そこに故郷がある限り

2017年7月4日
ワンアース長谷川洋一代表は福島県大熊町、富岡町、浪江町を訪れ、各町長に「きぼうの桜」計画を提案、いずれも実施することが決まりました(事前調整をしていただいた元県議・甚野源次郎先生に謝意を捧げます)。



この3町は原発直近ということで、2011年以来ほとんどの住民が避難中です。
この春、浪江町と富岡町では、一部の地域で避難指示が解除され、住民の帰還が始まっています。大熊町はまだ帰還叶わず、会津若松市やいわき市に集団移住して苦しい闘いが続いています。

避難命令が解除されても、住民の帰還が進まないのには理由があります。
・生業の復活が難しい
・6年間も住んだ避難先が既に故郷になっている
などです。これらの課題は日を追うごとに深刻になっていきます。

ワンアースは帰還を推奨することはしません。住民のみなさんにはそれぞれの事情があるからです。
それでも、きぼうの桜を植え、帰還した皆さまに喜んでいただくとともに、新たな故郷の魅力創りに取り組んでいきます。

そこに故郷がある限り、きぼうの桜は咲くのです