉・大熊両町がそろって希望したもので、両町の復興を後押しするとともに、震災の記憶と教訓を千年先の子孫へ伝えてくれるにちがいありません。

<北杜市長に感謝状を渡す双葉町副町長・平岩邦弘さん>

<北杜市長に感謝状を渡す大熊町副町長・新保隆志さん>

<出席者集合写真>

*両町での植樹祭(御披露目)については、続報をお待ちください。

式典の後、両町訪問団は実相寺を訪れ、山高神代桜原木および宇宙神代桜を拝観しました。


<写真・樹齢2000年の山高神代桜


<写真・2010年に発芽し成長する宇宙神代桜の前で>