仁淀ブルー、宇宙ひょうたん桜の故郷

2016年12月21日
高知県仁淀川町を訪問し、生産をお願いしている宇宙ひょうたん桜の苗を見せていただきました。


雨上がり 山霧晴れる ひょうたん桜

山岳風景を従えて、堂々たるシルエット。
ひょうたん桜の原木は、樹齢400-500年(正確なところは不明)。
日本を代表する巨桜のひとつで、高知県仁淀川町の「桜地区」にあります。
桜地区は、Googleマップやカーナビにもほとんど記載がない、素晴らしい仙境なのです。


この桜の種が宇宙フライトしたのは2008年、地球に帰還したのが2009年のことです。
宇宙を旅した200粒の種の中から、発芽したのはわずかに4粒。
現在、そのうち2本が現地で「公開」されています。


手前から宇宙ひょうたん桜と、珍しいひょうたん桜の枝垂れ子樹。
宝のような若木が並んでいます。


桜守の金尾大蔵先生
ひょうたん桜母樹の子樹を台木にして、宇宙桜を接ぎ木で育てていただいております。絶好の環境の中、10本あまりの宇宙桜苗は、ぐんぐん伸びて、既に高さは3メートル。嫁入りする日を心待ちにしています。


太陽と森と清流の仁淀川町
この地で育まれた名桜・宇宙ひょうたん桜は、きっと千年先まで希望のシンボルとして東北やその他の地域で咲き誇ることでしょう。


ワンアース長谷川代表 大石弘秋仁淀川町長 大野敏光前教育長